ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1977年 Billboard Top40 3月19日付 アル・スチュワート「イヤー・オブ・ザ・キャット」

2013-03-20 16:05:49 | 1977年ビルボードTop40
1977年Billboardヒットチャート3月19日付、3週目の1位、大ヒットとなりました、Barbra Streisandの"Love Theme From 'A Star Is Born' (Evergreen)"。

2位は上が強く残念ながら☆が消えてしまいました、Steve Miller Bandの"Fly Like An Eagle"。
3位は8位からジャンプアップ、Hall & Oatesの"Rich Girl"。
4位は前週と変わらず、Bob Segerの"Night Moves"。
5位は6位からアップ、ジリジリと上昇してTop5入り、ABBAの"Dancing Queen"。

この週26位は8位から大きくダウン、Al Stewartの"Year of the Cat"。最高位は3月5日と12日の8位。
アル・スチュワート、イギリス出身のシンガーソングライターで、イギリスでデビュー後、フォーク系の曲でイギリスでは人気がありましたが、アメリカではこの曲が初めてのヒット。
この曲のプロデュースはなんとあのアラン・パーソンズで、アルバムヴァージョンは6分を超える大作、イントロのピアノからアル・スチュワートの哀愁を帯びた声、ストリングスと途中のアコースティックとエレキのギターソロ、そして終盤のサックスと、実に奥が深い名曲です。日本ではあまりヒットせず知られていませんが、この時代を代表する素晴らしい曲なのです。動画では途中のアコースティックギターソロがエレキに代わっていますが、是非聴いてみてください。


今週 先週 song / artist
1 1 LOVE THME FROM A STAR IS BORN (EVERGREEN) / BARBRA STREISAND
2 2 FLY LIKE AN EAGLE / STEVE MILLER BAND
3 9 RICH GIRL / DARYL HALL & JOHN OATES
4 4 NIGHT MOVES / BOB SEGER
5 6 DANCING QUEEN / ABBA
6 3 I LIKE DREAMIN' / KENNY NOLAN
7 7 TORN BETWEEN TWO LOVERS / MARY MACGREGOR
8 17 DON'T GIVE UP ON US / DAVID SOUL
9 11 DON'T LEAVE ME THIS WAY / THELMA HOUSTON
10 10 GO YOUR OWN WAY / FLEETWOOD MAC
11 13 THE THINGS WE DO FOR LOVE / 10CC
12 12 BOOGIE CHILD / BEE GEES
13 15 MAYBE I'M AMAZED / WINGS
14 20 I'VE GOT LOVE ON MY MIND / NATALIE COLE
15 16 CARRY ON WAYWARD SON / KANSAS
16 21 SO IN TO YOU / ATLANTA RHYTHM SECTION
17 19 SAY YOU'LL STAY UNTIL TOMORROW / TOM JONES
18 5 BLINDED BY THE LIGHT / MANFRED MANN'S EARTH BAND
19 35 HOTEL CALIFORNIA / EAGLES
20 24 CRACKERBOX PALACE / GEORGE HARRISON
21 30 SOUTHERN NIGHTS / GLEN CAMPBELL
22 22 LONG TIME / BOSTON
23 27 HERE COME THOSE TEARS AGAIN / JACKSON BROWNE
24 26 SAM / OLIVIA NEWTON-JOHN
25 29 RIGHT TIME OF THE NIGHT / JENNIFER WARNES
26 8 YEAR OF THE CAT / AL STEWART
27 14 NEW KID IN TOWN / EAGLES
28 33 DO YA / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
29 31 THE FIRST CUT IS THE DEEPEST / ROD STEWART
30 34 FREE / DENIECE WILLIAMS
31 18 WEEKEND IN NEW ENGLAND / BARRY MANILOW
32 36 GLORIA / ENCHANTMENT
33 40 TRYIN' TO LOVE TWO / WILLIAM BELL
34 37 DISCO LUCY / WILTON PLACE STREET BAND
35 39 AT MIDNIGHT / RUFUS
36 23 ENJOY YOURSELF / JACKSONS
37 72 LIDO SHUFFLE / BOZ SCAGGS
38 42 ALL STRUNG OUT ON YOU / JOHN TRAVOLTA
39 41 SPRING RAIN / SILVETTI
40 50 I WANNA GET NEXT TO YOU / ROSE ROYCE

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Al Stewart (MKK)
2013-03-21 20:37:21
Al Stewartの"Year of the Cat"懐かしいですね。アル・スチュワートは誰にも似ていない独特の声と曲調で印象に残っています。またアルバムジャケットが印象的でした。この曲の作者でキーボードのPeter Wood、ギターのTim Renwickは後にピンク・フロイドのアルバムやライブで参加してます。2ndシングル"On The Border"(最高位42位)も哀愁を帯びたラテン調な曲でいいです。アラン・パーソンズは70年代はアイドル系バンド「パイロット」のファーストアルバムをプロデュース、多才ですね。
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Al Stewart (星船)
2013-03-23 23:05:30
Al Stewartの"On The Border"聴きました。
いかにもアラン・パーソンズのプロデュースといった感じの良い曲ですね。
それにしてもアル・スチュワート、MKKさんのおっしゃるとおり独特の声で良い曲がたくさんあります。
P.S.mou→星船に替えました。
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Al Stewart (ハーマイお兄ちゃん)
2013-03-27 12:29:44
はじめまして。50歳を過ぎてギターを習い始めました。今楽しくて楽しくてしょうがないんです。シルバーの恋のバンシャガランのコードを探してるときにあなたのブログを拝見しました。なんか感性が似ている気がします(笑)私が聞いていた懐かしい曲たちがいっぱいですごく嬉しい。こんな友達が身近にいてくれたらなあって思いました。私は70年の万博のころにS and Gあたりから聞き始め今でいうアダルトコンテンポラリー(当時はソフト&メロウ)を中心に聞いていました。特に男性Duoが好きだったんです。これからも楽しみにしています。
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Al Stewart (星船)
2013-03-28 00:12:48
ハーマイお兄ちゃんさんコメントありがとうございます。
シルバーの恋のバンシャガラン、良い曲ですよねぇ。私も大好きです。
私はハーマイお兄ちゃんさんよりももうちょっとあとの75年、イーグルスの「呪われた夜」や「キラー・クイーン」の頃から洋楽を聴き始めました。
これからもガンバって70年代の洋楽について書いていきますのでよろしくお願いします。
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