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今日の一枚

時折、季節の写真などを掲載します。

京都マラソン見物

2014-02-17 | 行事

 近畿地方平地でも雪が積もった寒い日の後の16日の日曜日に
京都マラソンを見に行ってきました。
天気がよくなり、マラソンにはこの時期としては条件がよかったと思います。

 実際に走っていた人はフルマラソンですし、見物人とは違う思い入れで
走られていたと思います。1万6千人参加らしいです。
 沿道の応援イベントも所々でずっと続いていました。大規模でした。
オレンジやチョコを差し出される人もいて、走っている人はそれで少しは助かった
人も多いと思います。

 走る服装も個性が出ていますし、どの人も溌剌と走られていました。
走られた多くの方々、完走おめでとうございます。

 











 


陀々堂の鬼はしり

2014-01-15 | 行事

 五條市大津にあります念佛寺陀々堂の鬼走り行事を見に行ってきました。
吉野川のすぐ近くにあります。川幅はかなりあり少しびっくり。
2年前行ってよかったのでもう一回ぐらい見てみたいと。
500年以上続く行事らしい。室町時代からとか言っておられる人も。

 毎年1月14日に行われ火の粉で災いを祓うために大昔から吉野川沿いの
このお堂で続けてこられたようです。昔はもっと小さなお堂だったかも知れません。

 修験者による護摩供儀式も先に行われました。
かなり待った夜の9時から、赤鬼青鬼など色の違う服装で大きな鬼面もそれぞれちがいます。
3つの鬼が大松明をもって堂内を回りながら出入りする行事です。

 明かりを落として真っ暗な中で行われたので、写真機を操作するボタンも分からなくなって
迷っているうちに終わってしまったというのが感想です。前の時はもう少し出入りがあったような。
鬼役の人達は炎のものすごさと大松明の重さで長く持っていられないというのはわかりますが。

 穏やかでいい月夜の夜でした。待っている間に冷え込んできて茅葺きの屋根に防火のためあらかじめ
撒いてあった水が凍って白くなり雪が積もったようになったいい雰囲気のお堂。
 早口の念仏が続く中、法螺貝の音や鐘の音もあったのかとにかくはっきり覚えていません。かなり暗い
中での行事でした。これほど明るく見えない?もっと動きもある?その一瞬のポーズを撮った写真。

 初めて見た人は感動されておられたようでした。私は期待が大きすぎたのか、ファインダーをのぞいて
ばかりで少し物足りなさが残りました。・・・そんなことを言っていたら伝統を守るために一生懸命やって
下さっている人達に申し訳ないですね。見せていただいて今は感謝しています。

  小さな写真のクリックで拡大写真です。


            



      



        



              



                



                        



                    



            



        


陀々堂の鬼はしり

2012-01-15 | 行事

 毎年この時期になると一度行ってみたいと思っていました奈良県南部吉野川沿いの五條市大津の念佛寺陀々堂へ行ってきました。毎年正月14日に行われています火の祭典「鬼走り」を見に。公園の駐車場に車を置き、真っ暗な道を1kmほど歩き吉野川にかかる橋を渡ったところに念佛寺はありました。茅葺きでそれほど大きくはありませんが、見上げる感じになります。

 午後7時からお堂の境内で本堂近くの場所で行者の方々によります護摩供が始まりました。色々な音が鳴らされ、儀式にのっとりお経の声の中、生木に火が点火されるとあたり一面白い煙でいっぱいになりましたが、しばらくするとそれもなくなり火が勢いよく燃え上がっていました。

 その後もパタンパタンと鳴り響く板に打ちつける棒打の音、時々鐘や太鼓も打ち鳴らされ、本堂では須弥壇裏で桧の生葉をくすべた煙がもうもうと堂内に立ちこめ、早口のお経、鐘太鼓、法螺貝などの音響の中、最後に3人の鬼役の方が大きな鬼の面をかぶり火がもうもうと燃え上がる大松明を持ちそれぞれの入口から前に出られました。

 その頃には境内は人で埋め尽くされ、私は左前の方にいましたが、前の人の間からしか写真は撮れません。
動きも早いしうす暗い中ですのでなかなか思うようにはいきませんでした。斧を振りかざした赤鬼、捻木を持った青鬼、槌を持った茶鬼それぞれ同時に何回も場所を変え、大松明を膝に載せ前に出られます。お堂の天井まで炎がとどいていました。一時それを落とされたか落とされそうになったかで観衆からワーという声があがるようなハプニングもありました。大松明の重さは60kgもあるらしい。その飛び散る火の粉で厄払いするようなことなのでしょう。飛び散った火の粉を消してまわる係りの人もおられたり、音響効果も含め迫力満点でした。

 国の重要無形民俗文化財の指定を受けている行事で500年以上前から続いているそうです。場所柄人が多いと言っても十分見ることが出来るのでお勧め行事です。

 ※ それぞれの写真のクリックで大きな写真も見られます。