12回のタキソール

2004.12.28　タキソール１回目
2005.01.04　タキソール２回目
2005.01.11　白血球減少のため注射のみ
2005.01.18　タキソール３回目
2005.01.25　タキソール４回目
2005.02.01　白血球減少のため注射のみ
2005.02.08　タキソール５回目
2005.02.15　タキソール６回目
2005.02.22　タキソール７回目
2005.03.01　タキソール８回目
2005.03.08　タキソール９回目
2005.03.15　白血球減少のため注射のみ
2005.03.22　タキソール10回目
2005.03.29　タキソール11回目
2005.04.05　タキソール12回目

初めてのタキソールの点滴の時に何故か腹痛がしてずっとおなかに暖かいタオルを当てていた。
通常なら一時間半位で終る点滴が二時間近くもかかってしまった。

二回目のタキソールの点滴後、夜、寝る時に右腿の上部に痛みが走った。
癌が転移した場合、骨に痛みが走ると聞いていた。
私は、不安な気持ちになりしばらく不眠症が続いた。

1月11日、白血球数値が2200しかなく点滴は次週になった。
主治医の先生に右腿の痛みの事を話したら、骨シンチを撮ることになった。

『不安な事は一つずつ消していきましょう！』

タイミングよくキャンセルがあり、通常は2ヶ月待ちだったけど即レントゲン室へ！

骨シンチとは？
骨にどのような病気があり、どの程度全身に広がっているのかを調べるための検査。
体の中に注射された放射性医薬品が血流にのって骨に運ばれ、骨の代謝や反応の盛んな所に集まる性質を利用する。
骨のRI検査は、ガンの骨への転移の診断に最も多く使われる。

1月25日、骨シンチ異常なし。
よかった。ホッとしました。

2月1日、また白血球が少なくて点滴が次週に延びた。
先生に食生活のことについて聞いたら、別に考えなくてもよいとのこと。
但し、不摂生はしないように！


タキソールの点滴を終えて、副作用は脱毛・白血球減少・皮膚や爪の変色・むくみ等だった。
秋から冬にかけての点滴だったけど、外出時は必ずマスクをしていたので風邪も引かずにタキソールの点滴を乗り切ることが出来ました。
あと、もう少し。。。

患者の会交流会

今日は私が治療を受けている病院の紹介で入った“乳癌の患者の会”のお花見に参加しました。今回の目的は同じ乳癌患者との情報交換と乳房再建手術を受けた方のお話を聞くこと。


場所は広島郊外の某旅館の宴会場。
旅館の受付場所へ行くとかなりの女性達が集まっていた。30代から60代(？)位の幅広い層の方々が来られている。人数の多さに圧倒された。皆、乳癌患者だよねぇ～っと思いながら、11時前に宴会会場へ入るとかなりの席が用意されていた。
早速乳癌患者の交流会が始まった。
私は隣に座った方と現在の状況や治療経過等を聞いていった。
やはり同じ病気の方と話をするのはすごく楽だ。乳癌のレベルは違うけれど同じ病気と言うことで心置きなく話ができる。
何を言っても気持ちがわかってくれるから有り難い。
私はどんどん自分の気持ちをぶっつけて行った。
もちろん相手も色々と治療の事や現在の気持ちを話してくれる。
本当に気持ちをぶっちゃけることは大事だと思った。
私は今まで溜まっていた不安を出し切ってかなりすっきりすることができた。


昼食が終って初めて参加した新入会の会員の自己紹介をすることになった。私を含めて約15名位の初参加はステージへと集まる。ひとりずつ名前と今までの治療経過を簡単に述べた。
その後、併設してある温泉に入ることができた。皆乳癌患者だし乳房を切除している方もいらっしゃるから、気兼ねをすることはないんだけど流石に勇気が出なくて温泉は遠慮した。


そして、今回もう一つの目的の乳房再建の方のお話を聞かせてもらうことにした。
主催者の方に乳房再建をした方を紹介してもらい、お話を聞くことに…！
その方は乳房切除後、乳房再建術を受けた方で手術した乳房を見せてもらうことにした。ついでに触らせてもらった。
見た目は左右の乳房の大きさも変わらず乳輪もとっても綺麗だった。
感触はポヨンポヨンで乳房そのものでした。
私は彼女の話や乳房を触らせてもらって再建する勇気が湧いてきた。
今は治療中でまだまだ先のことだけど、温泉に堂々と入れるように乳房を再建するぞぉ～と胸に誓った