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世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ナオミ・キャンベル

2012-05-24 12:33:43 | 画集・ウェヌスたちよ

なかなか上手に描けません。黒人の肌を描くのは難しいなあ。実物はもっときれいですよ。わたしの絵が下手なだけなんだ。

一度、YouTubeで、ある裁判の証人として証言していた彼女の動画を見たとき、びっくりするほど、美しく見えたのを覚えています。黒い肌が、あんなに美しいものだと思わなかった。彼女のような美女は、ほんとに珍しい。

ゴシップ好きの人に、いろいろと話題を提供しているらしいけれど、そんなのは私には関係ない。というか、そんなことになんで興味があるんだろうって思う。

黒人で、女性で、しかも美女だということは、本当に苦しいことだと、わたしは感じる。表向き人々は、きれいなことを言いますけれど、人種や性別や容姿が原因で、意地悪なことをされたり言われたりすることが、全くないわけではないのではなかろうか。推測でものをいうのはいけないことかもしれませんが。

きっと彼らは、黒人に嫉妬することがつらいんだ。ナオミは美しいから。美しい女性には、男も女も嫉妬するから。妬んでしまう自分が嫌だから、みんなが、きれいな女性のほうが悪いことにして、馬鹿にする。意地悪をする。その相手が、黒人だったら、たぶん、一層苦しい。

目を見れば、その人の心がわかる。ナオミ・キャンベルの目の奥には、美しい珠玉がある。本当にきれいな人なんだ。この人は。でもそれを見抜ける人は、多分彼女の周りには、いない。美女はいつも、孤独なんだ。みな外見だけ見て、その人のすべてを勝手に決めつけてしまう。美女はすべていやなやつだって、みんな思いたいようだ。だから友達はほとんどいない。男も、すっかり信用すると、痛い目に会う。神様以外は、誰も信用できないんだよ。美女になりたがる人は多いけれど、本当になってしまったら、つらいなんてものじゃない。

ナオミ・キャンベルは、わたしにとって、とても興味深い美女です。黒曜石の美女、か。滅多にいないな。彼女がどんなことをして生きて行くのか、これからも、見つめていきたいと思います。



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ダイアナ・スペンサー

2012-05-24 07:18:08 | 画集・ウェヌスたちよ

故人ですが。ダイアナ元皇太子妃というのがいいんでしょうけど、わたしは、なんとなくそっちは好きじゃなくて、こう呼ばせてもらいました。ダイアナ・スペンサー。その方がかっこういいような気がして。それにしても、全然似てないなあ。本人はもっときれいでしたね。

二十世紀を代表する美女と言ってもいいくらいだ。あまりに美しすぎて、いろんなことに恵まれてて、たくさんの人に追いかけまわされてはいじめられた。夫さえ、愛してくれず、返って彼女に嫉妬して、様々に彼女を苦しめた。孤独で、まだ若かった彼女は間違ったこともした。けれども、多分、ひとりでは立ち向かえないほど、つらいことばかりあったのだと思う。

チャールズとダイアナが並んでいると、どうしてもチャールズの方が貧相に見えていましたね。ダイアナの方が美しくて立派だった。それがいやだったんだろうな、男は。
日本人女性なら、頭の悪いふりをして、表向き男を十分に立てて、陰で何かとうまくやるという術を身につけている人が多いものですが、西欧世界では、難しいかな。

美女は、孤独なんだ。友達なんて、ほとんどいない。男だって信用できない。つらいことにも苦しいことにも、ほとんど自分だけで耐えなければいけない。それが美女ってもの。通常の神経ではやってられないんだ。いろんなことに苦しみ、耐えなければならない。美女をきちんとやれる人は、今の時代、すくないでしょうね。教養が必要だ。強さが必要だ。愛と真実に関する強い信念と知恵が必要だ。

彼女の悲劇的な死の真相は、いまだうやむやのままに放っておかれてあるみたいですね。そこをはっきりしてしまうと、いろいろとまずいことがあるのでしょうな。でも、いつまでもそのままにしておくと、いずれは少々困ったことが起こりますよ。

わたしは、心底言いますよ。ダイアナは、美しかった。ほんとうにきれいだった。あの人をもっと大切にして、立派な王妃にしていたら、イギリスにはとてもいいことが起こったに違いない。



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