基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

重い課題背負って

2007-03-25 17:18:52 | 日記・エッセイ・コラム

 ようやく今朝から恵みの雨が降り始めた、何日振りだろう春の雨は良いお湿りまでは中々行かないものだ。 今日は観音まつりの祈祷料の集金に回る予定だったが出鼻をそがれた、が10時過ぎに小降りになったので出かける、小雨が降ったり止んだりのなかを順調に進み、正午には終わって家に帰っていた。

 お寺さんに届けてしまおうかと思ったが、少し於いてからと思い止めて、読めなかった新聞を読むこととした。 

 今日は妙に重い問題が1-2面に在った、格差社会、私は思う、この問題も失われた10年の間に大企業や金融機関と中小企業、ショピングモールやセンタアーと零細商店といったものから、新卒の若者の永い間の就職難により、派遣労働者やニートと言われる人たちの増加、特にこの間に労働者派遣法などという変な法律が出来、最初はI T 関連等の事務などだったが、いつの間にか単純労働などまで含むようになってしまい、民間安定所即ち派遣会社が大もうけすようになり、単純・長時間・低賃金の労働者の大量生産することとなった、正に大悪法であると想う此の頃である。

 もう一つは従軍慰安婦問題である、アジア女性基金は一応の目的は終わったと言うので解散ということらしいが、アジアの国の内には政府が対応すべきで民間の善意では受け取れない、などまだまだ解決しなければならない問題があるようだ。どうも我が国は可笑しい、何時も言うようだが戦争に負けた時もなぜか敗戦を終戦と言い換え、蒋介石総統善意に甘えてか、戦時賠償もほどほどの様だし、東西冷戦に入ろうとした所をうまく使ったような気がしてならない。

 誇りもほどほど良いが自己満足ではどうも、世界が認めないプライドなど特別持たないほうが良いのでは?。