今日の一枚

時折、季節の写真などを掲載します。

室生の桜など (2)

2010-04-06 | 
 室生寺門前の橋まで来ますと、境内にいくらかあります古木の桜がちょうど見頃だったのがわかりました。それまでの日は天候が不順でしたので、すっきりとした青空を背景にした高木の桜の花は見栄えがしました。それとその建物や石段など含めて女人高野と言われます雰囲気。

 有名な石段の上にあります弥勒堂や金堂の中にはどこかで見たことがあります仏像、国宝になっていますものが4体あるそうです。金堂の中には十一面観音立像が左側にあり、特に注意深く見ました。天気がよかったのか、今回は特にそれらの仏像の様子がよく見えたように思います。金堂の仏像を見るために3~4回ぐらい回って繰り返し見ました。弥勒堂の木造釈迦如来坐像も何か印象深い雰囲気でした。これも国宝。

 帰りは室生口大野の駅まで歩きましたが、6kmあまりの道のりも苦にはなりませんでした。


        



            



            



        

室生の枝垂れ桜など (1)

2010-04-04 | 
 桜の見頃時期に室生の方へウォーキングを兼ねて出かけてきました。
室生寺往復ですが、行き帰りのコースを変えて、15km以上は歩いたと思います。

 先ず、室生口大野の駅から近くにあります大野寺へ行きました。枝垂れ桜と川の対岸にあります魔崖仏が有名です。枝垂れ桜は樹齢300年だったか、200年だったか。ちょうど見頃ですが、なかなか写真に収まりにくいように思いました。小糸しだれざくらと書いてありました。

 対岸の有名な魔崖仏は岩に彫られています。大きさが11.5mらしいですが、その彫刻で描かれた形がもうひとつ私にはよくわかりませんでした。

 それから川沿いを通常室生寺へ行くルートをとらず、すこし山中の渓流沿いを行く龍鎮渓谷だったのルートを行きました。駅前にはこのコースも紹介はされていたのですが、難しかったです。その渓流は、龍の名前がついているほどですので、雨量の多いときは激流になるのでしょうか。木々の切れ端が所々に山積みになっていました。

 迷いながら何とかその渓谷を抜け、室生の里が見える所まできてやれやれでした。ちかくにあります西光寺といいます枝垂れ桜が有名な場所もありました。樹齢300年です。見応えがある大きな枝振りでした。離れて見るよりも、その木の下に入りますと、なおその大きさに感心します。