この土日は大学入試センター試験。私が受験したのは一九八七年だからまだ共通一次試験で、上田市にある信州大学繊維学部(こんな学部があるのである)まで二時間くらい掛けて二日間通った。仕事上の必要に迫られて、英語についてはこのところ実際に解いてみているのだが、当時の問題とはかなり違う。あえてひとことで言うなら実用性が重視されているということで、学力低下だ何だと言われてはいるが、英語に関しては一概にそうとも言えない。確かに些末な文法知識を問うたりする問題は少ないのだが、とにかく分量が多く、かなり長い英文(さほど難しくはないが)を要点を押さえながら読みこなしたり、ネイティヴでなければ分からないような表現を手持ちの知識を駆使しながら類推させるような問題が多い。センター試験ではリスニング試験も課されていて、私が受験生だったときもごく一部の大学の二次試験で実施されていたのだが、そうしたところを受験した私は例外中の例外という感じで、対策のたてようもなかった(そのせいだけではなかろうが、国立大学は落ちました)。
金曜の夜は某大手予備校の先生と飲んでいたのだが、センター試験の当日は問題の分析やメディアへの発表のために全国からエライ講師が本部に集結するそうな。傾向が変わると大騒ぎ、平均点の予測の精度をめぐって他の予備校と鎬を削り、と、なかなか大変そうである。(本当はひとごとではない。これから大変。)
最近の高校ではセンター試験の前日に「壮行会」とかいうのをやるところが結構あるそうで、調べてみるとどうやら西日本に多いようだが、学校の先生も大変である。まあ、いまは私立大学もセンター試験で代用できるところが多いため高校生の約半数が受験するということなので、重要性も私の時代とは違うのだろう。これも調べてみると、共通一次時代の現役高校生の志願率は十五パーセント程度とのこと。また、共通一次試験と呼ばれていたのは一九七九年から八九年の十一回。(PDF資料)
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小林繁急死との報道。びっくり。
金曜の夜は某大手予備校の先生と飲んでいたのだが、センター試験の当日は問題の分析やメディアへの発表のために全国からエライ講師が本部に集結するそうな。傾向が変わると大騒ぎ、平均点の予測の精度をめぐって他の予備校と鎬を削り、と、なかなか大変そうである。(本当はひとごとではない。これから大変。)
最近の高校ではセンター試験の前日に「壮行会」とかいうのをやるところが結構あるそうで、調べてみるとどうやら西日本に多いようだが、学校の先生も大変である。まあ、いまは私立大学もセンター試験で代用できるところが多いため高校生の約半数が受験するということなので、重要性も私の時代とは違うのだろう。これも調べてみると、共通一次時代の現役高校生の志願率は十五パーセント程度とのこと。また、共通一次試験と呼ばれていたのは一九七九年から八九年の十一回。(PDF資料)
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小林繁急死との報道。びっくり。