さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

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WASHINGTON SQUARE

2010-02-17 23:24:16 | Penguin Readers
Penguin Readers (2 Elementary) YL 2.4 語彙レベル600 総語数6800


Olivia De Havilland (オリヴィア・デ・ハヴィランド)主演の『女相続人』(1949年)で映画化されています。

タイトルの WASHINGTON SQUARE に大邸宅を所有し住むということは、まさしく富の『象徴』です。

ちょっと昔の東京で言えば、『田園調布』かな?


主人公の Catherine Sloper は賢いわけでもなく決して美人でもない何の取り柄もない(母親の遺産と父から引き継ぐであろう遺産を除いては)娘という設定です。

が、表紙を見てもお分かりの通り、これを見てからは絶対ストーリーをうまくイメージできませんでした。

どう見ても Catherine は美人で聡明に見えます。

原作は、あの The Turn of the ScrewHenry James ですので、例によって登場人物の心理を読み解くのが大変です

彼女に言い寄る Morris Townsend の本心がイマイチ分からない
普通に考えて、財産しか取り柄のない女にそんないい男が会ってすぐ言い寄るのは不自然ですよね。
原作ではストーリーは二転三転するようですが…
それに叔母である Lavinia Penniman も何を考えているかよく分からない…
本当に姪の幸せを考えているんだかどうだか…

こちらのGR版はだいぶ省略されていて、もっともっと分かりづらいです。

いずれ原作を読んでみたいけれど…
あまり自信がありません。