日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

再開

2018-04-26 23:32:56 | 旅日記
四日間の中断を経て明日から活動を再開します。大型連休の前後と谷間に休みを加えた、最大11日間の長旅です。
これだけの日数にもなると、出発前から綿密な予定を立てても仕方がありません。とりあえず決まっているのは、天童で車を引き取り次第仙台へ向かい、その日のうちに盛岡まで移動することと、翌日の晩までに弘前へ乗り込むことだけです。つまり、弘前で花見をするのは早くとも明後日の夜桜からとなり、その時点でも散り始めてから三日が経つことになります。例年ならば花筏をどうにか見届けられる状況ながら、今年の散り際の凄まじい早さを考えると、それすら何ともいえなくなってきました。とはいえ、岩木山麓を始めとして、弘前の桜が散っても花見ができる場所はあります。見頃を逃したと嘆くつもりはありません。
問題はその先をどうするかです。何だかんだで弘前に丸一日、岩木山麓にもう一日注ぎ込むとすると、その時点で連休前半を使い切ります。それからすぐさま北海道へ渡れば、道内に最大六泊できるという計算です。花見は連休前半で打ち止めにし、八戸から三陸を少しずつ南下していき、最後に会津へ寄るという使い道も考えられないわけではないものの、今しかできないことといえば何といっても花見です。弘前に予想外の長居をしない限り、北海道へ行くという方針が変わることはないでしょう。
弘前から出発するなら、青森から函館に渡るのが順当です。新幹線の開業により不便になり、すっかり縁遠くなってしまった函館を再訪できるよい機会でもあります。ただし、八幡平で花見をしてから八戸へ向かい、そこから苫小牧に渡れば、道央はもちろんのこと旭川、帯広までが射程圏に入るため、そちらも捨てがたいと考えているところです。最終的には、弘前での滞在日数と、その先の天候、開花状況が決め手になってくるでしょう。まずは序盤の活動に注力します。
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