久保桜から西へ走ると、その子孫というエドヒガンの若い木々が山の斜面に林立していて、さらに走ると最上川に架かった橋の袂に出ます。その橋を渡らず右岸を北上して行き、一本下流で渡るのが定跡でした。今回は手順を変えて右岸の国道をそのまま北上。旧道に入り、少し走ったところにあるのが殿入桜です。
今まで左岸に渡っていたのは、名木がそちらに集中しているからに他なりません。ただし、南北に川が流れる関係上、この時間になると背後の山が強い逆光になるばかりか、時間が経てば経つほど日陰になってしまいます。どのみち多くを期待できない状況なら、たまには右岸を行ってみようと思い立った次第です。
その目論見自体は的中し、目当ての殿入桜が西日を浴びて佇んでいました。民家の裏手に小高い山が迫り、ほどよい高さに塚のような盛り上がった部分があって、そこに主役が鎮座するという状況です。せり上がっていく斜面にもソメイヨシノが林立していて、同じく西日を浴びています。しかし、いかんせん見頃をとうに過ぎており、葉桜同然なのが残念です。
この開花状況からすると、これ以上進んでも見頃の桜が現れる可能性は低そうです。猪苗代の桜ならまだ見頃だったわけであり、なまじ北上してきたのが裏目に出てしまいました。とはいえ、今更会津へ戻る時間はありません。花見日和を生かせないのは惜しまれるものの、次回に向けて距離を稼いでおくのが現実的でしょう。
今まで左岸に渡っていたのは、名木がそちらに集中しているからに他なりません。ただし、南北に川が流れる関係上、この時間になると背後の山が強い逆光になるばかりか、時間が経てば経つほど日陰になってしまいます。どのみち多くを期待できない状況なら、たまには右岸を行ってみようと思い立った次第です。
その目論見自体は的中し、目当ての殿入桜が西日を浴びて佇んでいました。民家の裏手に小高い山が迫り、ほどよい高さに塚のような盛り上がった部分があって、そこに主役が鎮座するという状況です。せり上がっていく斜面にもソメイヨシノが林立していて、同じく西日を浴びています。しかし、いかんせん見頃をとうに過ぎており、葉桜同然なのが残念です。
この開花状況からすると、これ以上進んでも見頃の桜が現れる可能性は低そうです。猪苗代の桜ならまだ見頃だったわけであり、なまじ北上してきたのが裏目に出てしまいました。とはいえ、今更会津へ戻る時間はありません。花見日和を生かせないのは惜しまれるものの、次回に向けて距離を稼いでおくのが現実的でしょう。
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