最近は、詩や論語ばかりだったので、たまには日ごろのよしなしごとなども書かねばと思います。堅い話ばかりだと、疲れるでしょう。
相変わらずの病人生活ですが、編み物と写真でなんとかしのいでいます。今は、ピンクのアクリル毛糸を買って、サクラの花のモチーフをたくさん編んでいます。今度のお話会で、小学校に行ったとき、掲示板の環境に使うつもりなのです。
モチーフの編み方は、書店で編み物の本を立ち読みして、簡単でかわいいのを、暗記して帰りました。買えばいいんですが、もうかなり編み物の本を買ってしまったので、ちょっと節約せねば。コツをつかめば、モチーフの編み方は、けっこう暗記できますよ。
その応用で、さくらんぼや緑の葉っぱも編めたので、かわいい環境づくりができそうです。
先日のお話会は、わたしが絵本を読む担当だったのですが、心身の不調などあって、あまりうまくいきませんでした。子供たちも、楽焼の色付けなどのイベントがあって、忙しかったみたいです。お客さんが少なかったのは、幸いだったかな。前半はなんとか読めたものの、最後のほうは、疲れが表に出てしまいました。
でも、ちょっとした収穫もあったので、それは次のお話会に生かしたいと思います。
さて。昨日のバレンタインは、いかがでしたか。わたしは、今年は、ひとかけらもチョコを買いませんでした。というのも、一時期、ポリフェノールの癒しに頼って、いっぱい食べ過ぎてしまったからです。その代わりと言っては何ですが、画像は、ハート型の雲です。きれいでしょ。
デジカメくんも、回復はしないものの、おもしろい仕事をてくれます。ヒイラギナンテンが咲き始めたので、とっているのですけど、なんだか不思議な絵のような写真になります。プロの方が見たら、きっとどこが壊れているかわかるんでしょう。でもわたしはビンボー人だから、しばらくこの状態を楽しんでみようと思います。
低空飛行状態は、新しいものを見つけたり生み出したりするのに、ちょうどいいんですよ。なんにもないから、手元にあるものの中に、新鮮なものを見出そうとする。そうすると、小さなところに隠れていた見えないしかけが、ぶん、と動き始めたりする。
新しいものの創造は、だいたいこんな、「なんにもない」てとこから始まるのです。なんにもないのに、すべてある。それは、生きるために、本当に必要なものが、見えるようになるから。