連休明けに半減した試合数は再び増えて、40大会202試合の開催でした。しかし、最盛期に比べると試合数の違い以上に話題が少なくなった気がします。終盤間近と実感する26日目の試合結果です。
・東北
初代代表秋田が二年連続の8強に進みました。
・関東
上尾は4強入りするも白岡は敗退、銚子商と暁星国際も散りました。横浜商は16強に進んでいます。
・北信越
新潟が優勝候補筆頭の日本文理を下す殊勲の星を挙げました。昨年同じ4回戦で敗れた相手に、雪辱を果たしての8強進出です。県都の伝統校では珍しく甲子園出場経験が全くない同校、県4強に進出した三年前以来の上位進出となりました。小松大谷は逆転サヨナラで8強に進出し、これにより因縁の星稜戦が二年ぶりに実現します。
・東海
皆勤記録を保持する岐阜、初代代表宇治山田の両校が大勝で16強に進出するも、近大高専は敗れて私立高専の夏が終わりました。県岐阜商と市岐阜商の直接対決は市岐阜商に軍配。今世紀に入って商業高校が全国的に弱体化していく中、健在ぶりを示してきた県岐阜商も、選手権では代表から六年遠ざかっていることになります。これは岐阜大会が独立した昭和50年以降最長の空白期間です。
・近畿
初代覇者京都二中が16強に進出。しかし、初戦を含め驚くべき展開とまではいえません。大会創設100年の節目に返り咲いた三年前の強運が、終盤で発揮されるかが注目されます。
大阪の府大高専は敗れる中、神戸高専が2勝目挙げ、出場校中3校しかない公立高専は踏みとどまりました。往年の全国覇者関西学院と向陽はそれぞれ16強、8強に進むも、神港橘は打撃戦の末に散って明石も大敗。三田松聖の敗退により西兵庫から私立校が全滅し、16強がいずれも公立校という珍現象が起きています。
十津川は今年も大敗し、これで選手権は9年連続初戦敗退、公式戦は5年前の春季を最後に17連敗となりました。それでも秋、春、夏と一度も欠かさず単独出場しているのは見事です。
・中国
第1回から皆勤する米子東が初戦敗退。これをもって同様の記録を保持する15校が初戦を終え、9勝6敗という結果でした。その後敗退したのも西京、山代、市岡の3校にとどまり、今のところ6校が勝ち残っています。隠岐の登場により離島勢も全て初戦を終えたことになり、こちらは東京、鹿児島の2校が残るのみとなっています。
藩校の流れを汲む伝統校の岩国は初戦に完勝。伝統だけでなく、彦根東と並んで優勝を狙えるチームの一つでもあります。同じく藩校を発祥とする誠之館は惜敗し、和気閑谷と豊浦も散りました。
・四国
松山商は2戦目にも勝ちました。次戦の相手は西条、愛媛に深紅の大優勝旗を持ち帰った両校による対戦です。
・九州
八代が散りました。中盤までに5点差をつけるも終盤に逆転され、最終回の反撃も一歩及ばずという結末でした。とはいえ、秋季も春季も初戦で敗れ下馬評は高くない中、二年続けて上位に進み、去年の4強が伊達でなかったと証明したのは天晴れです。
★南北海道大会1回戦
札幌日大10-0ラ・サール
★秋田大会3回戦
能代3-4x金足農
湯沢翔北1-4秋田
★宮城大会2回戦
白石2-1仙台高専名取
★北埼玉大会準々決勝
上尾13-4早大本庄
滑川総合11-1白岡
★東千葉大会4回戦
銚子商3-6成田
匝瑳0-7x志学館
東海大市原望洋4-1暁星国際
★南神奈川大会3回戦
横浜商10-1松陽
★新潟大会4回戦
日本文理3-5新潟
★長野大会準々決勝
ウェルネス筑北3-10x佐久長聖
小諸商3-7上田西
★石川大会3回戦
小松市立0-9星稜
津幡3-4x小松大谷
★岐阜大会3回戦
市岐阜商9-3県岐阜商
岐阜北0-10岐阜
美濃加茂29-2飛騨神岡
★三重大会2回戦
近大高専3-4相可
桑名1-6宇治山田
★京都大会3回戦
北嵯峨0-7x鳥羽
★北大阪大会2回戦
大阪学院大16-0西
大阪府大高専1-11港
★東兵庫大会3回戦
甲南1-2関西学院
神戸高専1-0市西宮
村野工10-6神港橘
★西兵庫大会3回戦
明石1-8姫路工
三田西陵3-0三田松聖
★奈良大会2回戦
十津川0-14一条
★和歌山大会3回戦
向陽5-4新翔
★鳥取大会2回戦
米子松蔭5-2米子東
★島根大会2回戦
隠岐3-10x三刀屋
松江高専0-10江津
★岡山大会2回戦
岡山城東14-4和気閑谷
★広島大会1回戦
沼田4-3誠之館
★山口大会2回戦
豊浦6-7x宇部商(延長13回)
光丘2-4徳山
徳山高専0-10x岩国
★愛媛大会2回戦
野村3-7松山商
上浮穴1-4今治北大三島
★佐賀大会3回戦
佐賀商9-3東明館
★熊本大会準々決勝
八代9-10必由館
★大分大会3回戦
