「さら」は「ごと」の意。
例文1
「それ さら ください」=「それごと下さい」
「さら さら もって こい」=「皿ごと持って来い」
「ちいせーころ は もも は かわ さら たべた もん ど」=「小さい頃は桃は皮ごと食べたものです」
「となり の おばちゃん に りんご を かご さら もらった じ」=「隣のおばさんに林檎を籠ごともらいましたよ」
「バンカーショット は すな さら もくひょうちてん に はこぶよう に うちゃー いい だ」=「バンカーショットは砂ごと目標地点に運ぶようにに打てば良いのだ」
「りんごぽりふぇのーる は かにく よりも かわ に たんと ふくまれてるで、かわ さら たべたほうが いい だじ」=「リンゴポリフェノールは果肉よりも皮に沢山含まれているので、皮ごと食べた方が良いですよ」
「なべ に はいってる おでん なべ さら もってって おくりや。 なべは あと で けーして くれりゃー いい で ね」=「鍋に入っているおでんを鍋ごと持って行ってください。 鍋は後で返してくれれば良いからね」
例文2
子供 「はい とうちゃん はこさらもってきたじ。」
父親 「おおー ありがとう。
おもかっつろ。」
例文2の標準語(?)訳
父親 「そこの蜜柑をこっちへ箱ごと持って来ておくれ。」
子供 「はい お父さん 箱ごと持って来ましたよ。」
父親 「おおー 有難う。
重たかっただろう。」