基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

奈良のお寺参り (2)

2008-06-05 17:31:24 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜の会席は美味かった、お風呂も良かったなあ、などと思いながらモゾモゾと布団から起きだす、さて今日は今度の旅の本命桜井市初瀬の長谷寺へお参りしなければ為らない、朝食後フロントで相談「長谷寺へ観光タクシーで行こうと思うんだけど」「いやあそれは詰らないですよ、JR桜井線で行くと三十分ぐらいで着きますから桜井からタクシーで行くほうが安いですよ」との事、タクシーでJRなら駅へ行き無人駅にたびたび止まるローカル線に揺られて桜井へ、この辺の田んぼはこれから田植えのようだ水が張られてキラキラと水面が輝いている。

 山は緩やかな稜線で優しい姿をしている、桜井の駅は矢張り田舎の駅だがタクシーはあった、山道を走り門前町を抜けて参道前につく、さあこれからが家内の小言がうるさいと想ったが観念したか黙って歩いてくる。

長谷寺Img_0697_2回廊階段Img_0695_2          山門への参道

三百九十段段差が無いので楽だが途中やすまないと大変だ、最初御朱印を戴き納経(御先祖様と育ての親齋藤金次郎・ためさん夫妻のご冥福を祈念して三通)をして、次にご祈祷を依頼(先祖供養の為日脾の御依頼と良君の入試合格のお願い)をする。

 木彫りでは日本一の大きな観音様の前で十一時から祈祷が始まり三十分それぞれ願いの筋と名前を読み上げてお祈り、ご焼香をして内陣を巡りをして全て終 わる。

 次に本堂へあんないされてお茶とお菓子を戴き管長さんの下ぐらいかの偉い坊さんと懇談して、前の芸大の教授(名前は忘れた)の画いた凄い襖絵を見せてもらい下山する。Img_0700

  Img_0703五重の塔

Img_0704

 Img_0706_3 Img_0705 襖絵1            

 襖絵2

 門前でタクシーを呼び奈良へ向かう、途中運転手に進められ三輪明神へ寄る事とする。この神社は大神神社と言い日本で最も古く伊勢に移ってしまわれてそう言われなくなったとの事、付近には三輪素麺の製造工場や売店 が点在Img_0707_2していた。   

途中で雨が降り始め急いでホテルへ向かう、その後薬師寺へ回るかと思ったが止め明日にする事にする、ホテルには三時過ぎに着き喫茶室で一休みして部屋に、今夜はすき焼きだそうだ。Img_0713_2Img_0710_2 大神神社別名三輪明神