1985年11月2日付ビルボード All American Top40、この週も1位の交代がありました、これで4週連続の1位交代です、2位から上がって1位はStevie Wonderの"Part Time Lover"。Stevie Wonderですが、もちろん皆さんご存知のソウル界の、いや音楽界のスーパースター。デビューは60年代、早くも63年には"Fingertips – Part 2"が初めてのNo.1ヒット、その後も数多くのヒット曲を重ね、この曲でなんと9曲のNo.1、14曲目のTop3ヒットになりました。
2位は4位からアップ、Jan Hammerの"Miami Vice Theme"。Jan Hammerですが、チェコスロバキア出身のプロデューサー、ピアニスト、キーボードプレイヤー。テレビ番組『特捜刑事マイアミ・バイス』のテーマ曲のこの曲で初めてのTop40ヒットが4位まで上がってきました。
3位は1週のみの1位からダウン、Whitney Houstonの"Saving All My Love For You"。Whitney Houstonですが、もちろん皆さんご存知、数々の大ヒットを持つスーパースター、ソウル界のスーパー歌姫の記念すべきはじめてのNo.1です。Whitney Houston、最高位3位を記録した初ヒット"You Give Good Love"に続く2曲目のヒットです。
4位は5位からアップ、Tears For Fearsの"Head Over Heels"。イギリス出身のデュオTears For Fears、アメリカでの初ヒット"Everybody Wants to Rule the World"、続く"Shout"と、2曲連続の1位を記録、さらに続いてシングルカットされたこの曲で、3曲連続のTop5ヒットとなりました。
5位は3位からダウン、1週のみですが1位を記録、A-haの"Take On Me"。A-haですが、ノルウェー出身のポップバンド。この曲はデビューシングルで、もちろん初めてのNo.1ヒットになりました。
さて、今週も1位の交代がありましたので、今回の記事も1位の紹介です、Stevie Wonderの"Part Time Lover"。1位はこの1週間のみ、年間チャートは22位、年度の途中でしたので年間チャートこそ20位台でしたが、9曲目のNo.1ヒットとなりました。
Stevie Wonderですが、デビューは60年代前半、1962年にファーストアルバム『The Jazz Soul of Little Stevie』を発表します。このアルバムはインストゥルメンタルアルバムで、スティービーは1950年生まれですのでこの時まだ12歳、作曲や演奏も手掛ける、改めて天才ミュージシャンです。1963年に初のライブアルバム『Recorded Live: The 12 Year Old Genius』を発表、アルバム収録の"Fingertips – Part 2"がいきなりのNo.1を記録します。
その後も、切れ目なく大ヒット曲を積み重ね、1984年の10月に"I just called to say I love you"が1位となり、デュエット曲を含め8曲目のNo.1を記録します。詳しくはこちらの記事をご参照ください→→→
そしてこの曲"Part-Time Lover"で、なんと通算9曲目のNo.1ヒットとなりました。
この曲は彼の20枚目のスタジオアルバム『In Square Circle』からのファーストシングルカット曲、作詞、作曲、プロデュースももちろんスティービー自身です。さらにこの曲、演奏もスティービー自身が担当しています。ドラムスとシンセサイザーです。
ボーカルには有名人がたくさん入っています。その中でも目立っているのがLuther Vandross、かなりの部分を一緒に歌っていますね。他にもEarth Wind & FireのPhilip Bailey、Syreeta(1979年のヒット、Billy Prestonとのデュエット曲の"With You I'm Born Again"で有名です)、さらにはNaked EyesのPeter Byrne もバックボーカルに参加しています。
アルバム『In Square Circle』ですが、こちらもプロデュースはもちろんスティービー自身。演奏も、ピアノ、シンセサイザー、ドラムス、パーカッションと、沢山の楽器をスティービーが演奏しています。曲を作ったのもすべて彼自身ですので、やっぱり天才ミュージシャンとは彼のことを言うのでしょう。
この曲の前のシングルNo.1ヒット"I just called to say I love you"が収録されていたのはアルバム『The Woman in Red』でしたが、このアルバムはサントラ盤でした。その前のNo.1ヒット"Ebony and Ivory"もポール・マッカートニーのアルバムに収録されていた曲ですので、『Songs in the Key of Life』"Sir Duke"以来となるオリジナルアルバムからのNo.1ヒットとなります。
アルバム『In Square Circle』ですが、『Songs in the Key of Life』以来の名盤と言っていいかもしれません。"Part-Time Lover"の他にも素晴らしい曲満載のアルバムでありました。
今週 先週 song / artist
1 2 PART TIME LOVER / STEVIE WONDER
2 4 MIAMI VICE THEME / JAN HAMMER
3 1 SAVING ALL MY LOVE FOR YOU / WHITNEY HOUSTON
4 5 HEAD OVER HEELS / TEARS FOR FEARS
