なかなか上手に描けません。黒人の肌を描くのは難しいなあ。実物はもっときれいですよ。わたしの絵が下手なだけなんだ。
一度、YouTubeで、ある裁判の証人として証言していた彼女の動画を見たとき、びっくりするほど、美しく見えたのを覚えています。黒い肌が、あんなに美しいものだと思わなかった。彼女のような美女は、ほんとに珍しい。
ゴシップ好きの人に、いろいろと話題を提供しているらしいけれど、そんなのは私には関係ない。というか、そんなことになんで興味があるんだろうって思う。
黒人で、女性で、しかも美女だということは、本当に苦しいことだと、わたしは感じる。表向き人々は、きれいなことを言いますけれど、人種や性別や容姿が原因で、意地悪なことをされたり言われたりすることが、全くないわけではないのではなかろうか。推測でものをいうのはいけないことかもしれませんが。
きっと彼らは、黒人に嫉妬することがつらいんだ。ナオミは美しいから。美しい女性には、男も女も嫉妬するから。妬んでしまう自分が嫌だから、みんなが、きれいな女性のほうが悪いことにして、馬鹿にする。意地悪をする。その相手が、黒人だったら、たぶん、一層苦しい。
目を見れば、その人の心がわかる。ナオミ・キャンベルの目の奥には、美しい珠玉がある。本当にきれいな人なんだ。この人は。でもそれを見抜ける人は、多分彼女の周りには、いない。美女はいつも、孤独なんだ。みな外見だけ見て、その人のすべてを勝手に決めつけてしまう。美女はすべていやなやつだって、みんな思いたいようだ。だから友達はほとんどいない。男も、すっかり信用すると、痛い目に会う。神様以外は、誰も信用できないんだよ。美女になりたがる人は多いけれど、本当になってしまったら、つらいなんてものじゃない。
ナオミ・キャンベルは、わたしにとって、とても興味深い美女です。黒曜石の美女、か。滅多にいないな。彼女がどんなことをして生きて行くのか、これからも、見つめていきたいと思います。