3月2日に東京都の東京都の「第43回耳の日記念文化祭」(日本郵便株式会社 平成25年度「年賀寄附分配金」助成)の、
(福)日本聴導犬協会のブースに、「申込をしてから、1年半待たせて」という苦情をいただきました。
(福)日本聴導犬協会はお待たせしません。
ユーザーさんの申込受付から3日以内にお返事し、
ユーザーさんが「規定の申込書類」を提出されれば、
6カ月間以内で、訓練の体験が開始できるシステムです。
3月2日に、東京都の「第43回耳の日記念文化祭」に参加させていただきました。
毎年のようにブースでチラシ配布や、いくつか聴導犬のデモンストレーションで聴導犬の説明をさせていただきました。
と、突然、お怒りの様子で、中高年の男性がやって見えられました。
「手話はわかるのか?」お聞きになりました。
「足りないかもしれないですが、努力しています」と(福)日本聴導犬協会のスタッフ が答えると、ご自身で手話通訳士を探してきて、
「日本手話も勉強しないと、ろう者を差別しているのと同じだ」 と、やはりお怒りは続いています。
「聴導犬を申し込んだが、1年半以上待っているけど、なんにも言ってこない」 と、怒りは増していくようです。
「こういう大会には顔をだすことがあるのか?」 スタッフも何のことか、わからず、
「毎年 全国ろうあ者大会にも行かせていただいていますし、東京都の耳の日に もずーと参加しています」 とお答えしましたが、なんとなく行き違いがあるようなので、
「私たちは、長野からきている日本聴導犬協会です」 とお話すると、
「え」というお顔をされ、 「自分が他の団体と間違っていた」と、柔和になられました。
日本聴導犬協会では、希望者さんからの問い合わせには3日以内に対応します し、申し込みの規定書類」を出された後の半年以内で、体験などを開始 するプロセスになっています。
それをお話しすると納得され、「また、連絡する」と、穏やかな表情でお帰りに なりました。
このほかにも、
「申し込んだけど、まったく返事がない」 と、男性が各々二人いらっしゃいました。
(福)日本聴導犬協会のチラシをお渡ししていると説明していると、埼玉県の聴導犬 ユーザーKさんが、
「育成団体はたくさん(全国で23団体)ありますけど、私の場合もいろいろと調 べて、(福)日本聴導犬協会にしたんですよ」 と、
ご自身の体験をお話くださいました。
日本聴導犬協会は、申し込みをされたみなさまに遅くとも3日以内でのご対応を必ずさせていただいております。
(福)日本聴導犬協会 訓練主任 矢澤昌子
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