5 3 TAKE ON ME / A-HA
6 10 YOU BELONG TO THE CITY / GLENN FREY
7 13 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
8 8 FORTRESS AROUND YOUR HEART / STING
9 11 LOVIN' EVERY MINUTE OF IT / LOVERBOY
10 16 BE NEAR ME / ABC
11 6 OH SHEILA / READY FOR THE WORLD
12 7 LONELY OL' NIGHT / JOHN COUGAR MELLENCAMP
13 14 I'M GONNA TEAR YOUR PLAYHOUSE DOWN / PAUL YOUNG
14 17 ONE NIGHT LOVE AFFAIR / BRYAN ADAMS
15 20 SEPARATE LIVES (THEME FROM WHITE NIGHTS) / PHIL COLLINS & MARILYN MARTIN
16 18 YOU ARE MY LADY / FREDDIE JACKSON
17 23 NEVER / HEART
18 19 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
19 9 I'M GOIN' DOWN / BRUCE SPRINGSTEEN
20 27 BROKEN WINGS / MR. MISTER
21 25 WHO'S ZOOMIN' WHO / ARETHA FRANKLIN
22 24 LOVE THEME FROM ST. ELMO'S FIRE / DAVID FOSTER
23 21 AND WE DANCED / HOOTERS
24 12 MONEY FOR NOTHING / DIRE STRAITS
25 22 SUNSET GRILL / DON HENLEY
26 29 BOY IN THE BOX / COREY HART
27 31 ONE OF THE LIVING / TINA TURNER
28 30 SO IN LOVE / ORCHESTRAL MANOEUVRES
29 15 DANCING IN THE STREET / MICK JAGGER & DAVID BOWIE
30 34 SOUL KISS / OLIVIA NEWTON-JOHN
31 35 PERFECT WAY / SCRITTI POLITTI
32 36 SLEEPING BAG / ZZ TOP
33 38 ALIVE & KICKING / SIMPLE MINDS
34 37 THE NIGHT IS STILL YOUNG / BILLY JOEL
35 46 ELECTION DAY / ARCADIA
36 40 I MISS YOU / KLYMAXX
37 39 GIRLS ARE MORE FUN / RAY PARKER JR.
38 26 CHERISH / KOOL & THE GANG
39 45 SISTERS ARE DOIN' IT FOR THEMSELVES / EURYTHMICS AND ARETHA FRANKLIN
40 53 WRAP HER UP / ELTON JOHN
2位は4位からアップ、Jan Hammerの"Miami Vice Theme"。Jan Hammerですが、チェコスロバキア出身のプロデューサー、ピアニスト、キーボードプレイヤー。テレビ番組『特捜刑事マイアミ・バイス』のテーマ曲のこの曲で初めてのTop40ヒットが4位まで上がってきました。
3位は1週のみの1位からダウン、Whitney Houstonの"Saving All My Love For You"。Whitney Houstonですが、もちろん皆さんご存知、数々の大ヒットを持つスーパースター、ソウル界のスーパー歌姫の記念すべきはじめてのNo.1です。Whitney Houston、最高位3位を記録した初ヒット"You Give Good Love"に続く2曲目のヒットです。
4位は5位からアップ、Tears For Fearsの"Head Over Heels"。イギリス出身のデュオTears For Fears、アメリカでの初ヒット"Everybody Wants to Rule the World"、続く"Shout"と、2曲連続の1位を記録、さらに続いてシングルカットされたこの曲で、3曲連続のTop5ヒットとなりました。
5位は3位からダウン、1週のみですが1位を記録、A-haの"Take On Me"。A-haですが、ノルウェー出身のポップバンド。この曲はデビューシングルで、もちろん初めてのNo.1ヒットになりました。
さて、今週も1位の交代がありましたので、今回の記事も1位の紹介です、Stevie Wonderの"Part Time Lover"。1位はこの1週間のみ、年間チャートは22位、年度の途中でしたので年間チャートこそ20位台でしたが、9曲目のNo.1ヒットとなりました。
Stevie Wonderですが、デビューは60年代前半、1962年にファーストアルバム『The Jazz Soul of Little Stevie』を発表します。このアルバムはインストゥルメンタルアルバムで、スティービーは1950年生まれですのでこの時まだ12歳、作曲や演奏も手掛ける、改めて天才ミュージシャンです。1963年に初のライブアルバム『Recorded Live: The 12 Year Old Genius』を発表、アルバム収録の"Fingertips – Part 2"がいきなりのNo.1を記録します。
