日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 22:14:15 | 東海
全行程終了です。伊勢湾岸道から東名・新東名経由で帰ります。往路は同じ区間の移動に五時間を要したことからすると、帰着時間もそれなりになると予想はされるものの、辛うじて想定の範囲内ではあります。ある程度勝手が分かっている中央道と違い、疲労がたまった復路に新東名を走ったことがないだけに、途中でどれだけ眠くなるかが唯一の不安材料です。自分自身さほどの悲壮感はありませんがどう出るでしょうか。
ちなみに現在の気温は19度、実はこれ、昨秋の旅で最後に立ち寄った岐阜を出る時の気温と全く同じです。しかし、あまりの蒸し暑さに拭っても拭っても汗が流れ落ちてきたそのときと違い、今は実にさわやかな秋の夜長といった感があります。同じ気温でこれほど体感温度が違うとは面白いものです。天候不順にたたられ散々だった昨年の九州の借りを、今回は見事に取り返したといってよいでしょう。天候に関しては数年に一度の大当たりというべき今回の旅でした。
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 21:41:16 | B級グルメ
十日間にわたる旅の最後は、長距離移動に備えて腹ごなしを済ませます。大トリを飾るのは京阪と中京の風物詩、「ラーメン横綱」です。スガキヤで手軽に済ませるつもりが、温泉で思いの外時間を消費し閉店に間に合わず、代わりに選んだというのが真相ながら、横綱のラーメンも久しくご無沙汰していたため、これはこれで悪くありません。今回訪ねた川越店は、東海地区一号店という由緒ある店舗でした。

★ラーメン横綱 川越店
三重郡川越町当新田365
059-365-6386
1100AM-500AM
ラーメン大730円
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 20:14:44 | 温泉
天候と酒場めぐりに関しては恵まれた反面、温泉に関しては全行程を通じて二湯と少なめだった今回の旅ですが、最後は三湯目の温泉に立ち寄ります。訪ねるのは「阿下喜温泉 あじさいの湯」です。見た目も中身もこぎれいにまとまっていて、温泉、食堂、休憩室を備えた典型的な現代風の日帰り温泉といった雰囲気があります。お湯も雰囲気もとりたてて秀逸というほどではないものの、駅から歩ける町中にあることからして、汽車旅ならば北勢線を訪ねたついでに立ち寄るのもよさそうです。
それにしても、何よりもまず一風呂浴びなければ居ても立ってもいられなかった初日に対して、今日はさほどの汗をかくこともなく、実に快適な一日でした。一日の汗を流すわけでもなく、冷えた体を温めるわけでもない、そんな今の季節は温泉の数少ない端境期なのかもしれません。

阿下喜温泉 あじさいの湯
いなべ市北勢町阿下喜788
0594-82-1126
1100AM-2030PM(最終入館)
木曜定休(祝日の場合翌平日休業)
入浴料500円
泉質 アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
泉温 29.1度
pH 9.0
湧出量 106l/min(掘削自噴)
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 18:49:34 | 東海
さて、活動が一段落したところで、たまりにたまったblogの記事を先ほどまとめて投稿しました。昨日から今日にかけて、blogの編集ページにログインせず、移動の合間にノートPCを開いてはテキストをひたすら打ち込んでいたというのが真相です。
実は、文章を起こすという作業はもちろんのこと、意外と面倒なのがそれを投稿するという作業なのです。まずPCを立ち上げ、Webに接続し、ブラウザを開いてログイン画面にたどり着くまでに軽く二、三分の時間を消費するばかりか、記事内にリンクを貼ったり店の情報を追加したりということになると、デスクがあってマウスが使えるような場所でなければかなりのストレスがたまってきます。その上、一旦ノートPCを閉じてロック状態になると、Webへの再接続がかなりの確率でできなくなるという現象まで発生するため、その都度電源を立ち上げるところから始めなければならず、だからといって指一本で携帯電話に打ち込んでいくのも煩わしく、記事を投稿するという行為自体にそれなりの時間と手間が要るのです。この点テキストファイルなら、メモ帳を開けばいつでも編集できます。そのため、まずは文章だけ起こしておき、ある程度の時間ができたときにまとめて投稿するという方法を思いついた次第です。今のところこれは名案だと自画自賛しています。
もっとも、これはとりもなおさず、リアルタイムではなく事後報告に近い形になるということでもあります。この後は再び時間に追われ続けることを考えると、帰着までの行程がこのblogに掲載されるのは後日のことになるかもしれません。ご理解のほどお願いします。
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 18:00:57 | MOS
北勢地方を訪ねた時のお楽しみ、東員のMOSを訪ねます。過去何度かに渡って訪ねたこちらの店舗ですが、背の高い切妻三角屋根の店舗は、一年ぶりに訪ねた今回も変わらず健在でした。この店が何より素晴らしいのは、その切妻になった道路側を全面ガラス張りにして、吹き抜けになった店内がなおさら開放的になっていることです。たしか前回までは昔のままだったテーブルとレジ回りが、安っぽい合板製に取り替えられてしまっており、そのことだけは残念とはいえ、分煙化と称して半端な仕切りを建てるなどの改造がなされていないのは幸いでした。

