Jamie Lee Curtis Laura Cornell Joanna Cotler Books YL 1.1 総語数392
Tell me again about the night I was born.
Tell me again how you and Daddy were curled up like spoons and Daddy was snoring.
Tell me again how the phone rang in the middle of the night and they told you I was born.
あれ???…
そして、ちょっと長いけど
Tell me again how you couldn't grow a baby in your tummy, so another woman who was too young to take care of me was growing me and she would be my birth mother, and you would adopt me and be my parents.
Tell me again about the first time you held me in your arms ….
そうだったのかぁ。。。
日本ではあまり馴染みのないお話です。
けれどもこの主人公の女の子が愛情あふれる家族に囲まれて育っていることがよくわかります。
親たちもきちんと本当のことを子供に話しているんですね。
『ねぇねぇ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと』(邦訳本)と、この子が何度も自分が生まれたときのことを聞きたがるのは、自分が愛されていることをしっかり自覚できている証拠ですよね。
不安だから確かめたい?
いえいえ、絵から察するにこの子に不安というものは欠片も見当たりません。
この
Laura Cornell の絵は細部までとてもユーモラスなのですが愛情に満ち満ちています。
見ているこちらまで幸せな気分になります。
最近親子の殺伐とした事件がよく報道されますが、家族の愛情や絆は必ずしも血のつながりではないのかも…と思えます。
本当にかわいくて心がなごむ宝物のような絵本です。
作者は2人の養子をとっている女優の
Jamie Lee Curtis です。
彼女はいろいろな映画に出ていますが、私の知っているのは
Trading Places (邦題 『大逆転』)です。
『ハイランダー』か『ウェインズ・ワールド』か『大逆転』か、ってくらい好きな映画でした。
コメディですけどネ。

ちなみにホント余談も余談ですけど、彼女のお父さんのトニー・カーティスとロジャー・ムーアのテレビ番組『ダンディ2 華麗な冒険』はおもしろかったですよ~。
古すぎちゃってすみません。