日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

この季節の楽しみ 2018(28)

2018-07-28 10:58:18 | 野球
おはようございます。予報に鑑み早めに帰宅したところ、果たして夜半から降り出しました。しかしその後は雨音を聞くこともなく、明け方に目覚めたときには止んでおり、現時点でも平静を保っています。夕方から降り出して風雨が強まり、明朝に止むというのが最新の予報です。結果として、今日の試合に支障はなかったわけですが、西東京、南神奈川両大会の決勝は前日の段階で早々と中止が決まり、本日は残る9試合のみの開催となります。50試合以上も中継された先週末が幻だったかのような呆気なさです。
昨日は11大会19試合が戦われ、新たに5代表が決まりました。五週目までを終えたところで、残るは13大会15試合のみとなり、そのうち9試合が今日開催されることについては既に述べた通りです。本来明日までに完結するはずのところ、2試合が中止されたことにより、終戦は一日延びることになります。明後日西東京、北神奈川の決勝が戦われ、全56代表が出揃う見込みです。

・関東
二松学舎大付が関東一を返り討ちにして二年連続の決勝に進出。もう一方の準決勝では、関東の公立校で唯一勝ち残っている小山台が帝京を下しました。都立校の決勝進出というと五年前の日野、東東京に限っていえば九年前の雪谷が最後で、勝ったのは15年前の雪谷が最後です。それだけの珍事となれば注目が集まるのは必然であり、巷では69年ぶりの決勝進出と話題になっています。
西東京の決勝が中止され、西も東も一日ずつ順延されるのかと思いきや、西を二日延ばすという措置が採られたことにより、東東京の決勝は予定通り開催されます。世間の声援は九割以上小山台に向くでしょう。右も左も敵軍への声援ばかりの決勝戦といえば、早稲田実と戦わされた東海大菅生が思い出されます。そうなると、むしろ憎まれ役に肩入れしたくなるのが天の邪鬼の習性です。地元のチームの決勝進出ということもあり、明日は神宮球場に足を運ぶつもりです。

・東海
島田商と西尾東がいずれも惜敗。東海はこれにて事実上の終戦となります。

・近畿
明石商が過去三年続けて跳ね返された決勝戦を制して悲願達成。大阪学院大はついに決勝進出を果たしました。名選手の母校というだけの理由で注目していた無名校が勝ち上がり、いつの間にやら決勝進出という展開は、一昨年の市尼崎を彷彿させます。一つだけ違うのは、決勝の相手が優勝候補筆頭を独走する大阪桐蔭だということです。噛ませ犬にされかねない状況ではありますが、履正社戦で消耗した相手が少しでも隙を見せてくれればといったところでしょうか。万一奇跡が起きたとすれば、このblog始まって以来の大番狂わせとなるでしょう。

・中国
広島商はまたしても広陵の軍門に降りました。試合内容も似通っており、1点を争う投手戦を繰り広げるも、中盤以降の2本塁打に泣くという顛末です。6試合で9失点の堅守は奇しくも去年と同様でした。見事なまでの返り討ちではありましたが、少ない点で勝ちに行くお家芸は最後も発揮されたことになります。

★東東京大会準決勝
 二松学舎大付5-3関東一
 小山台7-2帝京
★静岡大会決勝
 島田商5-6x常葉大菊川
★東愛知大会決勝
 西尾東1-3愛産大三河
★滋賀大会準決勝
 近江8-2近江兄弟社
★北大阪大会準決勝
 大阪桐蔭6-4履正社
 大阪学院大6-3東海大仰星
★西兵庫大会決勝
 明石商6-3姫路工
★広島大会準決勝
 広島商1-3広陵
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