日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

新緑萌える東北へ 続編 - 帰着

2016-05-23 22:14:52 | 東北
一日を乗り切って帰宅しました。あまりにも当然ではありますが、津軽から戻ってきて驚かされたのはこちらの暑さです。気温自体に大差はないものの、湿度の違いからくる鬱陶しさがが半端ではありません。暑いながらも風が吹けば涼しかった津軽に対し、風が吹くとかえって蒸し暑さが増幅されるのには閉口させられました。南下すればするほど木々も田圃も色濃くなり、薫風の季節は過ぎ去った感があります。少なくとも関東以西についていえば、夏の活動休止期間は間近に迫ってきたようです。
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新緑萌える東北へ 続編 - はやぶさ102号

2016-05-23 08:30:22 | 東北
「はやぶさ」の始発列車で一時帰京します。七戸十和田と盛岡からそれぞれ二度、八戸からも一度、合わせて五度にわたり帰京を繰り返し、そのうち三度は朝帰りという強行軍ではありましたが、さらに北上するつもりはもうなく、今週末の二日をかけて帰ります。奇策を弄するのも今回限りとなるでしょう。
大型連休以降の混雑傾向は相変わらずで、前回はがら空きだったこの列車も、今回照会したところ窓側のほぼ全てが埋まっており一瞬焦りました。E5系とE6系を併結した17両の長編成がここまで混むということになると、もはや突発的な事情によるものとは思われません。だからといって、冬場の上越新幹線と違い明確な理由も思い当たりません。果たして何が原因なのでしょうか。
土曜の下りについては言わずもがなで、「はやぶさ」の始発列車も既に窓側のほぼ全てが埋まっています。混んだ列車で急ぐより、「やまびこ」で戻る方向に傾いてきました。七戸十和田を起点にすれば、「はやぶさ」以外の選択肢が事実上なかったわけで、盛岡を起点にしたのは正しい選択だったということになります。

★盛岡610/はやぶさ102(4102B)/856東京
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新緑萌える東北へ 続編 - ホテルニューカリーナ

2016-05-23 05:23:13 | 東北
昨晩世話になったのは定宿の北ホテル、ではなくホテルニューカリーナです。今回は深夜に着き早朝に出るという条件から滞在時間が非常に短く、なおかつ予定外の宿泊だったため、宿代を極力縮減すべき事情がありました。そのような中、この宿が日曜に限って3200円という破格の料金だったため、今回に限って宗旨替えをした次第です。ただし料金だけが理由ではありません。何度か世話になっているジャズバーに近く、見るからに立派な佇まいをかねがね認識していたことから、一度ここに泊まってみるのもよさそうだという考えがありました。
カワトクの斜向かいに壁のごとく屹立する建物は見るからに立派で、上品な色の木目で統一されたロビーの雰囲気などもよく、自分が日頃世話になっている宿より明らかに格上という印象を受けます。建物は見た目以上に年季が入っているらしく、客室には年代が感じられるものの、元の造りがよいだけに、くたびれた印象はそれほど感じられません。自分が泊まった六階の部屋からも、岩手山と八幡平が少しだけ見えていました。上層階なら眺めも相当よいのでしょう。この宿がカプセルホテル同然の料金ならば十分な値打ちがあります。
造りの斬新さ、風合いのよさ、居心地のよさといったものに関しては、自分にとって北ホテルが一番という考えは変わりません。しかし、今回と同様深夜に着き、翌朝の新幹線で発つという状況が再び訪れるとすれば、この宿を再び選ぶということでよさそうです。
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新緑萌える東北へ 続編 - 五日目

2016-05-23 05:04:09 | 東北
おはようございます。完結させるつもりがまたしても往生際の悪さを発揮し、最後になるはずだった活動は予定外の五日目に突入しました。
北海道から帰った翌週、八戸を起点にした活動が二日の日程となったときは、さらに一週延ばすのを暗黙の前提としていました。新緑の季節を迎えた東北を南下しつつ帰るなら、二日という時間はあまりにも短いように思われたからです。実際にも全く時間が足りず、延長に至った結果として今回の活動があります。
とりあえず三日あればどうにかなりそうなところ、余裕を見込んで四日の日程を確保しました。その時点では、三日目の段階で切り上げて盛岡に移動しておき、そこから一日かけて帰るつもりでした。つまり、出発前の構想から一日遅れとなったわけです。これは二日目の空振りが響いた結果でもありますが、天候が相手だけに致し方なしではあります。
この後は始発の新幹線で帰京し、自宅に荷物を置いてすぐさま職場へ向かいます。落ち着けるのは一日を乗り切ってからになりそうです。
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新緑萌える東北へ 続編 - 盛楼閣

2016-05-23 00:11:50 | 居酒屋
活動復帰以来四日にわたって走り続け、今日はとりわけ走行距離が延びました。ようやく帰るつもりがまたも一週延長となり、明日は始発の新幹線で一旦帰るという強行軍です。昼抜きで走り通したとはいえ、身体は飲み食いよりも休養を欲しています。しかし、盛岡に泊まりながら宿で寝るだけというのも惜しいような気がしました。わずかな余力で「盛楼閣」を訪ねます。
年中無休で深夜まで明かりを灯すこの店には、これまでにも何度となく世話になってきました。強行軍になりがちな花見の旅においてはその傾向が特に顕著となり、前回の宿泊時にも、一日激走した後たどり着き、翌朝の始発で帰るという全く同じ状況で訪ねています。上記の通り飲み食いよりも休養を欲しているのが実情であり、定食にビールをつけるのがせいぜいではありますが、そのような状況だからこそ、なじみの店でいただくビールがなおさらありがたく感じられるのも事実です。一口味わうたびに安堵の溜息が漏れてきました。

盛楼閣
盛岡市盛岡駅前通15-5 ワールドインGENプラザ2F
019-654-8752
1100AM-200AM
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