日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2018 - 帰着

2018-04-23 00:12:53 | 東北
帰宅しました。結果論を蒸し返す形にはなりますが、やはり昨夜は会津に泊まっておいた方がよかったのかもしれません。置賜の桜はどこへ行っても既に散ったか散りかけていたわけであり、丸一日注ぎ込むに値するとは言い難かったからです。その点、昨晩会津に泊まっておけば、「籠太」と「麦とろ」をはしごできたのはもちろんのこと、今日は残雪の飯豊連峰を眺め、喜多方でラーメンをいただき、熱塩でもおそらく花見ができたでしょう。あとは残った持ち時間で米沢に寄ることができれば十分だったともいえます。

このように、最後まで会津が念頭から去ることはなく、一時は会津まで戻ることも考えました。米沢と赤湯の状況からすると、これ以上進んだところで見頃の桜は現れそうにもなかったからです。早めに見切りをつけて会津に戻れば、「麦とろ」で一杯やれるだけの時間は残ります。会津を起点にした方が、往復の交通費も安上がりです。
しかるにそのまま走ったのは、昨日走った道を引き返すより、先へ行きたいという心情が勝ったからに他なりません。最後が取って付けたようになるのも引っかかりました。むしろ、会津は花見が終わってからの楽しみとして温存しようと思い立った次第です。会津に泊まっていればという一抹の後悔は依然として残るものの、会津へ戻っていればと考えているわけではなく、むしろ切りのよいところまで走り切れたと納得しています。

天童まで駒を進めたことにより、再開後は直ちに仙台へ乗り込める状況となりました。連休初日の混雑を避け、金曜に再開して仙台に泊まり、翌日盛岡まで一気に距離を稼ぐというのが今のところの構想ですが、金曜に盛岡へ到達すれば、連休初日から弘前に乗り込むという選択肢も視野に入ってきます。
今週末の陽気を考えると、弘前の桜もあっという間に散っていく可能性は少なからずあるでしょう。一日の遅れが明暗を分ける形になりかねないだけに、東北道で距離を稼げる地点まで進めたのは、後々生きてきそうな気がしています。再開後はいつでも弘前に急行できるよう、開花状況に逐一注意を払っていくつもりです。
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