日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

梅雨空の京都を行く 完結編 - 帰着

2018-07-02 00:40:52 | 近畿
帰宅しました。想像をはるかに超える混みように挫けかけるも、やはり想像をはるかに超える下車が名古屋であり、結局そこから先は三人掛けを独占という結果でした。東の空からほどよい高さへ上っていく立待月が印象的でした。

近年夏の活動休止期間が徐々に短くなっています。かつては六月の上旬から九月の中旬頃まで休んでいた時代もありました。しかし、甲子園の巡礼が恒例行事化し、山の日も創設されるに至って、八月は本格始動に先立つ準備期間となりつつあります。
それに加えて去年と今年は終了時期も繰り下がりました。去年六月にしては珍しいほどの好天が続き、第三週まで活動したとき、このようなことは二度とないかもしれないと思いました。ところが豈図らんや、今年も再び第三週まで好天が続きました。さらには中一週置いた今週末まで、予報とは裏腹の好天に恵まれ、とうとう七月に入りました。僥倖の再現により、京都の夏を三度にわたって満喫できたのは貴重な収穫です。
気候は初夏を通り過ぎ、名実ともに盛夏の趣です。今回は一回限りと割り切って臨んだものの、酷暑の中でこれ以上活動を続ける意欲までは起きません。昨秋から長きに渡った旅から旅の暮らしは、これにて一旦打ち止めとします。来週末からは高校野球の地方大会がいよいよ本格化するため、大勢が決する月末までは、それらをひたすら追い続けることになりそうです。
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