さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

The Omega Files : Short Stories

2010-10-30 22:39:49 | Oxford Bookworms
JENNIFER BASETT
Oxford Bookworms Library (Stage 1) YL 1 語彙レベル400 総語数5830




オメガファイルとはブリュッセルに本部を置く European Department of Intelligence(EDI)の極秘文書のことです。

その内容は、公表されず一般人が知ることもなく秘密裏に処理され闇に葬られた事件です。

EDIとはCIAやKGBと同じようなヨーロッパの組織だそうで、推して知るべし、ですね。

もちろん実在の組織ではありません。
でも存在も秘密らしいんですけど。



若かりし頃、EDIのエージェントだった Hawker と Jude の今では暴露してもまぁ差し障りのないと思われる話が3篇載っています。

Omega File 349: London, England
製薬会社が密かに路上生活者を使って新薬品の人体実験をしており、その情報を新聞社に売ろうとしていた路上生活の青年がある日テムズ川で溺死した話。

Omega File 451: Loch Ness, Scotland
スワッ、ネッシー発見か
実は軍の研究所が殺人生物を作っていた…

Omega File 522: Galapagps, Equador
ガラパゴス諸島の島、Isabela 島に UFO が飛来して Volcano Alcedo の噴火口に着陸したらしい。
アメリカもどうやら少なからぬ興味を持って衛星から偵察しているもよう。
Hawker と Jude は現地に派遣させられるが火山が突然噴火して、真相は灰の中…


とまぁ、どうでもいいような話ではあります。


1番目の話はよくありそうな話ですが、今どきそんなことをしたらどこかから情報が洩れてその会社の存続すら危うくなるような気がします。

でもなぜこれを許すかと言うと、製薬会社が儲けることで税収が増え結局は国民に還元される。
そのための犠牲は許容されるということですよね。

というと、justice ってなんだ、って話になりますか…
サンデル教授、教えてくださ~い


こういう話って本当あっても別にねぇって感じなので、どうせなら 「え゛ー」 とハンパないくらい驚く話を書いて欲しかったです。

多読が慣れてきてヒマな時にちょっと読むのにちょうどいいと思いました。







Parallel

2010-10-28 23:51:07 | Cambridge English Readers
Colin Campbell
Cambridge English Readers (Level 1) YL 1.4 語彙レベル400 総語数4120



なんとも不思議な話です。
けっこうおもしろかったです。

今私たちが生きている世界とまったく同じだけど違う?パラレルな世界があるという話です。

登場する殺し屋 Max はパラレルの世界では牧師だった

ややこしい話ですが、たとえば右を選ぶか左を選ぶかによって人生が180度変わることがありますが、その両方、あるいはたくさんの選択分だけそれぞれの世界があるということらしく…


Max は15歳のとき、両親と8歳のかわいい妹を交通事故で失い、怒りでそのドライバーを殺してしまいました。

そしてまた他方では、怒りをおさめて牧師になった Max の世界があったのです。


Max に殺された Julie の父 Fairhead はなぜ生きているほうの Julie のために Max を殺そうとしているのか、わかりません。。。

殺されるときの恐怖感が生きているほうの世界の同一人物にも感じられるらしいのですが、彼を殺したところで Julie の恐怖感がなくなるわけではないと思うのですが…

ちょっと整合性がないような気もしましたが、レベル1でこのおもしろさだったらOKだと思いました。




POMPEII...Burried Alive!

2010-10-27 23:29:10 | Step into Reading
STEP INTO READING (STEP 4) YL 2.9 総語数 1547



昨日に引き続き、STEP INTO READING ステップ4のノンフィクション disaster モノです。

ポンペイの町がベスビオ山の噴火で消えてしまった話です。

具体的な年代は書かれていませんでしたが、昨日の TITANIC と同様、客観的に "その日" の朝の町や家庭の様子から淡々と書かれています。

火山の構造なども述べられていました。

ノンフィクションはあまり好まないのですが、このシリーズは気に入りました。
退屈しない程度の分量ですし、ちょっとだけ物知りになった気分です。


それに、いたるところ火山で地震の国に住んでいる私たちとしては他人事ではないですね。

常日頃、万が一に備えておかなくては。。。




THE TITANIC LOST...AND FOUND

2010-10-26 23:27:28 | Step into Reading
STEP INTO READING (STEP 4) YL 3.2 総語数 2094



あのタイタニックのお話です。


1912年4月10日、タイタニックが最初で最後の航海に出てから沈没するまでの簡単な経緯と、その後1985年の夏に Robert Ballard という科学者が海底に眠るタイタニックを発見するまでが描かれています。

個人的に感情移入しそうなお話は一切なくて、非常に客観的に淡々と書かれていますのでウルウルしないですみます。

ただ悲しい話としてではなく、なぜこのような大惨事が起こったのかも書かれていて私としてはとても良い作品だと思いました。

ですから、レオさまの映画のようなお話を期待する向きにはおススメしませんです。

とはいえ、私はセリーヌ・ディオンの歌は好きですが、映画はグチャグチャに泣かされそうなので実は見ていません。


今回は、STEP INTO READING シリ-ズ初めてのステップ4です。

Penguin Readers のレベル1で YL 1.0~1.2 くらいなので語数は少ないけれどけっこうハイレベルなのでしょうが、あまりむずかしく感じません。

絵本でわかりやすく読みやすいので、多読にちょっと自信がついてきた人や小・中学生はどんどん挑戦してください。




Morris Goes to School

2010-10-25 23:09:14 | I Can Read
I Can Read! (BEGINNING READING 1) YL 0.4 総語数1109


moose の Morris は字が読めなくって数もかぞえられません。

キャンディが欲しいのにお魚屋さんに行っちゃうし、お金もうまく払えません。

親切なキャンディ屋のおじさんは Morris を学校に連れて行ってくれます。

あちらの(どちら?アメリカ?)学校ではこんなふうに教えているんですね~。

よい子のみんなはこの本を読みながら Morris といっしょにお勉強できますよ。


この表紙を見てチト驚きました。
だいたいこの女の子ムースに馬?乗りされて(ムースですぞ、ムース)このスズシイ顔はナニ
幸い誤解でしたが…

それにしても Morris っていい味だしてます。 ←これはトナカイ