A black cat and I・・・☆

人生、前向きに…!乳房再建等5回目の手術を経験して、今は既往症や趣味や猫の事など、日々の出来事を適当に綴っていきま~す。

仕事の流儀 『人生によりそい、がんと戦う』♪

2009-06-11 | 日記
先日、NHKプロフェッショナル仕事の流儀『人生によりそい、がんと戦う』で、
乳腺外科医の中村清吾先生が紹介されました。

現在私の治療は、ホルモン療法と民間療法であるSMMを投与しています。
手術は数年前に終わってますが、今、最先端で活躍されている中村先生の
患者に向き合う姿勢や手術方法等を観る事が出来ました。


人生によりそい、がんと戦う

乳がんを患う女性に生きる勇気を与える。
年間700件という手術数だけど、乳がんの早期発見は半数にも満たない。
例え早期発見で手術しても再発・転移の心配が常に付きまとう。
患者に接するときは、さりげなく仕事や家族のことを聞いて、治療に役立たせている。



向き合うのは患者の人生

女性の人生を大事にする姿勢は、手術にも現れている。
中村は、早くから乳房を残す『温存手術』を心がけてきた。
出来るだけ乳房を傷つけずに最小限度のがんを取り除くようにしている。


医師は、謙虚であれ

患者の話を1分でも2分でも聴いてあげる。
他の人から、白衣を着ていると先生だと思われるかもしれないけれど、
謙虚でないといけない。


忘れられない患者の最期

父は浅草の町では名の知れたしんきゅう師だった。
患者の話にとことん付き合う父にあこがれて医師の道を志した。

様々な治療をしてのめり込んだのが乳がんの治療だった。
そんな時に幼子を連れた再発患者が中村のところにやってきた。
治療の甲斐なく、最後には「子供の世話をしたい」といいながら
苦しみながら息を引き取った。

中村は、医師として最善の治療をした。
しかし、それが患者にとって良かったのか?
かつて患者と向き合って声を聴いていた父を思い出した。

がん治療先進国のアメリカの病院に行ったときに白衣を着た人は全て先生だと思っていた。
しかし、そこには薬剤師、栄養士、カウンセラー、ソーシャルワーカー等、
たくさんの専門家で患者をみる『チーム医療』を知る。
そして、暗くて辛い治療を前向きに捕らえ、明るく生きてきる患者達に出会った。
2005年にチーム医療をスタートさせた。


患者の人生に、よりそう

その人がその人らしく過ごしていく手助けをしたい。
再発・転移したら、一生向き合っていく病気だ。
患者さんが自分らしく生きれるよう支援して行ってあげたい。
「あわてなくていい!!」ただ、そう伝えたい。
その人の人生によりそう覚悟でいたい。。。



   プロフェッショナルとは…!!

自分の可能性と限界を知っている人
人のプロフェッショナルを尊敬できること




           


このTV放送を観て、もし自分に乳がんが発見されたら、何がナンでも
中村先生に診てもらおうと思った方が大勢いたのではないかと思います。
私も再発・転移した時の事を考えて、自分がどのような行動を取るべきか、
考えておく必要があります。
治療中に、どんな些細なことでも嫌がらずに側にいて
いろんな話を聞いてくれる医師は有り難いかも…。
それは医師に限らず、身内や友人・知人であってもね………。。。
コメント (2)
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