さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

ROUND THE WORLD IN EIGHTY DAYS

2010-01-19 23:57:29 | Penguin Readers
Penguin Readers (2 Elementary) YL 2.4 語彙レベル600 総語数8400


ジュール・ベルヌの 『80日間世界一周』 のGR版です。

私は映画のサウンド・トラック・ミュージックをすぐ思い出してしまうのですが、ストーリーは今回初めて知りました。

80日間で世界一周してくる賭けをしていたとはねぇ。

しかもこの主人公の Phileas Fogg は全財産の2万ポンドをクラブの友人5人と賭けたんです。

彼は異常なほど几帳面で1日のスケジュールは分単位だし、たとえば顔を洗うお湯の温度は30℃でも32℃でもなく、31℃と決まっていて、30℃のお湯を出してしまった使用人をクビにする始末です。

けれど、クラブの仲間たちは彼のことが好きで、彼らは実は内心賭けに勝ちたくない、 Phileas Fogg を勝たせたいと思っているのです。

なるほど80日間の冒険の様子を見ると彼が好かれるワケがわかります。

お金に汚くないのが一番の理由かな。
それから公明正大。
典型的な愛すべき 「イギリス紳士」 というところでしょうか。
なぜ「30℃の使用人」をクビにしたのか矛盾の残るところではありますが…

このGRはあらすじを追っただけの感じも否めないですが、この語数では仕方ないですね。

それから私としては 『80日間世界一周』 とくればイコール 「気球」 なのですが、これには気球がまったく出てきませんでした。

やはり映画を見たいところです。

突然ですが、『兼高かおる世界の旅』 を思い出してしまいました。
みなさんは再放送でご存知ですよね。