ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

Dionne Warwick & Luther Vandross - How Many Times Can We Say Goodbye(1983年の洋楽 Part42)

2019-11-22 00:13:49 | '83年洋楽
1983年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart42はDionne Warwick & Luther Vandrossの"How Many Times Can We Say Goodbye"。邦題は「さよならは一度だけ」。
最高位は11月12日と19日の2週間の27位。年間チャートは残念ながら圏外でした。

この1983年11月のビルボードチャート、2曲のソウル大物シュエットソングがチャートインしていました。両曲とも名曲でした。そのうちの1曲がこの曲です。

まずはDionne Warwick、ソウルの大物女性シンガーですよね、デビューは1960年代前半、初めてのヒットは1962年に最高位21位を記録した"Don't Make Me Over"です。
その後、60年代からずっと、コンスタントにヒットを生み出します。中でも、The Spinnersと組んで出した"Then Came You"が1974年についにNo.1を記録します。
1979年にバリー・マニロウのプロデュースで1979年に最高位5位を記録した"I'll Never Love This Way Again"は素晴らしい曲、名曲でした。

次にLuther Vandross、Dionne Warwickよりも11歳年下で、デビューは1976年。ソウル歌手でもあり、プロデューサー、ソングライターとしても有名ですね。
初めてのアルバムは1981年にリリースした『Never Too Much』でアルバムもレギュラーチャートで19位、R&BチャートではいきなりNo.1を記録する大ヒット。そのアルバムからのシングル"Never Too Much"は最高位33位を記録します。

そのDionne WarwickとLuther Vandrossが出会って作成されたアルバムが『How Many Times Can We Say Goodbye』。
Dionne Warwickのアルバムで、Luther Vandrossがプロデュースを務めています。Luther Vandrossはソングライターとしてもアルバムの中の曲を手掛けています。

この曲"How Many Times Can We Say Goodbye"の作者はSteve Goldman。
この曲はLuther Vandrossのアルバム『Busy Body』にも収録されています。デュエット両者のアルバムに収録されているってあんまりないんじゃないでしょうか。
もちろん二人とも文句なくの名ボーカリスト、その二人が美しいメロディのソウルバラードを歌う、まさに名曲です。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (太ったボンジョビ( `_´))
2019-11-22 07:03:27
のはよーございました
今回はしっとり系でしたか、しかし私はこの曲録り漏らしでありました
聴いてみてやはり知らなかったし、当時もチャート見ながら
「ディオンヌ忙しいなあ」と思っていただけで、だからルーサーは3年後のギミザリーゾンまで存じませんでしたよ
そのまま放っておいてしまいました
だって下位には大物の新譜が続々と…そりゃそっちに行きますよね?
ただ、黒いデュエットがもう1曲居ますよね?
こちらは曲もチャートの動きも気になった、ワタシなりのgoodソングであります
やはりネチネチしていて欲しいですよね?
c(>〇<。) エンノーバーレッ
ディオンヌとルーサーのはちょっと爽やか過ぎないですかね?
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この時はまだ (星船)
2019-11-22 20:52:14
太ったボンジョビさんこんばんは。
そうそう、もう1曲大物ソウルデュエットがあります。そちらの方がインパクトは強かったですよね。
この曲はやっぱりLuther Vandrossでしょうか。Luther Vandrossはのちに有名になりますが、この時はまだシングルは1曲小ヒットがあるのみでいまいちの人気でした。この曲で大物ディオンヌとデュエットして初めてメジャーになったと言えるかもしれませんね。
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前作に続き (hannah)
2019-11-22 23:28:05
星船さん、こんばんは。
前作のBee Geesとのコラボに続き、今回は若手のL.Vandrossとのコラボです。
前作ほどのヒットにはなりませんでしたが、今回はL.Vandrossの知名度アップにつながりました。
この時はまだW.Houstonのおばさんとしては有名ではありませんでしたが、2年後におばさんとして有名になり、4大スターとのデュエットが大ヒットになりました。
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ディオンヌおばはん (ムンドリ)
2019-11-23 08:48:19
星船さん こんにちは
アリスタ在籍時1979年以降「涙の別れ道(I'll Never Love This Way Again)」から素晴らしいヒット曲が続いて復活しましたね。…こんなに稼いでいたのに税金滞納(どこかのお笑いタレントみたいvv)で自己破産に追い込まれたようです。よくわからん芸能界。

僕はアリスタ時のGreatest Hits1枚持っています。この曲も入っていました!あまり記憶に乏しかった。

ところで、ディオンヌとホイットニーは年の離れた従姉妹(イトコ)なんですね。僕もホイットニーがデビューしたころ勘違いしてました。
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ビージーズ3兄弟による (星船)
2019-11-23 22:23:00
hannahさんこんばんは。
前作はビージーズ3兄弟による"Heartbreaker"でしたね。良い曲でした。最高位も10位でしたし、年間チャートにも入っていました。
この曲はこれほどのヒットにはなりませんでしたが、Luther Vandrossが有名になるきっかけとなる曲でした。
そうでした、ホイットニーのことを書くのを忘れていました。
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バリー・マニロウと (星船)
2019-11-23 22:32:38
ムンドリさんこんばんは。
"I'll Never Love This Way Again"涙の別れ道は素晴らしい曲でした。私は彼女の曲の中で最も好きな曲であります。大ヒットしましたね。バリー・マニロウとの相性が良いのでしょうか。
自己破産というのは知りませんでした。調べたら最近のようですね。無数の大ヒットを持っているのにわからないものです。
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Dionne & Friends (hannah)
2019-11-23 22:38:48
星船さん、こんばんは。
そして、2年後にはS.Wonder、E.John、G.Knightとのコラボで♪That's What Friends Are For♪を大ヒットさせました。
この3人のアーティストを従えてのメインヴォーカルとは、さすがDionneですね。
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Unknown (太ったボンジョビ (゜o゜))
2019-11-23 23:12:30
🌟🚢さんお世話になります
すみません、私の意図した黒いデュエットは「愛のセレブ」ではなかったのであります
ひどいお願いですが、あちらは取り上げていただかない方が宜しいかと……。
どうもルミ子とケンヤを思い出してしまい、ちょとイヤになりますもので…。
私の好きなネチネチはルーファスとチャカの方でありました
誤解を招きましてごめんなさい
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大物コラボ (星船)
2019-11-24 17:31:42
hannahさんこんばんは。
"That's What Friends Are For"「愛のハーモニー」ですね。このコラボには驚きました。こういうユニットもあるもんですね。そのリーダーですから、さすがです。この曲、Burt BacharachとCarole Bayer Sagerのウルトラコンビによるものだったです。このブログでも紹介せにゃあなりませんね。。
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featuring (星船)
2019-11-24 17:37:05
太ったボンジョビさんこんばんは。
おお、そうでしたか、Rufusでしたか。"Ain't Nobody"もとっても良い曲でした。
私の感覚ですと、70年代にルーファスが出てきたときには、ルーファスのリードボーカルがチャカ・カーンでしたので、デュエットではなく「featuring」っていう感じですね。
もう一つのデュエットについてはさてどうしましょうか。
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