さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

Happy Reading Club

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The Lottery Winner

2009-11-30 22:33:50 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms (Stage 1) YL 2 語彙レベル400 総語数5601

この作品はうっかり書評を先に見てしまい、あまり読みたくなくてずっと放って置いてました。

老人や子どもがひどい目に遭うのは気分悪いですよね。

世の中の理不尽さがまかり通って、「所詮、世の中なんてそんなものよ」と思わされるんだろうなぁ、と思ってましたが、読み終わったら予想ほどイヤな気分にはなりませんでした。

やはり「所詮、世の中なんてそんなものよ」とは思いましたが、被害者が泣かされ、犯罪者が高笑い。という話でもありませんでした。

もっとヒドイっちゃあひどい話なんですが…

ラストは、トンビが油揚げをさらう的な話になるのですが、これは世の中のシステムがそうなっているのだから仕方ないです。

でももちろん納得できませんよ、この話。

「弁護士ってどおよ」と思わずにはいられない話でした。(弁護士さんがいらしたらごめんなさい。)

私も何人か弁護士をしている人を知っていますが、実にさまざまです。

日本一(多くの弁護士を抱えている)と言われる弁護士事務所に行ったことがありますが、東京の一等地のそりゃぁすんごいビルディングの2フロアだか3フロアを占めていて、こんなすばらしいオフィス(もちろん一人一室)で仕事できるなんて~と涎が垂れそうでした。

日本の普通?の裁判ではそんなに弁護料は発生しないのではと思いますが、渉外弁護士はかなり稼げそうですよ。

でも日本の大多数の弁護士の先生は、この話のように「メルセデス買う?」なぁんてことには簡単にならない思います。



NEW YORKERS SHORT STORIES

2009-11-29 21:12:08 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 2) YL 2.6 語彙レベル700 総語数5895

O. Henry の短編集のリトールド版です。


The Christmas Presents
Soapy's Choice
A walk in Amnesia
Tildy's Moment
The memento

の5編が収録されています。

原書のタイトルはだいぶ変えられています。
たとえば、The Christmas Presents は原題が The Gift of the Magi です。

4月に読んだ The Gift of the Magi and Other Stories と2編ほどかぶっていました。

どれも O.Henry の有名な短編小説ですが、
なかでも、The Christmas Presents は『賢者の贈り物』でおなじみの話ですネ。


Oxford Bookworms Library シリーズの裏表紙に短い―ちょっと思わせぶりな―解説が載っていて、うまく書かれているなぁといつも感心します。

A housewife, a tramp, a lawyer, a waitress, an actress - ordinary people living ordinary lives in New York at the beginning of this century. The city has changed greatly since that time, but its people are much the same. Some are rich, some are poor, some are happy, some are sad, some have found love, some are looking for love.

O. Henry's famous short stories - sensitive, funny, sympathetic - give us vivid pictures of the everyday lives of these New Yorkers.


もうひとつ O.Henry の作品で忘れていけないキーワードは、cynical だと思います。

彼の決して幸せだったとは言えない生涯を考えるとなるほどと思えます。


この中で The memento が一番笑えました。
主人公にとってはそれが不幸なことなんですが…

Soapy's Choice は笑い話でよくありそうな話ですが、現実にもありそうでけっこうブラックな話です。

どの話もオチがある中で、A walk in Amnesia (原題 A Ramble In Aphasia)は分かりにくかったです。

主人公の Elwyn Bellford は記憶喪失のフリをしたのか、それともどのあたりから記憶がもどったのか…
「記憶喪失になってもやっぱり疲れる~」ってことなのだと思いますが…
自分でちゃんと読めているのか分かりません。

ネットでいろいろ見てみましたが、書評でも同じことがたくさん書かれていました。

原書を発見したので興味があるかたは読んでみてください。
http://www.eastoftheweb.com/short-stories/UBooks/RambApha.shtml

