基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

梅雨の中のいろいろ 1、弔い

2006-06-17 12:59:01 | 日記・エッセイ・コラム

 梅雨に入ると出かけるにもいちいちお天気さんの様子を見てからでないと決められないので困る。11日12日の日月が良さそうだ、などと思っていると風邪かな耳下腺の辺がなんだかうすら痛い感じ、家内も風邪がなかなか良くなく内科医院へ、などしている内に14日6時35分起きて動き始めたところへ家内の実家の公代さんから電話で「さく江叔母さんが6時24分に亡くなった」とのこと、これから三日間遺体の受け入れ、通夜の準備、通夜、葬儀、火葬、納骨と続き札所回りはお預けとなった。 

 でも最近の葬祭業はここまで遣るかと思うほど何から何まで業としてくれる、金さえ払えば世話はないように出来ている。子供のいない叔母ごは甥姪に良くしていたので皆よく集まったし大宮の祥子さん夫妻が最後まで面倒をみて、実家の受け入れ態勢もよく葬祭の仕切りも家内の末の弟が遣ってくれ無事に終わった、甥姪といっても皆定年退職者、叔母は88歳寸前の身罷りであった。この日都内や関東地方に大雨注意報が出ていたが一番心配していた納骨のときに晴れて暑いくらいになった、生前の叔母の行いの好さが出たか。俺の性格上年上でもあり「叔父ごを除くと一番の年上」仕切りたい所だがぐっと抑えて無事済ませた。

 ただ家内の妹や従妹の一部に笑い声の出るのには俺にはなじまない雰囲気だった、弔いで御祝いではないのだから真の施主がいない淋しさをひしひしと感じた。