その後も、切れ目なく大ヒット曲を積み重ね、1984年の10月に"I just called to say I love you"が1位となり、デュエット曲を含め8曲目のNo.1を記録します。詳しくはこちらの記事をご参照ください→→→
そしてこの曲"Part-Time Lover"で、なんと通算9曲目のNo.1ヒットとなりました。
この曲は彼の20枚目のスタジオアルバム『In Square Circle』からのファーストシングルカット曲、作詞、作曲、プロデュースももちろんスティービー自身です。さらにこの曲、演奏もスティービー自身が担当しています。ドラムスとシンセサイザーです。
ボーカルには有名人がたくさん入っています。その中でも目立っているのがLuther Vandross、かなりの部分を一緒に歌っていますね。他にもEarth Wind & FireのPhilip Bailey、Syreeta(1979年のヒット、Billy Prestonとのデュエット曲の"With You I'm Born Again"で有名です)、さらにはNaked EyesのPeter Byrne もバックボーカルに参加しています。
アルバム『In Square Circle』ですが、こちらもプロデュースはもちろんスティービー自身。演奏も、ピアノ、シンセサイザー、ドラムス、パーカッションと、沢山の楽器をスティービーが演奏しています。曲を作ったのもすべて彼自身ですので、やっぱり天才ミュージシャンとは彼のことを言うのでしょう。
この曲の前のシングルNo.1ヒット"I just called to say I love you"が収録されていたのはアルバム『The Woman in Red』でしたが、このアルバムはサントラ盤でした。その前のNo.1ヒット"Ebony and Ivory"もポール・マッカートニーのアルバムに収録されていた曲ですので、『Songs in the Key of Life』"Sir Duke"以来となるオリジナルアルバムからのNo.1ヒットとなります。
アルバム『In Square Circle』ですが、『Songs in the Key of Life』以来の名盤と言っていいかもしれません。"Part-Time Lover"の他にも素晴らしい曲満載のアルバムでありました。
今週 先週 song / artist
1 2 PART TIME LOVER / STEVIE WONDER
2 4 MIAMI VICE THEME / JAN HAMMER
3 1 SAVING ALL MY LOVE FOR YOU / WHITNEY HOUSTON
4 5 HEAD OVER HEELS / TEARS FOR FEARS
5 3 TAKE ON ME / A-HA
6 10 YOU BELONG TO THE CITY / GLENN FREY
7 13 WE BUILT THIS CITY / STARSHIP
8 8 FORTRESS AROUND YOUR HEART / STING
9 11 LOVIN' EVERY MINUTE OF IT / LOVERBOY
10 16 BE NEAR ME / ABC
11 6 OH SHEILA / READY FOR THE WORLD
12 7 LONELY OL' NIGHT / JOHN COUGAR MELLENCAMP
13 14 I'M GONNA TEAR YOUR PLAYHOUSE DOWN / PAUL YOUNG
14 17 ONE NIGHT LOVE AFFAIR / BRYAN ADAMS
15 20 SEPARATE LIVES (THEME FROM WHITE NIGHTS) / PHIL COLLINS & MARILYN MARTIN
16 18 YOU ARE MY LADY / FREDDIE JACKSON
17 23 NEVER / HEART
18 19 LAY YOUR HANDS ON ME / THOMPSON TWINS
19 9 I'M GOIN' DOWN / BRUCE SPRINGSTEEN
20 27 BROKEN WINGS / MR. MISTER
21 25 WHO'S ZOOMIN' WHO / ARETHA FRANKLIN
22 24 LOVE THEME FROM ST. ELMO'S FIRE / DAVID FOSTER
23 21 AND WE DANCED / HOOTERS
24 12 MONEY FOR NOTHING / DIRE STRAITS
25 22 SUNSET GRILL / DON HENLEY
26 29 BOY IN THE BOX / COREY HART
27 31 ONE OF THE LIVING / TINA TURNER
28 30 SO IN LOVE / ORCHESTRAL MANOEUVRES
29 15 DANCING IN THE STREET / MICK JAGGER & DAVID BOWIE
30 34 SOUL KISS / OLIVIA NEWTON-JOHN
31 35 PERFECT WAY / SCRITTI POLITTI
32 36 SLEEPING BAG / ZZ TOP
33 38 ALIVE & KICKING / SIMPLE MINDS
34 37 THE NIGHT IS STILL YOUNG / BILLY JOEL
35 46 ELECTION DAY / ARCADIA
36 40 I MISS YOU / KLYMAXX
37 39 GIRLS ARE MORE FUN / RAY PARKER JR.