モスバーガー東員店
三重県員弁郡東員町大字鳥取字大華表421-4
0594-76-6998
800AM-2200PM
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 17:19:33 | 東海
日が傾くにつれて雲が次第に厚くなってきたため、日没を待たずして列車撮影は切り上げました。近辺には夕景の名所もなさそうで、道中最後の夕暮れがやや中途半端で終わってしまいそうなのが少々残念ではあります。これでもう特にすることはなく、10日間の旅は初日と同じ三重県内で事実上の全行程終了と相成りました。
とはいえ、ここで潔く切り上げるなどという幕引きが自分にできるはずもありません。加えて、連休最終日ということで東名も中央道も日付が変わる前後まで渋滞すると予想されているため、今切り上げても意味がないのです。とりあえず、東員のMOSに寄って一風呂浴びればそれなりの時間になります。その時点で渋滞解消の目処がつけば移動を開始し、そうでなければもう少しやり過ごしてから帰路へつくということになりそうです。
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 14:07:52 | 東海
奈良へ寄りたいという悪魔のささやきを振り切り、二時間あまりの無味乾燥な移動を経て四日市東で高速を下りました。現在西日本からの復路でしばしば立ち寄る三岐鉄道の撮影ポイントに来ています。昨日と同様、時折雲に日差しが遮られる場面はありながらも、総じてさわやかに晴れているため、この後は時間の許す限り列車撮影に費やして、日が暮れたら長島で温泉に入るか、名古屋で腹ごしらえして帰りたいと思います。
これで中京地区最大の難関である四日市の渋滞ポイントを通過し一安心です。この時間に残りの移動距離を300km台に詰められると、最後の長距離移動の負担が全く違います。今回は比較的余裕をもって帰れそうです。普段からの読者の方なら、そういいながら結局最後は時間との闘いに陥るといういつもの展開をご承知のことでしょう。しかし、ここから先を急いだところで東名でも中央道でも連休最終日の渋滞に巻き込まれるため、日が暮れてから一風呂浴びて腹ごしらえして出るのがちょうどよいのです。
ちなみに、近畿ではまだ残っていた稲穂がこちらではあらかた刈り取られており、大分東へ移動してきたことを実感します。
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 11:43:26 | 近畿
午前中をほぼ消費しきったところでようやく本格的な移動を開始します。幸いにして、経路としては一切のロスがなく、給油をしてからは左折一回とUターン一回のみでここまで来ています。しかも、もう一度Uターンしてまっすぐ進めば、藤井寺で西名阪道に乗れるという状況です。天理で一旦下りて奈良の街に寄りたいのはやまやまながら、そうすると名阪国道に乗るのが遅くとも二時過ぎとなり、ほぼ間違いなく四日市の渋滞に巻き込まれてしまいます。奈良へ寄るなら和歌山のついでにしてもよく、なおかつ「蔵」で呑める機会に改めたいということもあり、残念ながら今回は素通りということになりそうです。
なお、時間に押され更新が途切れる場面も出てくると予想されますので、ご了承のほどお願いします…
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 11:23:24 | MOS
阪堺電車を撮るなどするうちに時間が押し始めるという、大阪から自走で帰るときのありがちな展開になってきました。朝食がてらMOSへ寄るつもりが、これでは昼食兼用となるかもしれません。訪ねるのは「中環大泉店」です。郊外型大型店が並ぶ片側三車線の幹線道路沿いという何の面白味もない立地に、コンビニの居抜きかと思うような味気ない箱形店舗が建ち、柱のように造られた南欧風の煉瓦タイルに特徴を感じる程度でしょうか。建物の構造からして店内も特にこれといった特徴はなく、壁面の縞模様と煉瓦タイルの種類が異なる以外は宮崎橘通店の雰囲気とよく似ています。
それにしても、古いMOSをいくつか訪ねて思うのは、最近の店舗の客席、とりわけテーブルが随分安っぽくなったということです。以前はニス塗りの天然木が基本だったテーブルが、ベニヤの合板製に変わってからどれだけ経つでしょうか。この店の場合、ベンチシートの背と背を隔てるパーティションにも似たような合板が使われ、なおかつ隙間の詰め方などに安普請があらわになってしまっており、これはいただけません。安く造って使い捨てるという風潮に、MOSも少しずつ毒されているように思えるのが残念です。

