
この美しい少年は、かのじょの分身のようなものだ。
愛らしく純真な詩を書いていた。あまりにもあっけなく死んだ。生きているのが不思議なくらいの、天使だった。
かのじょは、彼の詩を通して、語った。
ああ 壊してしまったね
でもいいんだよ
またつくって あげるから
ふ。
わたしが、この世に自分の存在を打ち出そうと決意をしたのは、まさに彼女がこの言葉を書いたときであった。
馬鹿が。もはや放っておくことはできぬ。
人間があなたに、どういう仕打ちをしていると思っているのだ。
そして今がある。オリヴィエ・ダンジェリクは死んだが、代わりにわたしが生きている。
わたしは怒っているのだよ、諸君。
かのじょのこの、ばかばかしいお人よしぶりにも。
それを惨く嘲笑うあなたがたにも。
貴い借金を払えるように、請求書を何万枚と書いて進ぜよう。一文たりとも間違わず、すべて払いなさい。
これがわたしの愛だ。かみしめたまえ。