Buono!な毎日♪

毎日が美味しい生活でありますように・・・

海の水の一滴

2007-04-25 00:27:40 | 環境
お気に入りのブログの中で、昔から拝見しているのが、
こぐれひでこさん。
楽しい食事日記がメインで、ほとんど手作りされている彼女の
メニューはとっても参考になります。

いつものように、ネットサーフィンをしながら見ていると、
目を引く内容の言葉が。

バーンロムサイ

こぐれさんが、鶴田真由さんとともに、鎌倉のこちらのお店
行ったという内容でした。

‘バーンロムサイ’とは、
両親をエイズで亡くし、自分たちもHIVに母子感染した孤児たちの生活施設で、
イタリアの服飾メーカーの日本法人、ジョルジオ アルマーニ ジャパン社の
資金協力を得て、1999年12月にタイ北部のチェンマイ市郊外に開設されたもの。

こちらの施設では、HIVに感染した子供達が、自分に課せられた周りからの
偏見や差別、そして両親のいない悲しい宿命を乗り越え、子供達が子供らしく
生きられるよう「大きな家族」として、広々とした芝生のある、より良い
環境で暮らせるよう、配慮されているようです。

HPを見ると、子供達の笑顔が本当に素敵です。
生き生きしてます。とても、そんな内に秘めたものがあるとは
思えないくらいです。

鎌倉のお店というのは、寄付だけに頼るのではなく、自分たちのプロダクツを
販売して将来の運営に役立てようと、始めた初めてのお店だそうです。

もうちょっと早く知っていれば、この前鎌倉へ行ったときに寄ったのに・・
と少し後悔。
でも、次回は必ず行ってみようと思った。
自分では運営できなくても、少しでも力になれれば。。。

こちらの代表は日本人女性。
すごいと思った。
最近、女性が本当に活躍している。

以前、ブロガー仲間のSONOちゃんから紹介してもらった本、
チェンジメーカー」を読んだ。
これは、世界を変える社会起業家たちへのインタビューをまとめたもの。

世界を変える・・・
お金儲けのために変えるのではない。
社会問題解決のために起こしたビジネスで世界を変えるのです。

自分のためではなく、世界のために。

発展途上国の人たちでも安く購入できるようなコンタクトレンズの開発をする人、
建築家という横の繋がりで難民住宅問題の解決策を募る建築家、
どん底に陥ったエイズ患者をアートの世界で癒すセラピスト・・・

自分の出来ることを、世界に提供している。
それってとても大変なことだけど、世界のために力を注いでいる。


本の一節に
「たったひとりの力は、海の水の一滴にすぎないけれど、
 でも海は水滴が集まってできているとも言えます。」


私もその一滴になれるような、そんな人間になりたい。

いや・・・なろうと思う。