モスバーガー 中環大泉店
堺市北区金岡町2838-1
072-240-1133
900AM-2300PM(土日祝日 -2200PM)
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 10:32:26 | 近畿
毎度おなじみフェニックス通りで記念撮影します。宮崎の橘通にはかなわないものの、片側三車線の広い通りを二車線と一車線に分け、中央の分離帯にフェニックスを、左右の分離帯に銀杏を並べた通りには整然とした美しさがあります。堺といえば何かと問われれば、自分は一も二もなくこの通りを挙げるでしょう。
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 09:27:35 | 近畿
大阪南港でフェリーを下りると決まってするのが、26号線へ出て堺のガソリンスタンドで給油と洗車を済ませることです。給油はともかく、洗車など帰ってからすればよいだろうと思っても、桜島の火山灰やら瀬戸内海の波しぶきやらで相当汚れており、気分を一新してから走りたくなったとでも申しましょうか。夕方から夜にかけてはますます時間が切迫して洗車どころではなくなるため、多少なりとも余裕がある今のうちに済ませておくことにしました。幸いにして、この空模様なら洗車したその日に雨が降るということもないでしょう。
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 08:50:06 | 近畿
九日ぶりの大阪南港に着きました。昨年同じフェリーで大阪へ着いた時には、11月だというのに梅雨時のような蒸し暑さで、車両甲板へ下りて荷物を積み込むというだけのことで滝のような大汗をかいたものでしたが、今回は汗ばむことさえありませんでした。要はそれだけさわやかな気候だということです。これならどこへ行っても絶好の活動日和とはいえ、残念ながら本日は移動という制約が終始つきまとうため、あまり悠長にすることもできません。朝食がてら堺のMOSに寄ったら名阪国道で距離を稼ぐのが本日最初にすべきこととなります。ただ、そうはいってもこれだけ天気がよければ奈良に寄りたいなどという悪魔のささやきが聞こえつつあるのも事実です。双六を進むかのごとく、まずは堺に移動してからその先の行動を考えます。
ちなみに、出発以来使ってきた16GBのメモリーカードの容量がなくなったためここで交換。デジカメを使い出して以来一年と少し、一週間以上の長旅に出たのは今回で二度目ながら、一度目である昨秋の九州は天候不順で全く撮影にならず、カードの残量を気にする場面もありませんでした。カードを一枚使い切ったのは、それだけ今回の旅が天候に恵まれているということでもあります。
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 06:47:18 | 近畿
おはようございます。フェリーは只今播磨灘を航行中です。天候はもちろん秋らしい快晴です。間もなく明石海峡大橋を通過し、その後も神戸の遠景など見所は尽きないため、本日の行動予定については大阪到着後に改めます。それでは後ほどお会いしましょう…
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色づく秋の九州へ 十日目

2012-10-08 01:54:26 | 四国
来島海峡大橋の通過を見届けたところで本日の全行程終了です。来島海峡の通過は少し変わっています。極端にいうなら右手の島影の向こうからしまなみ海道の主塔の明かりが見え始め、しかしそれは針路と全くの別方向で、本当にあそこを通過するのかと最初は半信半疑になります。ところが船はそこから右方向へ大きく舵を切り、島影から三連の吊り橋が姿を現すのです。中央にある来島第二大橋をくぐってしばらく進むと、今度は左へと舵が切られ、橋はさほどの時間もなく左後方の島影へと隠れていきます。橋をくぐるというなら、正面から来て後ろへ去るのが普通だというのに、ここでは右から来て左へ去るかのように景色が流れるということです。そんな光景を見届けると、瀬戸内を行く航海も一区切りついたという気がしてきます。
明日は大阪から出発地までの帰路につく正真正銘の最終日です。天候は言わずもがなの快晴と予想され、何となればあと一週間活動したいと何度も思いはするものの、無情にも移動中心の一日となります。そうすると無理して活動を詰め込むよりは、九州の余韻をそのまま持ち帰ろうという気が起こらないでもありません。しかし、目先の活動に全てを忘れて熱中してしまう自分の性格上、今日も夜の9時か10時に全行程を終え、そこから深夜走行で帰路につくといった展開になるでしょう。とりあえず、三連休の最終日の渋滞に巻き込まれる事態だけは避けたいため、名阪国道経由で粛々と先を目指して四日市のボトルネックをなるべく早めに通過してしまい、残り時間は近辺で活動して、あとは時間が許す限り温泉に寄るなり腹ごしらえをするなりして帰りたいと思っています。
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