Oxford Bookworms Library (Stage 2) YL 2.8 語彙レベル700 総語数7300
ロビンソン・クルーソーは有名すぎるので当然知っている話だと思っていたら、実は1度も読んだこともない未知のお話でした。
それにしても、こんなことってあるのでしょうか
仮にモデルらしき人がいたとしても、実話はあり得ませんよネ。
ロビンソン・クルーソーは1632年、ヨークに生まれた。
彼の父は商売で成功していて、彼には良い仕事について穏やかで快適な人生を送らせたいと考えていた。
しかし彼は冒険にあふれたエキサイティングな人生を望んでいた。
1651年、友だちに誘われ友だちの父の船でロンドンに向かったのが彼の最初の航海だった。
2度目のアフリカ ギニアへの航海の途中、トルコの海賊に襲われ2年間トルコ人の船長の奴隷となる。
その後小さな釣り船で逃走をはかり、漂流の末ポルトガル船に救助されブラジルに上陸する。
ブラジルで必死に働きお金持ちになるが、冒険の虫がうずいてきた頃、友だちにアフリカでの商売に誘われ、1659年、またまた海に出てしまう。
そしてお約束の大嵐。
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船は遭難し、ロビンソンだけが無人島に流れ着く。
彼はこの島に長い間いることになりそうだと感じて、長い木の切れ端にこう彫り付け、日付を毎日彫ることに決めた。
I CAME HERE ON 30TH SEPETEMBER 1659
それから長い長い彼の冒険、努力と工夫と忍耐の日々が続いたのでした。
彼がその島を出て故郷のイギリスに戻れることになったのは、1686年12月19日、
島に漂着してから、実に27年2ヶ月と19日後のことでした。
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で、さらにスゴイことには帰国後、彼は結婚し二男一女を儲けています。
「もう海の冒険も危険もまっぴら」 と言っていたのに、妻が亡くなってから、(ロビンソンが静かな生活に長いこと我慢できるわけがないと知っている)甥に誘われて、1694年にまたまたまたインド、マレーシア、フィリピンへの航海に出発したのでした。
お疲れさまで~す。