牛込日乘

日々の雜記と備忘録

オリンピックの季節

2010-02-13 23:52:17 | Weblog
カナダで冬季五輪が始まったらしい。で、スノーボードか何かの選手のあんちゃんが変な服装をしていたとか何とかで叩かれているらしいのだが、まあ、そんなものを種目にすること自体が阿呆なので、何をか言わんやという感じである。オリンピック種目に麻雀が入ったとしたら、代表選手として桜井章一阿佐田哲也(死んでるが)が出場するのだろうかと考えてみる。入場行進の途中で眠りだしたりして、大変である。

一九九八年の二月、急に思い立って一週間ほど一人でニューヨークに行ったのだが、エンパイア・ステートの麓にある古い安ホテルに泊まり、TVを付けたら長野オリンピックの中継をしていたことを思い出す。ハーレムのジャズクラブへのツアーに参加したら、十人くらいの客のうち日本人は私だけで、実家が長野にあると話すと「どうしてオリンピックを見に行かないの? 変わってるね」と言われた。余計なお世話である。

日本に帰るフライトで、後ろの席にアメリカ人の女性と三歳くらいの女の子の乗客がいた。聞くともなしに話を聞いていると、どうやら旦那がオリンピックの報道関係者で、長野まで会いに行くところらしい。フライト・アテンダントが「日本は私の一番好きな場所の一つよ。安全だし、清潔だし、いいものがいっぱいあるし。楽しんできてね」と声を掛けているのが聞こえた。たまにオリンピックの競技を見たとしてもまったく国粋的にならない私だが、こういうのを聞くと満更でもない気がする。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。