今日の一枚

時折、季節の写真などを掲載します。

御在所岳山歩き 紅葉 2016

2016-10-27 | 山歩き

 御在所岳を再度登ってきました。
もう少し紅葉が進んでいるかという思いで。
ただ山頂はこれ以上色づくよりも枯れかけていました。
斜面の色づきは今回はよかったです。

 今回は、中道登山道から登り、裏道へ下りました。
これが一番多い行き方かも知れません。
変化に富んだ風景を見られます。

 中道は歩きにくい岩場の多い急な登りでした。負れ岩(おばれいわ)、地蔵岩
(じぞういわ)、富士見岩、藤内壁、兎の耳(うさぎのみみ)など有名な奇岩などが
ありました。キレットと言われる岩場など鎖場も少しありました。

 テラス的な岩場から斜面の色づきやロープウェイなどよく見えました。


































































































写真が多いですので、スライドショーでも見られるようにしました。
画面一面でも見られます。大きなサイズの方が見やすいと思います。
スライド時間も変更できます。
終了はキーボードのEscボタンです。

御在所岳山歩き 紅葉 2016







御在所岳裏道を登ってきました。

2016-10-25 | 山歩き

三重県湯ノ山温泉の方から御在所岳を登ってきました。

 御在所岳は、太古に堆積した花崗岩が侵食により山肌に現れ、色々な形の
巨岩・奇岩が見られるのが特徴ということです。

 少しは晴れ間もありましたが、曇り空で風がかなり強く山頂ではフードを
かぶっている人もおられました。


 裏道を行きましたが、対岸の絶壁をロッククライミングされている人たちの姿も
見えていました。

 山頂の紅葉はもうじき見頃という時期で、色のグラデーションが素晴らしく
黄色い葉の木の色づきが印象的でした。隣に鎌ヶ岳も見えて色づきかけては
いましたが思ったほどは色づいてはいませんでした。

 長い間行っていなかったのでほとんど初めての道でした。
大小の岩ばかりの道でした。別の登り道でも行ってみたいです。









































































熊野古道 小辺路・果無峠越え

2016-09-30 | 山歩き

 熊野古道の一つ小辺路は高野山から熊野本宮大社へつづく道で
世界文化遺産に登録されています。
1000mをこえる峠を3つほども越えて続いているようです。

 その内、比較的バスの便がよいと言われる奈良県十津川村果無(はてなし)
から和歌山県の熊野本宮大社の間を歩いてみたいと最近思うようになりました。

 色々調べた結果、奈良県側からでも先ず和歌山県側に車で行き、今回
歩き始めることになる果無越えの登山口(櫟砂古バス停)へ路線バスで
戻りそこから果無峠越えで本宮町の道の駅奥熊野まで歩くことにしました。

 とにかくバスの便が少ないので、時間通りに歩けるかなど事前調べをして
行ったことがよかったと思います。

 果無峠付近は少し急坂になり石を敷いた下り道など滑らないように気を
遣いました。雨がいつ降り出してもおかしくない天候で峠付近ではガスって
いて蒸し暑く汗まみれの道中でした。

 道は思っていたよりもなだらかで、如意輪観音などの石仏が登山口から
和歌山県側の八木尾(やきお)バス停付近までずっと置かれています。
大正11年12年と書いてありましたので90年以上前に、地元の人たちに
より設置されたようでした。

 高野山町石道でも卒塔婆が一丁毎に設置されて歩きやすかったですが、
こちらは約300m毎ぐらいの間隔でしょうか。とにかく石仏の表情がいいし、
千手観音、十一面観音などと違っていました。 小辺路の道を間違えないで
歩いている証でもありました。

 果無峠登山口から峠まで4kmあまり、峠から八木尾バス停まで5kmあまりで
約10km。そこから1.6kmほど熊野川沿いの道を歩いて戻りました。

 7月に「天空の郷」果無集落へ行った折、今度は果無峠を越えて雄大な熊野川を
見下ろす景色を見てみたいと思っていたことがなんとか実現できました。

 朝「道の駅奥熊野ほんぐう」から十津川の登山口まで7:20発の路線バスで
戻りましたがなぜあのくらい時間がかかったのか未だに不思議です。25分から30分。
バス道が遠回りしているのでしょうね。