私は…お正月休みにでも読んでみます。


Sun

2009-11-28 22:53:30 | others
Science Emergent Readers YL 0.4 総語数25

もし太陽がなかったら私たちの地球は寒くて暗い、生き物のいない星になっていたでしょう。

生物のライフサイクルも太陽のエネルギーが基になっています。

太陽の光と暖かさが美しく鮮やかな写真で表されていて、見ていてとても気持ちの良い本です。

sunrise ⇒ day ⇒ sunset ⇒ night と写真も変化していきます。

こうして見ると、夜もなかなかステキです。



CITY OF LIGHTS

2009-11-27 23:29:36 | others
Story lines 4 YL 2.5 語彙レベル1250 総語数7400(概算)

この作品はシリ-ズのオリジナルで、Tim Vicary が書いています。

Tim Vicary がアドベンチャー・サイエンス・フィクションを書いてたなんてかなり珍し~い

と思いながら読み進んでいくと…

匂ってきた匂ってきた、Tim Vicary 臭さがプンプン


Cathy と Helen の2人の宇宙飛行士と、自分の番組を持つ人気TVレポーターの Mary と3人が
Space Bird One の初飛行に搭乗するという話です。

Space Bird One はジェットエンジンで飛び立ち大気圏外に出るとロケットエンジンで推進するという NASA が開発した新型 spaceplane です。

NASA は全世界の注目を集めることで、より多くの開発費を得ようと、新型スペースプレーンの初飛行に2人の美人宇宙飛行士と美人人気有名TVレポーターを乗せたのでした。
(『美人』を付けたのは私の独断です

もはや話題性やビジュアル的にもマスコミの取材対象としては申し分ないもので、船内にはTVカメラが設置され常に地球の人々は船内や宇宙の様子を見ることができました。

そして離陸後、順調に飛行が続くと思われたのですが…

これ以上内容を書くとおもしろくないので、興味のあるかたはぜひ読んでください。

それから1ページ目と最後のページの Washington Post の新聞記事の切れ端を必ず読んでくださいネ。
実はこれがこの話のキモとなります。

なるほどねぇ。。。
世の中そんなものなのよねぇ。。。
巨大組織と一個人の無力さを思い知らされます。

規模はかなり小さいですけれど、前に読んだ CHEMICAL SECRET にも通ずるものがあると思いました。

現実の世界でも思い当たることはたくさんありますが、確かに我々一般人が知らないで済ませた方がいいこともあるんでしょうね。

ラストは含みを待たせた終わり方で、Tim Vicary がもし続編を書くとしたらどうするのかなぁ…

彼の作品はだいたいそんな終わり方ですけれど。
自分で考えろってことなんでしょうか。

ところで、挿絵がオールカラーで3人も美人さんでしたが、とりわけ月の裏側の City of Lights がきれいでした。




Sea Creatures

2009-11-26 23:53:52 | others
Science Emergent Readers YL 0.4 総語数45

立て続けに Science Emergent Readers シリーズです。

海の生き物って実にユニークなものがたくさんあります。

ちょっとグロテスクと思うものもありますが、よくよく見るとどれも本当におもしろいです。

できればこの本の全ページの写真をご紹介したいくらいです。
(アマゾンで1冊だけ在庫がありましたよ~


まず1ページごとに海の生き物の形を紹介しています。

Some creatures are long.

Some creatures are fat.

Some creatures are spiny.

Some creatures are flat.

そして、
Some have eight arms.

Some have only five.

Some can glide.

and some can dive.

Some are bumpy. ・・・・・

全部で12種類登場します。

『母なる海』といいますが、海ではいろいろな生物が生まれて育まれているんですねぇ。


もうご察しのかたもおいでだと思いますが、読む時間がないときは語数の少ないものをつい選んでしまいます。

早いものでそろそろと師走が迫ってまいりました。
忙しい言い訳になるわけではないですが…