日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

この季節の楽しみ 2018(12)

2018-07-12 09:11:42 | 野球
西兵庫が四日遅れでようやく開幕。19日目は西千葉、和歌山を含む27大会で208試合が戦われました。

・東北
青森の農業高校3校が揃い踏みするも全て敗退。会津は接戦を制して2勝目を挙げました。三年連続となる夏三勝目を賭けて、次は大沼、西会津、坂下、猪苗代、湖南の五校による会津西連合と戦います。

・関東
母校がコールドで初戦を突破しました。今更気付いたのは、試合開始が八時半だったため、中盤までなら始業前に観戦できたということです。次戦も八時半開始の予定ながら、あいにくその日に限り始業が早まってしまいました。勝てば連休中に開催される3回戦に進むものの、相手はよりによって帝京です。餌食になる様を観るには忍びないため、今季は結局見送りということになりそうです。

・北信越
佐渡が初戦を突破するも、藩校の流れを組む長岡、高田の両校が揃って敗退。長岡を破ったのは上越総合技術です。四月に高田で花見をしたとき、城址の一角にあった校舎が思い出されます。
松本深志は初戦で不覚をとりました。昨年の選手権で県8強入りした後も、秋季は再び8強、春季は3位の好成績を収め、本大会では松商学園をも上回る第3シードに入っていただけに、球児らの意気込みも相当なものだったでしょう。さぞや無念と想像させられる結果です。飯田OIDE長姫は、ノーゲームを含む三連戦の疲れも見せず、快勝で次戦に駒を進めました。

・近畿
古豪京都商改め京都学園と、皆勤15校の一角である同志社が初戦早々相見え、京都学園に軍配が上がりました。

・九州
藩校の流れを汲む佐賀西が、四日遅れの初戦に臨み接戦を制しました。この試合に限らず接戦続きなのが佐賀大会の特徴で、この日も6試合中全てが9回まで戦われ、3試合が2点差以内で2桁得点は1試合もなしという結果でした。平成を通じて三度しかない公立校の全国制覇を、二度果たしたのは佐賀代表ですが、その偉業を遂げた佐賀商、佐賀北の両校は明暗を分けました。
同じく藩校の流れを汲む育徳館は延長戦の末に敗退。3点差の9回表に逆転され、その裏に1点返して延長戦に持ち込むも、11回に勝ち越されて終戦という結末です。伝習館も大差で敗れました。
鹿児島の離島勢は奄美、種子島、樟南二、古仁屋の4校が登場して3勝1敗という結果です。中でも古仁屋の大勝が特筆されます。選手権では五年ぶりの勝利でした。

★青森大会1回戦
 八戸高専7-3木造
 名久井農4-14x大間
 柏木農3-9東奥義塾
 聖愛9-1三本木農
★岩手大会2回戦
 軽米20-12一関修紅
★福島大会2回戦
 会津学鳳1-2会津
★南埼玉大会2回戦
 鶴ヶ島清風0-21星野
★東東京大会1回戦
 本郷2-9海城
★神奈川大会1回戦
 アレセイア1-4保土ヶ谷
★新潟大会2回戦
 吉田1-5佐渡
 上越総合技術8-3長岡
 高田3-10x新潟
★長野大会2回戦
 松川1-2松本第一
 東海大諏訪5-1松代
 更科農0-7x飯田OIDE長姫
 松本深志1-3中野立志館
 松商学園8-1上田染谷丘
 松本国際6-1岩村田
 松本工0-15佐久長聖
 上田西8-2長野商
 小諸4-1長野東
 諏訪二葉9-11上田
 屋代0-12伊那弥生ヶ丘
 南安曇農2-3x赤穂
★京都大会2回戦
 京都学園12-0同志社
 堀川6-2紫野
 京都両洋2-7乙訓
★北福岡大会
・1回戦
 北九州高専2-5東海大福岡
・2回戦
 小倉南9-8育徳館(延長11回)
★南福岡大会2回戦
 大牟田9-0伝習館
 有明高専7-6福岡講倫館
★佐賀大会1回戦
 神崎1-2佐賀西
 早稲田佐賀8-2鳥栖工
 有田工5-3佐賀北
 伊万里商5-4武雄
 杵島商2-6三養基
 敬徳2-7佐賀商
★鹿児島大会2回戦
 奄美1-6鹿児島城西
 川薩清修館2-6種子島
 鹿児島第一3-10x樟南二
 鹿児島修学館0-18古仁屋
コメント