 小辺路の一部を歩いただけでくたくたでした。参詣道とは言え、このような山深く
長い道のり(全部歩くと70kmらしいです)を行き来した人々がたくさんおられた
としたら、驚くべきことです。

























  













 天水田   次の写真の住居跡のお宅が稲作をされた跡らしい。





















 観音堂と言われる場所 道中唯一の水場
















  果無峠に置かれた十一面観音菩薩の石仏(第十七番目)












 三十丁石手前の場所  熊野川が望まれる絶好の見晴らし場所。





















 ○この橋の向こう側に八木尾(やきお)バス停があります。下ってきたところです。




十津川村の果無集落と熊野古道歩き 

2016-07-23 | 山歩き

梅雨が明けました。蝉の声もひっきりなしに聞こえる季節になりました。
暑中お見舞い申し上げます。

 日程の都合がつき思い立って奈良県南部十津川村から熊野本宮大社方面へ
出かけてきました。
世界遺産に熊野の参詣道がなってからどんな所か見てみたいと思っておりました
今回行っていなかった十津川村の果無山脈などの熊野古道を少しだけ歩いてきました。
本宮大社近くの熊野古道は海外の人も来られていました。

 十津川村の昴の里に車を置いて、最初に吊り橋を渡りましたが、それだけで
本当にビビッてしまいました。その高さと揺れと足下の板の頼りなさで。

 果無山脈が高くそびえているのがみえる果無集落では、有名な岩本さんの家で
休憩させてもらいました。十津川村の観光ポスターに大きく載っている場所です。

 果無山脈が向こうに高くそびえているのを岩本さんに教えてもらいその
高さにちょっとびっくり。少し低くなった果無峠まで3時間ぐらいの登りか
もしれません。湿気の高さもあり、今回は途中までも上るのはあきらめました。
いつか挑戦してみたいですね。

 果無は「はてなし」と読みます。えんえんと道が続くイメージです。
十津川村観光協会の世界遺産の参詣道小辺路(こへち) や果無集落の説明は、
コチラから。



 発心門王子から本宮大社までの道はどこにでもある山道のようでした。
ただ見晴らしのきく場所から熊野川を見下ろしたり、熊野本宮大社 旧社地
「大斎原」を見下ろす景色はこのために来たようなものでした。

 昔平安貴族も熊野川中州にあった旧本宮大社(大斎原)へ向かいました。
その到着間近に見えた景色にはさぞ感激したと思います。
江戸時代に描かれた旧社地の様子が隣の展示館で掲示されていました
特別な場所を思わせる条件が揃っていたように思います。 

 明治22年の大水害で被害を受け、その一部が現在の場所に移転されたようです。m
現在水田になっている所も、昔は川の中州の一部だったのでしょう。













































































































 


 


馬ノ鞍峰 山歩き続き (3)

2016-05-10 | 山歩き

 馬ノ鞍峰は大台ヶ原から高見山に続く台高山脈の一部にあります。
川上村の入之波温泉から南東へ入っていった所。吉野川の源流の森
横を通り尾根に出た所です。標高1177mです。

 馬の背のような尾根を上って行きます。

台高山脈に向かって別の尾根から上って行き、その当たった所が山頂です。

 4月下旬頃からコブシやミツバツツジが最初に咲き始め、それから
アケボノツツジ、シャクナゲなど順々に咲いていきます。

 ヒメシャラやブナの落葉する高木が多く、ものすごい落葉になるのでしょう。
それが毎年敷き詰められていますので、山道はふわふわです。
直径1mを超えるような太い針葉樹も所々にあります。

 昔、その落ち葉の間で偶然白色のきのこのようなギンリョウソウ(銀竜草)を
見かけたこともあります。

 新緑のこの時期が一番のおすすめです。






  







  
































馬ノ鞍峰のアケボノツツジとシャクナゲ(2)

