林安直の雑感

長野市の林写真事務所。
建築写真を中心に、いろいろ撮ってます。

妙義神社のセッコク

2014年08月06日 | 日記


今日は、前橋市でモデルハウスの撮影。群馬県での仕事は、今年5度目かな。撮るのは、1Fホールの1カットのみ。30分ほどで終わるかと思ったら、なんだかんだで2時間もかかってしまった(汗)。

時間があったので、帰りに妙義神社(富岡市)に寄ってみた。前回来たときは、秋だったかな。近くでイノシシを見たっけ。今回は、サルを見た。観光地だからね。
左の写真は、黒漆権現造りの本社(国重文)。彫刻が見事だね。右の写真は、石垣にたくさんいたニホントカゲ。けっこうかわいい。緑の葉は、イワタバコ。

上の写真は、石垣の見上げ。この神社の石垣は、とにかく立派。どこかのお城のようだ。
石垣に張り付いている草は、シノブとセッコク。上の方のかたまりのようなものは、イワヒバ。こんなところでも、みな元気に育っている。シノブとかセッコクは、長野ではあまり見かけない植物。ついカメラを向けてしまう。ここのセッコクは、5月末頃からややピンクの花を咲かせるという。いつか見てみたいものだ。ランの花はきれいだからね。

セッコクなどの着生ランは、極めて乾燥に強い。おれも庭の柿の木にセッコクを着生させようとしているが、いつも失敗。寒さで冬が越せないのかな。
それに、長野は雨が少ないんだよね。都道府県別の年間降水量のランキンギングを見ると、1番が高知県で約2548mm。そして47番目が長野県で、約933mm。平均が1611mmだから、長野の少なさがわかる。とくに長野市の南の上田市なんかは、891mmしか降らない。少ないよね。どうりでため池が多いわけだ。
今日のニュースで、高知県のどこかは降り始めからの雨量が1300mmを超えたとか。日本は狭いといいながらも、場所によってずいぶん違うものだ。ちなみに「ひと月に35日雨が降る」という屋久島は、約4500mmとか。すごいねえ。

長野は、今日も34度という猛暑。雨がなく、土はカラカラ。畑の野菜も、しなびている。雨が欲しい。明日の予報を見ると、傘のマーク。でも台風だから、どうなることやら。 

コメント
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