今日の一枚

時折、季節の写真などを掲載します。

香落渓から曽爾高原

2016-11-12 | 

 奈良県から三重県に入り香落渓を通って、奈良県側になるかと思いますが、
曽爾高原を夕方に歩いてきました。

 青蓮寺湖から名張川沿いの細い国道を抜けると紅葉谷。夕方に近かったですが、
青空で対面する斜面の白っぽい岩と紅葉が見頃でした。

 曽爾高原はこの時期の景色も写真集で見たように思い出かけたわけです。
お亀池の側を通り登っていきます。ススキの穂は見頃時期を過ぎている
ように思いました。亀山峠がある上の道まで登りますと展望が開けます。
 まだ散策されている人も少しおられ、日没に近かったので、その時は
どんな景色になるのかとしばらく待って西の空を見ていました。
日没後下りますと、こんどは東の山の上にお月さんが見えていました。

 この景色はあたりまえとも思われますが、私は宇陀の方(阿騎野)でのかぎろいを
観る会という催しが厳寒期に行われていて一回だけ参加したことがあります。

日の出前の東の空が染まっていき反対の西の空に月が沈もうとしていることを詠んだ
柿本人麻呂の万葉集の歌があります。それを思いちょうど反対だなと思って歩いていました。







































みたらい渓谷から行者還トンネルを越えて(3)

2014-11-13 | 

 みたらい渓谷を見た後、国道309号線を南へ進みました。付近の色づきは
ちょうど見頃。川迫川(弥山川)の水の色も独特でした。

 途中でだんだんと上っていって行者還トンネルを越えて上北山村のくね
くねとした国道を下りました。高い所は葉を落とした木々で灰色になって
いましたが、中腹の色づきはちょうどよかったです。

 新緑の頃もいいのですが、華やかな季節は秋のこの時期でしょう。
 天川村は危険な所もありますが、自然にあふれています。すばらしいです。


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みたらい渓谷 紅葉 (2)

2014-11-13 | 

 奈良県南部天川村のみたらい渓谷の紅葉、続きです。

 渓谷沿いの遊歩道を少し周遊して色づいた渓谷の風景を撮りました。
ガスも徐々に晴れてきて上の方は強すぎる日射に変わっていきました。

 激しく流れ落ちる滝や川の水が湿度を保ちそのためにモミジなど木々の色づきも
いいのでしょう。階段で滑りそうになった所もありました。
裾を歩き観音峰登山口駐車場にまた戻りました。

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みたらい渓谷から行者還トンネルを越えて (1)

2014-11-12 | 

 この時期紅葉が見頃と思いみたらい渓谷とそれから国道309号線沿いに行者還トンネルを
越えて車で走り付近の紅葉を堪能してきました。

 かなり早朝に出かけ下市町を過ぎたあたりから景色が一変、霧がでてきてみたらい渓谷に
着いたのが7時過ぎだったと思います。それから2時間ほどもそこにいなかったと思うのですが、
早く来てよかったと思いました。

 二つの川が合流している所で川中は大きな岩がゴロゴロ。川沿いの岩肌と水の色、滝、木々の
色づきが合わさってよかったです。水はほんとうにきれいそうでした。観音峰登山口に車を駐車
してみたらい渓谷の遊歩道を歩きましたが主要なところは2kmもあるかないかでしょう。
その往復。

 それから石倉トンネルを抜けて、国道とは名ばかりの対向もできないような危険そうな山道を
かなり走りました。主要な国道以外のこの国道309号線は26kmほどだそうです。

 行者還トンネル付近はほとんどの木々は葉を落としていました。それもあって行者還岳には
登りませんでした。近くから見ますと険しい山のイメージで、何回かは一人でも上ったことが
あるのですが。遭難も時々あるようです。下山時に迷ってしまうとか。

 中腹などは天気もよく一面の紅葉で見事した。雄大な景色。ただ天気がよすぎて写真には
ならない所もあり。また三脚を使って撮った方がよかったのでしょうが。

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談山神社 紅葉

2014-11-08 | 

 飛鳥に都があった頃、そのあたりから見ますと東側に高くそびえます山々を多武峰
と言います。藤原鎌足と中大兄皇子(当時は若かったと思いますが後の天智天皇)
が乙巳の変(大化の改新)につながるような蘇我入鹿打倒の密談をしたともされる
山です。本当のところはよくわかりませんが。

