前回から2週間近く過ぎ、再度馬ノ鞍峰へ上ってきました。
山の様子がどんどん変化していきますので、この時期に三回続けて行ったこともあります。
今回天気がいいと思って行ったのですが、雨も降りそうな天気、尾根は一段と風が強く寒かったです。木も揺れていて写真撮影には不向き。
新緑はちょうど見頃でした。上りはじめの明神滝の奥の方にシャクナゲが咲いていましたので期待して上って行ったのですが、たぶん昨年の大雨なども影響しているのでしょう、花付きがもうひとつよくありませんでした。
もう一つの目的の花、アケボノツツジはちょうど見頃、高木のツツジで1000mくらいの環境で見られるたぶん珍しい種類のツツジです。薄いピンク色の花が細い枝先に広がって咲いています。離れた場所から見る方がきれいだと思います。
前回枝ばかり目立った木々からは一斉に葉っぱが出て緑色のグラデーションがきれい、その中にポイント的にアケボノツツジなどの景色です。
自然林の雰囲気で、古木も多く太さが1mを越えるような木もあります。木々の形状も様々。遠くに見えます尖った山は白鬚岳(1378m)だと思います。
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よかったら見てみてください。
同じような写真ですが、下りの景色。
この山は本当に迷いやすいかも知れません。下るときにそれがよくわかります。ふと気づくと誰かがつけてくれた目印の赤いテープがない。踏み跡もよくわからない。違うところにどんどん進んでいきそうになります。進まずに四方に目をやって印を探す。それの繰り返し。
一人だけで来たこともありますが、はじめは目印の印もほとんどなかったし、よく戻れたものです。一人では心細い山道です。今回は一応二人連れ。
下り道でうっかり下にものを落としたら、あっという間にコロコロと下に落ちていってしまい、危険な急斜面を拾いに降りていきました。このようなときも二人なら心強いです。戻るところがわかります。うっかりするとどこへ戻ったらいいかもわからなくなりそうなちょっと複雑な山道です。
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7年前に行ったシャクナゲ見頃の同じ道中の写真、次の所(homepage Nara pics)から
見られます。
http://zam.sakura.ne.jp/nara/umanokura200505/umano50512a.htm