Room on the Broom

Julia Donaldson　Axel Scheffler
PICTURE PUFFINS　YL 1.2　総語数 ８５３



気が早いとは思いますが、そろそろ本屋さんではハローウィン関連本が店頭を賑わし出すシーズンです。

この本の内容はハロウィンに直接関連はありませんでした。

魔女がネコとホウキに乗っているとき、帽子やリボンや魔法の杖を次々と落としてしまいます。

そのたびにイヌや鳥やカエルが見つけてくれて、お礼にホウキに乗せてあげます。
でもあんまり乗り過ぎたものだから…



たまたま THE GRUFFALO の作者と同じでした。

けっこう絵が濃い感じで好きです。

ストーリーもちょっとコワキモかわいい？お話です。

こんな気のいい魔女もいるんですね～。

THUNDER POINT

JACK HIGGINS
Penguin Readers (3 Pre-Intermediate)　YL 3.2　語彙レベル１０５０　総語数 ６５００（概算）


Berlin - 1945、いきなり Adolph Hitler と Martin Bormann の挿絵で物語は始まります。

ヒットラーがボーマンにナチの支援者リストを託して南米に逃亡させる場面です。

そして舞台は THE VIRGIN ISLANDS - 1992 にひとっ飛び。

Henry Baker がダイビング中にどんなベテランダイバーも潜ったことのない Thunder Point という地点の海底で沈没した潜水艦を見つけます。

その潜水艦の中から日記を発見し、艦内にナチ支援者リストとウィンザー公がナチに協力することを約した手紙があるらしいことが分かりさぁ大変

そんなことが公になっては英国の一大スキャンダルです。

秘密情報機関（government's dirty work とあったのでそんなようなものかな？）の Charles Ferguson 准将が問題の文書を回収すべく動き出します。。。


なかなかおもしろい話でした。
ただやはりＧＲだとあらすじっぽくなってしまうようで、もう少し詳しいのが読みたいです。
原作はどのくらいの語数なんでしょう。

Twice Shy

Dick Francis
Penguin Readers (3 Pre-Intermediate)　YL 3.2　語彙レベル１０５０　総語数 ９０００（概算）


BOOK ONE - JONATHAN と BOOK TWO - WILLIAM の２部構成になっています。

二人は兄弟で、BOOK TWO は BOOK ONE の事件から１４年後の話になっています。

兄の Jonathan Derry は教師（挿絵からたぶん高校の物理の先生）でライフルの名手。

弟の William Derry は競馬関係の仕事をしています。
Luke Houston's manager とありましたので、Luke Houston は馬主？だとすると馬主のために競走馬の売買をしたり、飼育係や調教師を管理する仕事かと思われます。


この２人、勝ち馬予想プログラムソフトをめぐって、まったくのとばっちりで事件に巻き込まれてしまいます。

犯人の Angelo Gilbert は殺人までする割りにオマヌケで、結局１４年の実刑に処せられます。

ところが１４年後釈放されて、執念深いことにその仕返しとあのソフトを狙って間違って弟の William を襲ってしまいます。
（ BOOK ONE で事件に巻き込まれたのは兄の Jonathan ）

そして今度は弟と Angelo の戦いが始まります。。


それにしても、いくらまた仕返しが怖いからといって、殺されかけても警察に通報しないってのはどうなんでしょうか？

悪者が意外に小者だったので、けっこう笑える話でした。

STARGATE

Penguin Readers (3 Pre-Intermediate)　YL 3.2　語彙レベル１０５０　総語数 ８０００


あまり得意ではない未来のお話と思ったら…

１９２８年にエジプトのギザで発見された環状遺跡は、その６０年後ひそかに米国陸軍の管理下に置かれていました。

考古学者の Daniel Jackson は軍に協力して環状遺跡の謎を解き明かします。
それは星間移動装置 (Stargate) だったんです。

そして Daniel や O'Neil 大佐たちは調査のために Stargate に入って行きます。

彼らはいったいどこに行っちゃうんでしょう
果たして無事に地球に戻れるのでしょうか。


状況説明を読んでいて、うまく思い浮かばずよく理解できないところもありました。
映画を見ていたらよかったのかなぁ。
やはりこういうちょっと科学モノは苦手意識が取れませんです。

Yuk !

Kes Gray & Nick Sharratt
A Daisy Book　YL 2.5　総語数 ６２７



Sue おばちゃんの結婚式の bridesmaid になることになった Daisy ちゃん。

ウェディングドレスショップにドレスを探しに行ったものの、 Daisy は『かわいい』というのがあまりお気に召さないようで…
お店のすべてのドレスを着てみたけれど、答えはすべて Yuk!

結局 Daisy は、自分でデザインしたドレスなら着ると言い出します。

そして結婚式の日、さて彼女はどんなドレスを着たのでしょう


それにしても、 Daisy が試着したドレスのかわいいこと。

ドレスや髪飾りやバッグはとってもキュート。
この絵本をそのまま見本帳にしたいくらいです。

やはり自分が「イヤ」と思うものは似合いませんねぇ。
でもきっと Daisy ちゃんもかわいいドレスを着たくなるお年頃になるときがあるにちがいありません。