38 26 CHERISH / KOOL & THE GANG
39 45 SISTERS ARE DOIN' IT FOR THEMSELVES / EURYTHMICS AND ARETHA FRANKLIN
40 53 WRAP HER UP / ELTON JOHN
早い時期からから色々な機材を導入し80年代前半は最も成功した時期だったと思います。
アルバムも72年「Talking Book」3位に始まり85年「In Square Circle」までビルボードトップ10を維持してましたが、翌年からマイケルとプリンスらにトップ10を明け渡し時期的に世代交代でした。またこの頃のモータウンにはダイアナロス、ジャクソン5らの人気アーティストもいなく1人でよく頑張っていたと思います。
このアルバムも「オーバージョイド」他素晴らしい楽曲が揃ってますがアルバムチャート5位でしたね。
当時後楽園球場?のライブだったかをTVで見た記憶があります。
そうでした、アルバムではずっとTop5位内を続けていましたね。数えたら8枚連続でした。10年以上、偉大な記録ですね。
ホントこのアルバムは名曲満載の素晴らしいアルバムでした。
「恋はあせらず」「マンイーター」とイントロのリズムは似ている曲がいっぱい!でもスティーヴィーがパクるわけはなく、これがモータウンビートっていうリズムなんですね!
歌詞はヤバいです。もう出だしから「電話をかけ 1度だけ鳴らしたら、切るんだよ…」と不倫相手からの電話の合図の打ち合わせです(-_-;)。でも最後には…この曲の物語にはオチがあるので、それは知っておいた方がこの曲の“面白さ“がわかります。こわ〜いオチですが…。
しかし私は願書出していながら、金曜番に食べた刺身が当たったのか、翌朝から熱とゲイリー・ケンプでありまして、試験辞退となりました。
いやー、国立なんか無理無理
(ヾノ・∀・`)ムリッス
と、自身の能力は分かっていたけど、せめて英語だけは受けたかったなー、ところが日曜の朝刊見たら、あれ?スクエアってなんだっけ?でありますた。
コイツはラッキー、学校で習わなかった単語は、3年間のポップスか、その5年前のプロレスからで補っていた私はスクエアも知らず、あやうく大恥をかくところでありました。
受験仲間からは「敵前逃亡ヤロー」「チッキン」と呼ばれましたが卒業まではひと月であり、定着しませんでしたよ。
いやースティービーのこれがあと4年早く出ていたらcircleはレコード盤、squareはアルバムだと分かっていたのになあ。
そういやNEXTの「となり」も知らなかったし、全然でありましたな、いやはや。
ではパートタイマーLOVEはまた明日、よろしくお願いいたします。
そうですか、Stevieのオリジナルアルバムからの№1ヒットは♪Sir Duke♪以来でしたか。
久しぶりですね。
ちょうど僕はヒットチャートを聴き始めた頃です。
♪Master Bluster♪や♪That Girl♪はCASH BOXのみの№1だったんですね。
Motown独特のリズムで始まる曲ですが、今でもこのリズムの曲は耳にします。
さすがMotownです。
モータウンサウンドそのものでしたか。分からずに「おっ!今回のスティービーはポップだな」としか思わなかったですねー。
しかも陳腐な感じもしたポップさ、しかし曲自体は私好みのクサクサ系でしたので結構好きだし、カラオケもやたらこれを歌っておりました、しんどいけど。
そしてなんですか、モロに援助交際ソングだったとは!フィリピンの人たちも教えてくれればいいのに!必死な泣きそうな顔で歌ったのに。
でもまあ曲で惚れるタイプの私には嬉しい一曲でした、年始のLOVEライトinフライトのほうがさらに好きでしたけどこちらはあんま売れなくて残念ですた。
( ´△`) アヘー
「マンイーター」確かに似てますね(笑)
「I Just Called to Say I Love You」はスティーヴィーの中でも大ヒット曲ですが、元々ブレッド&バターに送った「特別な気持ち」という曲でただサントラに使用するため一旦返したらしいとか!~色々ありますね(笑)
ジェフベックの時も「迷信」を送ったのに自身のアルバムに入れて一悶着ありましたし(笑)
ブレッド&バターはyoutubeで聴けます。
そっかー、「恋はあせらず」ですね。「マンイーター」はなるほどと思いましたが、聞いてみると「恋はあせらず」の方もよく似ていました。イントロからノリノリのビートがたまりませんです。
いやー、歌詞、良いですね。とっても刺激的な歌詞でありました。
「共通一次」といえば、私は「共通一次」元年という年でした。その時のこと、全く覚えていませんです。
大事な日に災難でした。