一人での山歩きなので、それなりに道に迷わないように
注意していました。かくし平から沢沿いに上っていく時など目印を
必ず確認しながら進みます。道を見失いやすい場所です。
斜面は落ち葉が一面です。これも滑りやすいです。踏み跡もわかりにくい。
尾根道でも同じです。景色に気をとられてあれっと思うことがあります。
谷へ落ちないようにバランスを崩さないようにします。杖はそのために便利です。
尾根に出たとき風が強く感じるようになり、帽子にひもをつけてあごに
くくりつけました。
風で寒さも感じましたが、雑然とした古木の山道を歩いていると、
その木々の造形や背後の新緑が素晴らしい。一人占め?
誰にも出会わない。この景色を見られたのはこの日は他に一人だけ。
あちこちにシャクナゲの濃い赤色の花や淡いアケボノツツジの
花の木が次々に現れてこの季節の華やかさを楽しみます。
花の時期の後は落葉樹の葉っぱがもっと広がり葉の色も濃くなり
少し鬱蒼とするかもしれません。
シャクナゲがもっと咲く見頃時期もあと1週間ほどです。