さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

Happy Reading Club

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A CLOSE SHAVE

2010-01-26 23:07:41 | Oxford Dominoes
Oxford Dominoes two  YL 2.6 語彙レベル700 総語数8000


クレイアニメーション「ウォレスとグルミット」シリーズの 『ウォレスとグルミット、危機一髪!』 です。

発明家ウォレスと愛犬グルミットのお話です。

これはなんといっても映像で見た方が良さそうです。

本の内容は副音声に使えそうで、主人公たちの動作の説明がかなりを占めています。

レビューには、見ているうちにクレイアニメだということを忘れてしまうくらい出来が良いとありました。


ところでタイトルの close shave (近いヒゲソリ)って

限りなく皮膚がツルツルになるくらいにヒゲを剃ること危機一髪。

この話の場合、羊の毛を刈ることとかけているようですネ。




I Won't Get Up! -The Story of Rosa Parks-

2010-01-25 23:56:22 | others
山口書店  YL 3.0 語彙レベル1000 総語数3000(概算)


この本は部長に借りて読みました。

Rosa Parks は先日読んだ "Martin Luther King" に登場していた、"I Won't Get Up!" と言って白人男性に席を譲らず、警察に逮捕された黒人女性です。

このバス会社は合衆国憲法では違法な黒人差別を止めようとしなかったため、King をリーダーとする黒人たちはバスに乗らないキャンペーンをして最終的に勝利しました。

King の指導力がなければ黒人の自由が勝ち取れたかどうかわかりませんが、彼女のような一般の黒人がさまざまな迫害に耐え地道に運動に参加したことを抜きにしてはできなかったことだと思います。


"Martin Luther King" や "I Won't Get Up!" は、読む前はあまり興味のあるトピックではありませんでした。
でも、ふだん意識もしない当たり前だと思っている 『自由』 や『平等』 について考える機会が持てて、読んでよかったと思います。

多読をやっていなければ、きっとこんな機会はなかったと思います。



Under the Ground

2010-01-24 19:24:07 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 2) YL 2.6 語彙レベル700 総語数3600


以前、"Under the Moon" というGRを読んだので、これもタイトルだけでSF小説と思ってたら、ラスコー洞窟の壁画から始まって、鍾乳洞、炭鉱、地下鉄、トンネルの話まで、本当に "Under the Ground" の話満載の解説書でした。

私としてはあまり興味のあるジャンルではありませんでしたが、意外や意外、これがけっこう楽しめる読み物で、「へぇ~」の連発でした。

写真もたくさん載っていますし、青函トンネルや日本の地下街のことも書かれていました。

地下街の写真はどうも見たことがある、というか、このお店に入ったことがあります、たぶん。
ここは大阪の梅田の地下街ではないかと思います。

ひとつ解らないのは、『ジオドーム (geodome) 』と呼ばれる地下都市が東京の近くに建設中だとありましたが、それはどこのことなのか…
聞いたことないなぁ。
筆者の Rosemary Border さん、ガセネタつかまされたかな?



The Year of Sharing

2010-01-23 23:46:05 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 2) YL 2.6 語彙レベル700 総語数6500


物語の設定は、500年後の世界です。

そこには大きなビルディングも町もなく壁に囲まれた村しかありません。
村の中の乗り物は自転車だけで自動車も存在しません。
そして壁の外側には野生動物が住む森が広がっているのです。

12歳になるとすべての子どもが、The Year of Sharing で村から森に放り出されて1年間生き延びなければなりません。

1年後に半数の子どもしか生きて人間世界に戻って来れないこの儀式?は、12歳の子どもにとって過酷過ぎます。

このタイトルでもある The Year of Sharing っていったい何なんだろうと思いました。

世界を支配しているのは人間だけではなく野生動物もしかり。
人間も動物の一種なのだと命をかけて子どもたちは学んでいくのだとは思います。

が、何のためなのか解りません。
この世界は平和で(退屈なくらいで)とくに問題もなさそうなのに、幼い命をかけてまでこんなサバイバルゲームをさせる必要があるのでしょうか?

もしかして口減らし?

実の家族にも感じたことのない愛情を鹿の家族に持ち、実の母親にも抱きついたことのない子どもが鹿の母親をうれしくて思わず抱きしめてしまう…

親子の愛情の原点は人間も動物も同じ。
作者は人間の親を相当皮肉っています。

こういう子が実の親元に戻って、果たして鹿に対するほどの愛情を実の親に持てるものでしょうか。

ちなみに主人公の Richard が The Year of Sharing で村を去るとき、母親は忙しくて見送りに来ていません。
Richard はいつものことなので期待もしていなかったらしく寂しがりもしません。

Richard が語る形式で英語は解り易くかなりおもしろいですが、考えさせられます。

ただし、作者の本当の意図が今ひとつ理解できません。

あらすじは知ってしまうとおもしろくないので書かないでおきま~す。





WHITE FANG

2010-01-22 21:54:50 | Oxford Dominoes
Oxford Dominoes two  YL 2.6 語彙レベル700 総語数8000


犬とのクォーターのオオカミ White Fang の厳しくて辛い生い立ちから、人間の愛情を知ってからの人間への忠誠心、そしてむしろ犬として幸せな生活を迎えるまでが描かれています。

イントロが何が始まるんだか不可解でしかも恐かったので、その後ちょっと「肩すかし」気味でした。

White Fang はオオカミのせいか、感情描写がわりと淡々としていました。
もう少し文字数の多いGRや原作はどうなっているのか、いつか読んでみたいと思います。。


同じ著者 Jack London の作品で、"The Call for the Wild" (野生の呼び声) は、この "White Fang" の逆バージョンです。

これは大学の授業で読んだ記憶があります。
が、このときはまだ多読をやっていなかったので、最後まで読んでないような…