さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

Happy Reading Club

Happy Reading Club はレベルを問わず英語で本を楽しみたい人たちのグループです。
◆辞書は引かない ◆分からないところはとばす ◆つまらなくなったら止める
  約束はこれだけです。
Happy Reading Club の蔵書はこちらからご覧ください。
http://booklog.jp/users/happy-reading
詳しくは左の、「メッセージを送る」 からお問い合わせください。

The Railway Children

2010-01-08 23:01:30 | Penguin Readers
Penguin Readers (2 Elementary) YL 2.4 語彙レベル600 総語数6000


Roberta、Peter、Phyllis の三人の子供たちは両親とロンドンで楽しく幸せに過ごしていました。

ある日突然、父親が家からいなくなり、残された家族は田舎の小さな家で暮らすことになってしまいました。

その家の庭の向こうには鉄道が通っていて子どもたちは汽車が通るのを楽しみにしていました。

三人の子どもたちは母親を悲しませないように父親の話題を封印し、貧しいながらも毎日明るく楽しく健気に生きています。

実は子どもたちの父親はスパイの罪をきせられて投獄されていたのです…
(結局、無実がわかって無事家族の元に帰れましたのでご安心を。)


この物語は古き良き時代を象徴するようなお話が展開されます。

子どもたちと駅で働いている駅長さんたちや汽車の乗客たちの心温まる交流。
昔は子どもを社会全体で育てていたんだと強く感じられます。

たとえ子どもたちが悪いことをしたとしても、ただ叱るだけでなくちゃんとフォローをしています。(もちろん他人の子をです)

そして一生懸命がんばる子にはみんなで助けようとします。

こういう社会って、たとえば私たちの国ではいつごろまで実現されていたのでしょう。

なんだか世知辛い世の中になった気がするのは私だけ?

こんなハートウォーミングな話を読んだ後だけに、かえってちょっと心寒いのが悲しいです。。。


とは言ったものの、実はまだまだ世の中捨てたもんじゃない、と思っています。

都会のド真ん中に長年住んでいましたが、見ず知らずの人に親切にしてもらったことが数限りなくあります。

いつもボケッと生活していたのに恐い目にあったりひどい目にあったことはありません。
(気が付かなかっただけ?)

私も他人を思いやる気持ちを忘れないようにチョッピリでも行動で表したいと思います。
とりわけ 『子は宝』、 ですよネ。
厳しく大切にしなくっちゃ。