花見をしながら東北地方を北上していく場合、大型連休の前半と後半、さらにはそれらの前後の週末を組み合わせる必要が出てきます。その際に有効なのが、現地に車を置いて一旦帰るという奇策です。直近二年は米沢から自走で一旦帰りましたが、それ以上遠くなるとさすがに自走で帰る気力は起こりません。体力的にも、時間的にも到底不可能とまではいえないものの、振り出しに戻って旅の連続性が失われるのが惜しいとでも申しましょうか。今回は天童を起点に一時帰京する形に落ち着きました。出発から504km走ったところで第一部は終了です。
天童を起点にするのは四年ぶり二度目です。前回は北海道から津軽、盛岡、仙北、庄内という変わった経路で南下していき、翌週末に完結させる前提で、天童を最後の一時帰京の起点に選んだのでした。ところが、庄内からの移動に思った以上の時間を消費し、ようやく着いたときには列車の時刻が秒読み段階に迫っていました。結局、身支度を調える暇もなく上りの最終列車が目の前に滑り込み、立ち尽くすこちらを後目にそのまま発車。その晩はやむなく神町駅前の旅館に飛び込み、翌朝の始発列車で帰ったというのがそのときの顛末です。
当時の教訓は多少なりとも生かされ、最後まで慌てることなく、必要最小限の余裕を保ったまま列車に乗り込むことができました。駅前に着いたのは発車の15分前、荷物をまとめて切符を買い、ホームに下りたのが3分前という、端から見れば紙一重のようにも思える結果ではありましたが、自分にしては上出来の部類といってよいでしょう。
★天童2031/つばさ160(160M→160B)/2328東京
天童を起点にするのは四年ぶり二度目です。前回は北海道から津軽、盛岡、仙北、庄内という変わった経路で南下していき、翌週末に完結させる前提で、天童を最後の一時帰京の起点に選んだのでした。ところが、庄内からの移動に思った以上の時間を消費し、ようやく着いたときには列車の時刻が秒読み段階に迫っていました。結局、身支度を調える暇もなく上りの最終列車が目の前に滑り込み、立ち尽くすこちらを後目にそのまま発車。その晩はやむなく神町駅前の旅館に飛び込み、翌朝の始発列車で帰ったというのがそのときの顛末です。
当時の教訓は多少なりとも生かされ、最後まで慌てることなく、必要最小限の余裕を保ったまま列車に乗り込むことができました。駅前に着いたのは発車の15分前、荷物をまとめて切符を買い、ホームに下りたのが3分前という、端から見れば紙一重のようにも思える結果ではありましたが、自分にしては上出来の部類といってよいでしょう。
★天童2031/つばさ160(160M→160B)/2328東京