ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

1981年1月17日付 ビルボード 全米 Top40 Pat Benatar - Hit Me With Your Best Shot

2017-01-13 22:29:45 | 1981年ビルボードTop40
1981年1月17日付ビルボード All American Top40、休みの週を入れてこれで4週目の1位、John Lennonの"(Just Like) Starting Over"。ジョン・レノン、1980年12月8日に自宅で撃たれて亡くなって3週間後にNo.1を記録した大ヒットです。"Whatever Gets You Thru The Night"「真夜中を突っ走れ」以来のNo.1となりました。

この週は新年ということもあり、チャートの動きが少ない週で、1位から9位まで同順位でした。
2位はNeil Diamondの"Love On The Rocks"。Neil Diamond、60年代から活躍して数多くのTop40ヒットを持っていますが、70年代中ごろから大ヒットが途切れて久しぶりのTop3ヒットとなりました。
3位はBarbra Streisand & Barry Gibbの"Guilty"。Barbra & Barry Gibbのコンビで10月25日から3週間連続の1位を記録した"Woman in Love"に続く大ヒットとなりました。
4位はBlondieの"The Tide Is High"。原曲はジャマイカのグループの歌。様々な音楽を取り入れるブロンディ、この曲でレゲエに挑戦です。
5位はBruce Springsteenの"Hungry Heart"。Bruce Springsteen、アルバムは大ヒットをしますがシングルはなかなかヒットしない彼ですが、この曲で初めてのTop5入りです。

この週16位はPat Benatarの"Hit Me With Your Best Shot"邦題は「強気で愛して」。最高位は1980年12月20日から3週間連続の9位、年間チャートは46位の大ヒットなりました。
パット・ベネター、1970年代中頃から活動していましたが"Heartbreaker"で一気にブレイク、この曲はその"Heartbreaker"(年間チャート83位)を上回るヒットとなりました。
アルバム「 Crimes of Passion (邦題:危険な恋人)」収録曲、ストレートでエネルギッシュなロック、でもメロディアスなところもある曲は聞きやすく、覚えやすい、そこに彼女の力強くセクシーな歌が加わってます。"Heartbreaker"上回るパワフルなギターワークもカッコよい!


今週 先週 song / artist
1 1 JUST LIKE STARTING OVER / JOHN LENNON
2 2 LOVE ON THE ROCKS / NEIL DIAMOND
3 3 GUILTY / BARBRA STREISAND & BARRY GIBB
4 4 THE TIDE IS HIGH / BLONDIE
5 5 HUNGRY HEART / BRUCE SPRINGSTEEN
6 6 EVERY WOMAN IN THE WORLD / AIR SUPPLY
7 7 PASSION / ROD STEWART
8 8 TELL IT LIKE IT IS / HEART
9 9 LADY / KENNY ROGERS
10 11 DE DO DO DO, DE DA DA DA / POLICE
11 13 IT'S MY TURN / DIANA ROSS
12 15 I LOVE A RAINY NIGHT / EDDIE RABBITT
13 14 I MADE IT THROUGH THE RAIN / BARRY MANILOW
14 16 CELEBRATION / KOOL & THE GANG
15 17 HEY NINETEEN / STEELY DAN
16 12 HIT ME WITH YOUR BEST SHOT / PAT BENATAR
17 10 MORE THAN I CAN SAY / LEO SAYER
18 19 TIME IS TIME / ANDY GIBB
19 22 GIVING IT UP FOR LOVE / DELBERT MCCLINTON
20 21 SUDDENLY / OLIVIA NEWTON-JOHN & CLIFF RICHARD
21 25 MISS SUN / BOZ SCAGGS
22 26 9 TO 5 / DOLLY PARTON
23 27 TOGETHER / TIERRA
24 24 ONE STEP CLOSER / DOOBIE BROTHERS
25 30 THE WINNER TAKES IT ALL / ABBA
26 31 SAME OLD LANG SYNE / DAN FOGELBERG
27 18 MASTER BLASTER / STEVIE WONDER
28 34 KEEP ON LOVING YOU / REO SPEEDWAGON
29 35 SEVEN BRIDGES ROAD / EAGLES
30 20 ANOTHER ONE BITES THE DUST / QUEEN
31 28 WOMAN IN LOVE / BARBRA STREISAND
32 49 I AIN'T GONNA STAND FOR IT / STEVIE WONDER
33 37 COLD LOVE / DONNA SUMMER
34 38 KILLIN' TIME / FRED KNOBLOCK & SUSAN ANTON
35 40 HEARTBREAK HOTEL / JACKSONS
36 - WOMAN / JOHN LENNON
37 39 HE CAN'T LOVE YOU / MICHAEL STANLEY BAND
38 23 EVERYBODY'S GOT TO LEARN SOMETIME / KORGIS
39 41 MY MOTHER'S EYES / BETTE MIDLER
40 43 I NEED YOUR LOVIN' / TEENA MARIE

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (太ったボンジョビ( `_ゝ´))
2019-09-07 23:51:17
うーんベネター日本ではトップな扱いはなかったですねー。
顔も強気だったからかな?
81年にはリンダ以来?久々の女性ソロアルバムNo.1を記録したのにそのあとすぐのアイツに軽くNo.1になられちゃうし。
日本ではハートブレイカーのカコヨサは知られていても、シンガーは葛城ユキだし。
暗黒の子供達なんか最高のfemaleダークロックナンバーなのにイマイチ知られてないし。
私は82年末のゲットナーバスを買ったものの「別に借りたくないし…」と言われたし。
ちなこの曲はやはり好きではないなあ。
ブログ本編ではいま83年9月なんですが、あと2ヶ月あのイイ曲を待ちましょうか。
(*`・ω・) ハレルハレー♪
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女性ソロ (星船)
2019-09-08 20:39:54
太ったボンジョビさんこんばんは。
パット・ベネターは日本で人気が出そうなアーチストではありますが、そういえばあんまり話題にはならなかったですね。カッコイイ曲たくさんあるんですけどなんででしょうか。
1週間だけですが、『Precious Time』1位になって良かったです。アメリカでも女性ソロアーチストはシングルは売れるのですがアルバムは1位になりにくいところはありました。
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