Buono!な毎日♪

毎日が美味しい生活でありますように・・・

人の理解を得るには・・・

2007-02-24 00:40:31 | マクロビ
マクロビオティックをされている方達が必ずぶつかる壁。
それは、家族の理解。
大抵、お肉を食べたがるご主人がまず、理解されない方が多いでしょうね。

私の場合、それは母でした。
母は、食に対する意識はとても強い人で、
私は子供の頃から、出来合いのものを、めったに
食べさせてもらえませんでした。

Mドナルドなどは以ての外。
私がある程度の年齢になって、食べる事が許可されても、
彼女は決して食べる事はしませんでした。

そんな母は、マクロビオティックを理解してくれるかな・・って
思っていたのに、逆でした。

動物性の物も、栄養があると。
卵だって、お肉だって、体力つけるには
食べなくてはいけない。
だからYUTAはそんなに細いんだ、って。

食べ物にこだわってきた人に対して、こちらもあまり
己を出してはいけない=母のしてきたことを否定する
ことになるので、マクロの事をあまり話題に出さないようにしてました。

でも、ここ最近、変わってきたのです。

週に2日ほど、YUTAの面倒を見に、我が家に来てくれるのですが、
私の生活ぶりを見て、影響され始めたようです。
ほぼ毎朝作るお弁当や、仕事から帰ってきてから食べる玄米やおかず。
それが美味しそうに見えたのでしょうか。
実家にある調味料や、食事が変わってきているんですよ。

そして、玄米に興味を示しだし、炊いて出してあげたところ、
美味しいと言ってくれたんです!しかも、もっと食べたいと。
これからは、家でも炊いてみようかな、とまで・・・・。
これは、大きな進歩なのです。
私は、あくまでも普通を装っていたのですが、内心は飛び上がるほど
嬉しく思いました。
だって、一番身近で、一番の理解者にわかってもらえたんですから。

あまり押し付けていくと、反ってうるさがられると思い、
密かに、静かに、外堀を埋めていったのが正解でした。

今までしてきた生活を、納得させて変えてもらうのは、
すごく大変なことです。
特に「食べる」という本能的なもの。
「食べる」って、頭や目で食べたいと思う(心)部分がとても大きいので、
その心と体(空腹)のバランスを整えるのは、そう簡単にはいきません。
本人がきちんと理解しないと、納得しないと。
食生活を変えるという事は、本当に大変なことなのです。
毎日のことですから。

「家族の人が理解してくれない」と悩んでいる方。
あせらず、ゆっくり、やっていきましょう。

そして、忘れてならないこと。
信念を持って自信を持って、そして楽しんでマクロビオティックを続けていれば、
絶対、理解してくれます。

私の母も、あともう少し。
今度は一緒に、楽しんでやっていこうと思ってます。