天候はいい方だったのですが、さすがにこの季節肌寒かったです。
紅葉の見頃時期でしたので、若い人も年輩の人も家族連れの人もたくさんの人が来られていました。上流の方はそれほど大きな流れでなく大小の岩もありますが、その間を流れ落ちて川幅が広くなっていったような気がします。それほど道のりがありました。
色々名前がつけられていますが、前半で有名なものでは、川の中央に位置する大岩を挟んで流れが二手に分かれる様子が、荷物を綺麗に振り分けて担っているように見えることから、「荷担い滝」と名づけられた滝がありました。
背景が黒っぽい岩が多いですので、色づいた葉などがよく目立ちますし、水にその色が写っているありました。もちろん色々な種類の滝、それほど大規模なものは少ないですが、も楽しめます。
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思ったより朝は天気がよくありませんでした。曽爾に入って、屏風岩や兜岩も見え、雄大で色づきもよかったのですが、雲がかかったりして何枚も撮りましたが、もう一つその迫力が出ていません。屏風岩ももっと近くまで行ったら、きっと素晴らしかったのでしょうが、今回は赤目四十八滝などへも行くつもりでしたので、遠くからの景色です。
香落渓は道の反対側の斜面の紅葉が見頃で車を置いて歩いたり、戻ったりで同じような景色をたくさん撮りました。小太郎岩辺りの紅葉が見頃だったように思います。渓谷ですので渓流と紅葉の景色です。同じようなものも多いですが。
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馬ノ鞍峰の続きです。
尾根を上に行くほど葉を落とした木が多くなったように思います。よかったのは尾根に出た辺り。
以前この辺りに大きなシャクナゲの木があって満開だったなとか思い出しながら歩いていました。
目印が多く付けられるようになり迷いにくくなっていますが、この山は迷いやすい山で、初め来た頃は斜面に下りて今度上に戻ったらどっちへ行ったらいいかわからなくなって、びっくりしたことを思い出していました。
頂上1178mに着くまで少し急でしたので、久しぶりにビッショリになっていました。
そこまで出会ったのは2組だけ。帰りは山の神という隣の山回りで下りてこられたグループなどもありもう少しだけにぎやかになりました。
駐車場に戻ったとき、後ろで柏手を打つ音を聞きました。そこにある小さな「山の神」の祠にお参りされたんですね。天候に恵まれたことや無事で下りられたことなどに感謝されていたのか。落ち葉に足を取られて私もヒヤッとしたこともあったので、納得でした。
大台ヶ原から高見山に連なります台高の馬ノ鞍峰へ登ってきました。吉野川の源流です。春はアケボノツツジやシャクナゲを見によく出かけるところです。今の時期の紅葉ならこの辺りと行ってきました。
国道の両側に迫ってくる山の急斜面がよく色づいてきれいで期待を持ちながら車を走らせました。
昔ならかなりの奥地で南北朝時代に南朝方が隠れ住んだという位の山奥です。だから登山者もかなり少ないです。
駐車場から山中に入ると高い緑の木々ばかりで暗めで寂しいところガ続き、一人だしちょっとがっかりしながら歩いていました。マムシ草が赤い実をつけていて、そこにちょうど光が入り、薄暗い山中でそこだけが光っていました。
かくし平を過ぎ、下には一面の落ち葉の急斜面を登り切った尾根のところで景色が一変。明るくなり、穏やかな暖かい色調の色とりどりの景色が見えました。