2016-05-09 | 山歩き

 一人での山歩きなので、それなりに道に迷わないように
注意していました。かくし平から沢沿いに上っていく時など目印を
必ず確認しながら進みます。道を見失いやすい場所です。

 斜面は落ち葉が一面です。これも滑りやすいです。踏み跡もわかりにくい。
尾根道でも同じです。
景色に気をとられてあれっと思うことがあります。
谷へ落ちないようにバランスを崩さないようにします。杖はそのために便利です。

 尾根に出たとき風が強く感じるようになり、帽子にひもをつけてあごに

くくりつけました。
 風で寒さも感じましたが、雑然とした古木の山道を歩いていると、
その木々の造形や背後の新緑が素晴らしい。一人占め?
誰にも出会わない。この景色を見られたのはこの日は他に一人だけ。

 あちこちにシャクナゲの濃い赤色の花や淡いアケボノツツジの

花の木が次々に現れてこの季節の華やかさを楽しみます。

 花の時期の後は落葉樹の葉っぱがもっと広がり葉の色も濃くなり
少し鬱蒼とするかもしれません。

シャクナゲがもっと咲く見頃時期もあと1週間ほどです。


    























   















    











    


馬ノ鞍峰のアケボノツツジなど(1) 修正

2016-05-08 | 山歩き

春の連休前後によく上る吉野川上村の馬ノ鞍峰へ上ってきました。

向かう道中には藤の花がよく見えました。この時期若葉の色の
グラデーションも素晴らしく、尾根道にはアケボノツツジとシャクナゲが
見られました。

アケボノツツジは終わりに近く花びらがたくさん落ちていました。
その分シャクナゲが咲きかけていました。

雨の後で山道が滑りやすく気をつけながら上りました。
たくさん写真を撮りましたので、少しずつアップします。

 

        



  




    



     



 



 



 



 



 



 



     



     



     



     



     



 




 


大台ヶ原 紅葉 (3)

2014-10-27 | 山歩き

奈良県南部大台ヶ原紅葉の続きです。

もう少し変化のある写真ならよかったのですが、いつも同じような写真になって
しまいます。

大蛇ぐらから見えた景色からシオカラ谷を経て駐車場へ戻り、ドライブウェイ沿いの景色。
ブナなどの色づきは見頃でした

  ○ 写真のクリックで拡大写真表示します。
  



  



  



      



  



  



  



      



  



  



  


大台ヶ原 紅葉 (2)

2014-10-26 | 山歩き

 大台ヶ原紅葉の続きです。
 
 東周遊道後半は、正木ヶ原や牛石ヶ原ではトウヒの立ち枯れと笹原のなどの景色、
色づいた森もよかったです。

 その後、大蛇ぐらと呼ばれる断崖から近くの台地状の断崖や遠くの山並みなどを
見ます。たくさんの人で混雑し、先端に行くのには慎重を要します。そこの先端から
見た不動返し岩というのでしょうかその景色は特に有名です。


 その後シオカラ谷へ下り、そこから駐車場までの少し急な登りです。
雨も多く日当たりもよいのでブナなど高木がよく色づいていました。

 環境省などの保護が行き届いていて自然を荒らさないようにロープや木道が整備
されていました。歩きやすいです。

 ○写真のクリックで拡大写真表示です。


  



           



  



  



  



    



  



  


大台ヶ原 紅葉 (1)

2014-10-25 | 山歩き

 奈良県南部、紅葉の大台ヶ原を歩いてきました。もう少し早めの時間帯なら
申し分なかったような気がします。それでも紅葉と青空の写真を撮ることができました。

上の方は少しピークは過ぎていましたが、ドライブウェイなど一面の紅葉が
見渡せました。たくさんのカメラマンが来られていました。

大台ドライブウェイからの写真、東大台周遊道で日出ヶ岳からの写真などです。
大台ヶ原は台高山脈になりますが、西側遠くに大峰山脈の山々がよく見えています。
行者還岳、弥山、釈迦ヶ岳などはよくわかります。

 
 ○ 写真のクリックで拡大写真が見られます。