世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

大根と飛行機雲

2008-04-26 07:05:18 | 有為のしらべ

なんだか眠れずに、朝早くから起きて、ブログを書いています。論語でもやろうかと本を開いてみましたが、ちょっと気分がそっちに向かわないので、やめました。

昨日は心身ともに調子がすぐれず、ずっとたわしばかり編んでいました。おかげでたくさん編めてしまった。こんな風に、泥の上を転がるように気分が重い日は、自分の感情活動を冬眠状態ぎりぎりまで低め、すべてを神様に任せるような感じで、手先だけを使う仕事をやると、なんとかしのげます。

苦しいときは、そんなに長く続くわけではない。胸も頭も、鉛で固められたように重かったのですが、目を覚ましてみると、それもだいぶ引いていました。

画像は、大根の花と、飛行機雲。これも、神様のわたしへのことば。まっすぐなやつよ。大根のように、不器用でまじめなやつよ。おまえを愛しているぞ。

苦しいときは、この神様のことばを思い出す。神様は、決してわたしを見捨てない。だからわたしも、わたしを見捨てない。どんなに苦しいことがあっても、乗り越えられる自分を信じて、前に進む。神様があきらめないから、わたしもあきらめない。高すぎる壁も、大きすぎる課題も、できるのだ、で、やってみる。やりつづける。ずっとやる。それで、なんとかするんだ。

無理強いだろうがごり押しだろうが、やりたいことは、やってみるんだ。馬鹿でも、ほんとうの自分が、やりたいということをやらないのは、愚かのきわみだから。

できるんだ。

と、いうことで、超低空飛行状態を、なんとかしのいでやってます。たわしを編むのもそろそろ飽きてきたから、またレース糸を買いに行こうかな。それとも、絵を描こうか。

新しいことをはじめる計画を、頭の中で練るだけでも、けっこう楽しいものですが。あ、マツバウンランの写真を撮りに行くのを忘れてる。

花の写真を撮ることが、いちばんいいかなあ。外に出たほうが、気持ちが晴れるでしょう。

ところで、ご近所のお庭の花ばかりめぐっていると、ときどきね、花がそのおうちの人のことを教えてくれるんですよ。このうちの人は、いい人だよ、でもね、とても悩んでいるよ、とか、このうちの人は、長いこと苦しかったけれど、最近ようやく楽になってきたよ、とか。花は邪気がないので、なんでも教えてくれるんです。聞かなくても、みんなわかる。

花のことばがわかるようになると、人間、うそはまったくつけなくなりますね。うそつきさんは、大変なことになりますよ。

ちなみに、花は、男性より、女性の方が好きです。なぜなら、女性は、あまりいばらないから。花の世話をよくしてくれるから。花は、人間にはわからないところで、ずっといいことをしてがんばってくれているのですけど、そういう人は女性に多いから。

やさしい女性のいるおうちの花は、みな美しいです。そして、美しいことをやっています。ほんとうにそうなんですよ。

今日は、少し遠出して、花の写真を撮りに行ってみましょうか。神様のことばも、新しいのが見つかるかもしれない。


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