 そこに藤原鎌足を祀った談山神社があります。紅葉が始まっていました。
朱色の社殿と色々な色合いの紅葉の葉もよかったと思いました。

 帰りに出口付近で折口信夫博士の詠まれた短歌が書いてありましたが、なかなか
興味深いです。今日私たちも同じように明日香の石舞台の方から山を登り、帰りは
また明日香の方へ下りました。同じような道。

 飛鳥時代の人々は多武峰に天下った神々がこの多武峰からさらに天香具山へ
降りると考えたのかもしれません。山々が続いているようにも思えますので。

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高野山 紅葉 (2)

2014-11-03 | 

 高野山紅葉のつづき。

 壇上伽藍から金剛峯寺へ続いていく道を蛇腹道と言うそうです。
両側色づいた木々に囲まれる風景が紅葉スポットらしい。
金剛峯寺の中の庭園にも紅葉がよく調和していました。
この時期、イベントも行われていました。

 そこを出てから、紅葉のスポットとして有名な場所を回り最後に
女人堂まで行き、そこから駐車場所まで引き返しました。

 女人堂はこの場所が高野山下から上ってくる高野七口の一つの登り口
にもうけられた女人の参篭所でただ一つ残っているものだそうです。
昔は女人禁制で高野山(一つの山ではなく地域)の中に女性は入れな
かったようです。

 帰りの山道は雨が強くなりガスっていましたが、傘をさして歩けるような
山道でした。

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高野山 紅葉 (1)

2014-11-03 | 

 天気はあまりよくありませんでしたが、時期的に紅葉時期になっていました
高野山へ行ってきました。 自動車道が部分的に開通していますので奈良県から
でも比較的便利に行けるようになっています。

 天気悪化が予想されましたが、やはり少しは山道を歩いて上ってからの方が
よいだろうと世界遺産になっています町石道を40町石付近から上りました。

 1町(約109m)ごとに卒塔婆と言うのでしょうか町石が立っていますので
そこにかかれています数字で高野山壇上伽藍までの道のりがわかり、どんどん
数字が減っていきますので歩くのが短く感じます。平安時代に立てられたもの
もあり、藤原道長も歩いてこの道を上ったと言うことです。麓の慈尊院からで
は180町あるので20km弱です。

 山道最後の方に急な登りがあって自動車道に出たところが高野山の入り口に
立つ山門の大門です。

 今にも雨が降りそうで午後には雨になりましたので写真のピントが甘いのかも
しれません。壇上伽藍他紅葉がきれいだったところをあちこち見て回りその
写真です。

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正暦寺の紅葉

2012-11-19 | 

 秋も一段と深まって平地での紅葉も見頃になりつつあります。

 家の者が奈良市南東の少し山地に入った所にあります「正暦寺」に立ち寄りました。

 その写真を少しアップします。
 最後の一枚は近くの別のお寺の写真。寒さが厳しくなるほど紅葉など色づきはきれいになるのかもしれません。かなり大きそうなイチョウの木。

 正暦寺は以前テレビで紅葉時期に紹介されたことがあるお寺です。紅葉の名所の一つだと思います。 境内は昔はともかく今はそれほど広くはなかったと思います。



            



             



        



            



        



               


京都の紅葉

2011-11-28 | 

 今年は紅葉が少し遅れぎみなのかも知れません。最近の冷え込みで先週ぐらいが京都の紅葉の見頃だったようです。家人が左京区の方を歩いてきました。永観堂などは人が多くて入られなくて、金戒光明寺という浄土宗のお寺の庭の写真を撮ってきました。秋の特別公開ということらしい。手入れの行き届いた庭にりっぱなモミジの木。小さい写真のクリックで大きなサイズでも見られます。



            





         




            


談山神社 紅葉 (2)

2010-11-29 | 
談山神社は言うまでもなく、多武峰と言います明日香から東側に位置します山々の中にあります。それほど高くはありませんが、飛鳥時代の都から見ますと高く見えたでしょう。その辺りで、藤原鎌足と中大兄皇子が大化改新に連なる相談をした所と言われています。談山神社の祭神は藤原鎌足です。

昔はかなり広い社寺領域があったと思います。
今は十三重の塔や檜皮葺の赤い社殿などがあるだけですが。少し高地に位置しますのでモミジなどの色づきがきれいで有名です。古木が多く高木になっています。独特の境内の景色を背景にモミジなど写真に撮りました。いつの間にか、夕暮れになっていました。