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アンチマクロビアンの誤解を解く。

2007-01-17 00:22:12 | マクロビ
私の友人達には、私がマクロビオティックをしてるということに
とても関心を持って接してくれる人が多く、すごく感謝してます。
一緒に外食することになっても、「たまにはいいじゃん!」と言って、
動物モノが少ないお店に付き合ってくれます。

でも、やっぱり中にはそうでない人もいて、その辺りは私もムリには
合わせてもらわず、逆に私が合わせるようにしています。

そんな友人に理解してもらいたく、ちょっとこの場を借りて
私なりに誤解を解きたいなあと思います。
(あくまで非マクロの友人の為なので、かなり簡単な説明にします。)


マクロビオティックは、「食べ方」が表立って歩いていっていますが、
とっかかりはそれでいいと思います。
が、「食べ方」だけではなく、「考え方」なのです。

マクロビオティックの考え方の一つに、「陰陽」があります。
世の中のあらゆるものは、この「陰陽」のバランスで成り立っているのです。

陰と陽が引き付けあい、バランスをとって限りなく中庸な状態になる。
陽は陽をはじき、陰は陰をはじく。(引き付けにくい)

わかりやすい例で言うと、
男性が陽で、女性が陰。このバランスが一つの生命を生み出す訳です。
男(陽)と男(陽)では、子供はできませんよね。

磁石のSとNの関係のように・・
SとSを近づけると、弾きあいます。でも、SとNは引かれ合います。

これは、「食べ方」にも言えます。

夏の熱い日は、体を冷やしたくなります。ほてった体は「陽性」になっています。
夏に出来る野菜は、体を冷やします。「陰性」です。
「陽性」の体に「陰性」の食べ物を入れる・・・ヒートダウンしますね。
これがいわゆる「中庸」なんです。(正式には、陽を陰に引き付ける)

冬の寒い日は、体が冷えています。(陰性な状態)
そういう場合は、冬の野菜、根菜(陽性)を食べて、体を温めます(陽性に
近づけます。)これも、「中庸」にする、ということになります。

その季節にあった食べ方というのがあるのです。
旬のものを食べるということは、こういうことなのです。
旬のものを食べると「美味しい」と感じますね。
これも、「中庸」になっている証拠なのです。(互いを引き寄せている)

人間関係でも・・

個性が強い人同士だと、ぶつかりますよね。
なかなか仲良くなれませんよね。
それは、同じ「陽」同士であったり、「陰」同士であったりするからなんです。

・・・といった具合に、マクロビオティックとは、「考え方」、
いわゆる、「自然の摂理に沿った、正しい考え方に基づいた生き方」を
提唱しているのです。

マクロビオティックという呼称が何か「特別な事」」として捉えられがちですが、
普通の事を正しくしているだけなのです。
マクロビオティックの食養生とは、この、正しい考え方による「食べ方」をして
体を軌道修正しましょう、ということなのです。

「これをしてはいけない」「これじゃないといけない」ということではないのです。
自然の摂理と法則に基づいていけばいいのです。
これが、マクロビオティックの「考え方」だと思っています。


マクロビオティック。
難しいことではないのですよ。