A black cat and I・・・☆

人生、前向きに…!乳房再建等5回目の手術を経験して、今は既往症や趣味や猫の事など、日々の出来事を適当に綴っていきま~す。

術後の初出勤

2004-10-12 | 乳がん日記
「おはようございま~す!」

「あらっ、**さんもう退院したの?早いねぇ~!」

そうなのです。会社の同僚には、絶対お見舞いに行くからいつまで入院するか教えてね!て言われていました。
だいたい1週間くらいの期間だと思うよ、と言っていたのに三泊四日で退院しちまったものだから、皆唖然として、**さん大丈夫?と声を掛けてくれる。ありがとう、その気持ちが嬉しいぜ。

術後なので右腕が思うように使えない。
腫れもあるし、リンパ液も溜まっているようだ。
しかし、仕事自体はあまり忙しくないので出社していても体がしんどいという事はない。
一日が何事もなく終わり、会社を出たら姉から電話があった。

「今、**さんの家の前まで来たんだけど迎えに行こうか?」

来ることは全然聞いていないのに姉が出雲から突然やって来た。
私は迎えに来てもらうために会社の場所を説明したけどわからないらしく東区スポーツセンターの前で待ち合わすことにした。
結局徒歩で約20分も歩く羽目になってやっと東区スポーツセンターに到着。

「**さんの会社の場所を確認しておくから、今から案内して!」

姉に言われ、車に乗り込んだ私は会社の前までナビをする。
これからまた何度か会社まで迎えに来てもらうことがあるかもしれないもんね。

その後一緒に買い物をして帰宅した私達は、術後の事とか色々と話し合っていた。私は右脇が痛くて腫れていることを姉に訴えると、すぐさま病院に行こうということになった。

「**さん、術後は何があるかわからないからどんな小さい事でもとにかく病院へ行って!」

私は病院の夜間受付へ電話をして診察して頂くことになった。
姉に病院まで送ってもらって受付をする。
治療まで少し時間がかかりそうだったので姉にはもう帰ってもらうことにした。
今8時過ぎなので11時頃には帰宅できるはず。
明日も仕事なので姉には少しでも早く帰って休んでもらうことにした。
夜間診療で診て頂いた先生は、この病気の権威の先生。

「さっき、先生(私の主治医)がお昼ご飯を食べていたよ。」

ヘエェ~、そうなんだ~!と思いながら、外科の先生って本当に忙しそうである。
診察台に横になり、患部を見せる。

「リンパ液が溜まっているようだから、抜きましょうね。」

太い注射針を患部へ射してリンパ液を抜き取ったら約30mlもあった。
痛みがやっと治まって右脇も少し楽になった。
治療後、バス停に向かいながら秋の夜の肌寒さを身にしみて感じていた。
これからどんどん寒くなっていくよなぁ~。
春に向かって治療をするんだったらいいのにってふと思った。



コメント
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