日田三隈2-5日田林工
★宮崎大会準々決勝
小林西0-4富島
★鹿児島大会3回戦
吹上1-6鹿児島玉龍
・東北
初代代表秋田が二年連続の8強に進みました。
・関東
上尾は4強入りするも白岡は敗退、銚子商と暁星国際も散りました。横浜商は16強に進んでいます。
・北信越
新潟が優勝候補筆頭の日本文理を下す殊勲の星を挙げました。昨年同じ4回戦で敗れた相手に、雪辱を果たしての8強進出です。県都の伝統校では珍しく甲子園出場経験が全くない同校、県4強に進出した三年前以来の上位進出となりました。小松大谷は逆転サヨナラで8強に進出し、これにより因縁の星稜戦が二年ぶりに実現します。
・東海
皆勤記録を保持する岐阜、初代代表宇治山田の両校が大勝で16強に進出するも、近大高専は敗れて私立高専の夏が終わりました。県岐阜商と市岐阜商の直接対決は市岐阜商に軍配。今世紀に入って商業高校が全国的に弱体化していく中、健在ぶりを示してきた県岐阜商も、選手権では代表から六年遠ざかっていることになります。これは岐阜大会が独立した昭和50年以降最長の空白期間です。
・近畿
初代覇者京都二中が16強に進出。しかし、初戦を含め驚くべき展開とまではいえません。大会創設100年の節目に返り咲いた三年前の強運が、終盤で発揮されるかが注目されます。
大阪の府大高専は敗れる中、神戸高専が2勝目挙げ、出場校中3校しかない公立高専は踏みとどまりました。往年の全国覇者関西学院と向陽はそれぞれ16強、8強に進むも、神港橘は打撃戦の末に散って明石も大敗。三田松聖の敗退により西兵庫から私立校が全滅し、16強がいずれも公立校という珍現象が起きています。
十津川は今年も大敗し、これで選手権は9年連続初戦敗退、公式戦は5年前の春季を最後に17連敗となりました。それでも秋、春、夏と一度も欠かさず単独出場しているのは見事です。
・中国
第1回から皆勤する米子東が初戦敗退。これをもって同様の記録を保持する15校が初戦を終え、9勝6敗という結果でした。その後敗退したのも西京、山代、市岡の3校にとどまり、今のところ6校が勝ち残っています。隠岐の登場により離島勢も全て初戦を終えたことになり、こちらは東京、鹿児島の2校が残るのみとなっています。
藩校の流れを汲む伝統校の岩国は初戦に完勝。伝統だけでなく、彦根東と並んで優勝を狙えるチームの一つでもあります。同じく藩校を発祥とする誠之館は惜敗し、和気閑谷と豊浦も散りました。
・四国
松山商は2戦目にも勝ちました。次戦の相手は西条、愛媛に深紅の大優勝旗を持ち帰った両校による対戦です。
・九州
八代が散りました。中盤までに5点差をつけるも終盤に逆転され、最終回の反撃も一歩及ばずという結末でした。とはいえ、秋季も春季も初戦で敗れ下馬評は高くない中、二年続けて上位に進み、去年の4強が伊達でなかったと証明したのは天晴れです。
★南北海道大会1回戦
札幌日大10-0ラ・サール
★秋田大会3回戦
能代3-4x金足農
湯沢翔北1-4秋田
★宮城大会2回戦
白石2-1仙台高専名取
★北埼玉大会準々決勝
上尾13-4早大本庄
滑川総合11-1白岡
★東千葉大会4回戦
銚子商3-6成田
匝瑳0-7x志学館
東海大市原望洋4-1暁星国際
★南神奈川大会3回戦
横浜商10-1松陽
★新潟大会4回戦
日本文理3-5新潟
★長野大会準々決勝
ウェルネス筑北3-10x佐久長聖
小諸商3-7上田西
★石川大会3回戦
小松市立0-9星稜
津幡3-4x小松大谷
★岐阜大会3回戦
市岐阜商9-3県岐阜商
岐阜北0-10岐阜
美濃加茂29-2飛騨神岡
★三重大会2回戦
近大高専3-4相可
桑名1-6宇治山田
★京都大会3回戦
北嵯峨0-7x鳥羽
★北大阪大会2回戦
大阪学院大16-0西
大阪府大高専1-11港
★東兵庫大会3回戦
甲南1-2関西学院
神戸高専1-0市西宮
村野工10-6神港橘
★西兵庫大会3回戦
明石1-8姫路工
三田西陵3-0三田松聖
★奈良大会2回戦
十津川0-14一条
★和歌山大会3回戦
向陽5-4新翔
★鳥取大会2回戦
米子松蔭5-2米子東
★島根大会2回戦
隠岐3-10x三刀屋
松江高専0-10江津
★岡山大会2回戦
岡山城東14-4和気閑谷
★広島大会1回戦
沼田4-3誠之館
★山口大会2回戦
豊浦6-7x宇部商(延長13回)
光丘2-4徳山
徳山高専0-10x岩国
★愛媛大会2回戦
野村3-7松山商
上浮穴1-4今治北大三島
★佐賀大会3回戦
佐賀商9-3東明館
★熊本大会準々決勝
八代9-10必由館
★大分大会3回戦
日田三隈2-5日田林工
★宮崎大会準々決勝
小林西0-4富島
★鹿児島大会3回戦
吹上1-6鹿児島玉龍
