ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

コック・ロビン Cock Robin - When Your Heart Is Weak(1985年の洋楽 Part34)

2021-09-02 20:42:53 | '85年洋楽
1985年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart34はCock Robinの"When Your Heart Is Weak"。最高位は8月31日付の1週のみの第35位。年間チャートは圏外でした。久しぶりのレア曲の紹介の週になります。

Cock Robinですが、私も詳しくは分からないですが、アメリカロサンジェルス出身の4人組ポップ・ロックグループ。
グループ名の「Cock Robin」は、鳥の名前ですが、ウィキペディアによると、このバンド名は、17世紀に作られた物語「The Marriage of Cock Robin and Jenny Wren」にちなんでつけられたとのことです。

バンドは、ソングライターで、リードボーカルのPeter Kingsberyを中心に1982年頃結成、ファーストアルバム『Cock Robin』はその3年後の1985年にリリースされます。リードボーカルのPeter Kingsberyに、もう一人の女性ボーカルでキーボードのAnna LaCazioの、男女2枚のボーカルが特徴です。

この曲"When Your Heart Is Weak"はそのファーストアルバムからのデビューシングル。
曲は、この時に売れていた、コーリー・ハートっぽいところもあり、売れるんじゃあないかと思っていましたが、残念ながらいまいちのヒットでした。

全米ではこの曲のヒットだけで、ファーストアルバムもアルバムチャート最高位61位に終わります。その後、90年に活動を停止するまで、アルバムを通算3枚出したようですが、シングル、アルバムとも全米チャートではほとんどヒットしませんで、「ちょっとだけ一発屋」に終わってしまいました。


こちらがセカンドシングル"The Promise You Made"で、女性ボーカルのAnna LaCazioがかなりの部分リードボーカルをとっています。この曲はヨーロッパ各国でかなりのヒットになりました。ファーストシングルでは、Anna LaCazioがPVに出てくるだけで声が聞こえてきませんですが、この曲では目立っていますし、彼女のボーカルにより、明るい曲になって、こちらを先に出せばもっとヒットになったのかもしれません。


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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
意表をつかれた (hannah)
2021-09-02 21:47:17
星船さん、こんばんは。
Cock Robin、最高位35位の曲。まったく意表をつかれました。
曲は聴いたことなくても、アーティスト名か曲名はおぼえているのですが、この曲はまったく記憶にありません。
最高位30位台の曲は、有名アーティストの何曲目かのシングルの場合は覚えているのですが、アーティストも初めての場合は、記憶の彼方の場合が多いです。
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Unknown (太ったボンジョビ ( ´□` ))
2021-09-02 22:24:58
うーん、バナーさん潰し、太っちょ殺し…なんでかイヤな予感は今年はよく当たるなー。勘弁してくさい。
初っぱなウィキッドゲーム(91年)みたく感じましたが、うーん入ってこないス。
ボーカルも紅一点も美形、てな訳でもなく、やっぱりそれでもリクエストコーナーではかかってたんですかね?
私もアーチスト名、曲名、曲やフレーズ、みなわからなかったので、ボロ負けであります。🏳️
この週だとリサリサのも曲は知らないなあ。
地元でMTVやってくれていたら知っていたかも、てな感じです。
いやーこらえてつかーさい。(広島弁)
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日本タイトル「心のときめき」で、アルバム名は… (音時)
2021-09-02 23:23:21
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/30348282.html
アルバム名は「ロビンの誘惑」だそうです…(^_^;)。
女性ボーカルのアンナ・ラカッツィオはイタリアと中国のハーフの方で、やっぱり彼女が絡んでくると唯一無二のグループのように感じますね。その意味では星船さんと同様に“The Promise You Made”の方がコック・ロビンらしいと言えそうです。
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Unknown (ハリジョージスン)
2021-09-03 00:33:38
おお!コックロビン!なんとニッチな!「When your heart is weak」は結構好きでしたね。ミディアムテンポで少しスペーシーなアレンジのバラード、好みなんですよ。アルバムはレンタルしてカセットにダビングして長らく所有してました。「The promise you made」は、ほとんど覚えてません。また他の曲は全く印象残ってません。「When your heart~」しか聴いてなかったなぁ。このバンドを知っている人は、ほとんどいないんじゃないかな~。ルックスもイマイチあか抜けてないし。後々、日本編集の色んなミュージシャンのバラード曲集のCDに「When your heart~」が収録されているのを見たことありました。一発屋のイメージ強いですね。
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Unknown (blackmore1207)
2021-09-03 14:41:08
こんばんは。
聴きましたがこんなバンドいたんですね!当時日本ではどの位ラジオで掛かったのでしょうか?
調べてみるとプロデュースはプログレでお馴染みのスティーブヒレッジ(ゴングのギター)でMr.ミスター?みたいな感じかなと思い、ストリーミングで聴いてみると全くプログレさはありませんでした。
かなりPOPでa-haみたいな曲もあり良かったです。おっしゃる通り2ndシングルのほうが良いですね!
この頃は周りが強力過ぎて厳しかったのかも知れないですね。
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Unknown (ハリジョージスン)
2021-09-03 18:18:24
こんにちは。blackmoreさん、アルバムプロデュースはゴングのスティーブ・ヒレッジでしたか!全然覚えてなかったです。スティーブの70年代後半のソロアルバム、ポップでスペーシーなサウンドで大好きでした。なんか改めて興味沸いてきました。アルバム、チェックしてみよう!
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セカンドシングル (星船)
2021-09-03 20:11:31
hannahさんこんばんは。
Cock Robinはですね、名前が特徴的なのでよく覚えていました。でも曲となると、だいぶあやふやです。
すごく特徴のある曲ではなかったですね。セカンドシングルの方が、男女ボーカルでいい曲だったと思います。
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リクエストコーナーでは? (星船)
2021-09-03 20:15:46
太ったボンジョビさんこんばんは。
ウッフッフ^^太ボンジョビさんもやっぱり知らなかったですか!?
私はですね、名前は憶えていましたです。でもカセットには録音されていなかったですよ。リクエストコーナーでも流さなかったでしょうか?MP3音源は友人からもらっていましたので、曲はよく聴きました。
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Unknown (blackmore1207)
2021-09-03 20:22:45
ハリジョージスンさん、こんばんは。
星船さん、すみません(掲示になって)
ヒレッジがプロデュースなんですが全くプログレ感はありません(笑)どちらかというと英国風のPOPかなと思います。
ヒレッジプロデュース作ではシンプルマインズの81年アルバム「Sons and Fascination」のほうがデペッシュモードぽくプログレ感が残っていると思います。ご参考までに。
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アンナ・ラカッツィオは (星船)
2021-09-03 20:23:12
音時さんこんばんは。
「ロビンの誘惑」ですか!意味不明ですね。そもそも日本でアルバムが発売されていたっていうのも驚きでした。
アンナ・ラカッツィオ、イタリアと中国のハーフなのですか。この方、なかなか良いですよね。踊りながら歌っているところがやけにキュートです。セカンドシングルをしっかり売ればよかったのに。
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