BROWN EYES

Penguin Readers (1 Beginner)　YL 1　語彙レベル３００　総語数１５００


本文の途中から、登場人物の会話や思ったことがコミック形式の吹き出しになっています。

私は読んでいて特に気にならなかったですが、好みで読みにくいと感じる人もいるかもしれません。


出会いから１３年間 Susan と Peter 夫婦は毎年休日を Lea-on-Sea の Hotel Vista で過ごしている。
ところが今年はどうも様子がおかしい。
Peter になりすました男がこの街にいるらしいのだ…

いったいその "そっくりさん" は何者なのか、何を企んでいるのだろうか…


という訳で、ドンドン引き込まれて読み進めていけますが、気をもたせられた割に、ラストで「あらら、、、」、「ひゅう～」と一気に失速、「これでおしまい」

まさに途中でハシゴをはずされたとはこのことでしょうか。

世の中不条理なことも多いけれど、もう少し説明がないと納得できません。

それに "そっくりさん" 、せめて双子とか整形なら許せるけれど、なんと昔スパイ映画とかで流行っていたベリッとはがす 『ゴムマスク』 着用だったんですよ～。

１３年も執念深く憎しみを抱き続けている男がすることにしては少々オチャラケた感じで違和感があります。

表紙が妙にリアルなので、テレビか映画の作品をＧＲにしたのかとも思えます。
でも探したけれど見つかりませんでした。


総語数がそれほど多くないので借りて（笑）読んでみてください。